「地域・暮らし」 2014年1月のニュース一覧
2014年1月31日(金) 09:00 [地域・暮らし]
「ホーイホーイ」と厄払い
野原でサティパロウ/国指定重要無形文化財
国指定の重要無形民俗文化財「サティパロウ(里払い)」が30日、上野地区野原集落で行われた。子供パーントゥらを先頭に後方の女性たちが「ホーイホーイ」と唱えながら集落内を練り歩き、厄払いをした。
2014年1月30日(木) 09:00 [地域・暮らし]
懐かしい写真40点展示/ギャラリーTomoe
「西里大通り んきゃーん展」
宮古で最も歴史の古い商店街「西里大通り」の「んきゃーん(昔)」の様子を収めた写真展(主催・西里大通り商店街振興組合)が29日、ギャラリーTomoeで始まった。「温故創新」がテーマ。展示している写真は約40点。通りの荷馬車や丸勝百貨店の屋上遊園地を埋め尽くす子供たちなど古き良き時代(大正中期~昭和40年ごろ)の風情が目を引く。最終日の31日は午後7時から、Tomoeで元まる紅社長仲本正雄氏と、のむら代表野村安潤氏によるトークショーを開く。
2014年1月29日(水) 09:00 [地域・暮らし]
ふるさと百選に3団体
狩俣自治会 多良間「宗根」 JAオクラ部会
【那覇支社】県農林水産部は28日、2013年度「沖縄、ふるさと百選」の8団体を発表した。宮古地区からは平良狩俣自治会(上原正行代表)、多良間村の長瀬川・札屋・南・新池の4宗根(宮平行夫代表)、JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会オクラ専門部会(国仲常夫代表)の3団体が選ばれた。認定証の交付式は2月1日開催の「おきなわ花と食のフェスティバル2014」で行われる。
狩俣自治会の認定は集落部門で「地域間の連携で笑顔いっぱいふるさとづくり」。
同自治会は、Uターン者らに市営住宅の家賃補助を行うなど、定住促進に力を入れている。
また、修学旅行生の民泊受け入れや狩俣小、中学校の児童生徒を対象にした農漁業体験を実施している。
このような活動を通して連帯意識の向上や地域の活性化、他地域との交流に寄与していることが高く評価された。
同じく集落部門で認定された多良間村の四つの団体兼祭場「宗根」の認定名は「村をあげてゆがぷう(豊年)を願うふるさとづくり」。
四つの「宗根」はスツウプナカのまつりで祭場が設けられ、各々の祭場に五つの「座」が設置される。男性はいずれかの座に参加。年齢を重ねるごとに座を移動し、知識や役割を教え合っている。
村を挙げて豊年に感謝し祈る心が継承されていることが評価された。
JAのオクラ専門部会は、オクラ料理を考案したり、「オクラ讃歌」を作詞作曲し披露するなど、ユニークな活動が認められた。
生産者と行政が一体となって生産拡大に取り組み、13年度には県の拠点産地に認定された。
生産部門での認定で、認定名は「畑(ぱり)ジャン、畑(ぱり)ジェンヌの愛を込めたオクラでふるさとづくり」。
県は、農林水産業と関わりを持ち、地域が誇れる魅力あるふるさとづくりに取り組んでいる団体を「沖縄、ふるさと百選」として認定し県民に広く紹介している。
農山漁村に対する理解を促進し、地域活性化に寄与することが目的。
今回の認定を含めてこれまでに集落部門35件、生産部門44件、交流部門27件の計106団体が認定されている。
2014年1月29日(水) 09:00 [地域・暮らし]
にぎやかに新年会、敬老会/在沖狩俣郷友会
にぎやかに新年会、敬老会/在沖狩俣郷友会
総会で新会長に根間さん
【那覇支社】創立45年目を迎えた在沖狩俣郷友会は26日、2013年度の定期総会と新年会、敬老会を那覇市内のホテルで開いた。約200人の郷友らが参加。伊川哲夫会長はあいさつで「きょうは郷友会の45歳の誕生日。次の50歳を目指し、さらに団結を深めていこう」と呼び掛けた。
2014年1月28日(火) 09:00 [地域・暮らし]
夢実現の体験語る/てぃだフォーラム
トークショーや基調講演
宮古島地域雇用創造協議会(会長・長濱政治副市長)主催の「てぃだフォーラム」が25日、城辺公民館で催された。モデルでNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」でヒロイン純の兄嫁役を演じた高橋メアリージュンさんとモデルの前田希美さんによるトークショーが行われ、芸能界で活躍する2人が「夢を追うこと」とのタイトルでトークを繰り広げた。基調講演は三重県多気町まちの宝創造特命監の岸川政之さんが「君が持つ無限の可能性」と題して講演した。また、市公設市場内でカフェ「んまがぬ家」を運営する高校生仕事クラブがこれまでの活動を紹介するなど、多彩なイベントで会場は盛り上がった。
2014年1月26日(日) 09:00 [地域・暮らし]
大人の絵本セラピー開催/絵本セラピスト協会
岡田代表「感想は内面の現れ」
「人間関係がちょっと楽になる 大人のための絵本セラピー」が25日、市内のカフェで開かれた。絵本セラピスト協会(東京)代表で「絵本のソムリエ」こと岡田達信氏が講師を務め、大人が絵本を読んで感じることはその人の内面にあるものであり、ほかの人と感想を聞くことで自分自身について気付くことができることなどを紹介した。
2014年1月22日(水) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済, 社会・全般]
那覇で誘客活動展開へ/JTB宮古会ら
2年連続40万人達成へ気勢
JTB宮古会(豊見山健児会長)、KNT宮古会(根間靖会長)、J・TAP協力会宮古支部(平良勝之支部長)は21日、沖縄本島からの観光客誘客を目的としたキャンペーンと県内旅行社などとの新年会に向け那覇へ出発した。25人が参加し「オール宮古でPRしていこう」と観光入域客万人達成へ意気込みを示した。
2014年1月13日(月) 09:00 [地域・暮らし]
緑の街角賞に国吉さん宅/市民実践協グリーン部会
平良鏡原 きめ細かな庭造り評価
宮古島市民運動実践協議会グリーン部会(友利吉博部会長)は12日、市役所みどり推進課で2013年度第31回「緑の街角賞」の審査結果を発表した。大賞に当たる「緑の街角賞」には国吉文雄さん宅=平良字下里(鏡原)=が選ばれた。緑化推進賞は小禄博信さんさん宅=上野字新里=、植栽美化賞は佐和田弘道さん宅=平良字東仲宗根=が受賞した。
2014年1月10日(金) 09:00 [地域・暮らし]
インフル患者数が急増/宮古保健所
予防対策呼び掛け
宮古管内でのインフルエンザ患者報告数が第1週(昨年12月30日~1月5日)の一定点医療機関当たり6・25人となり、前週(昨年12月23~29日)の1・25人に比べ急増していることが県宮古福祉保健所のまとめで分かった。同所では年末年始で多くの人の移動があり、それに伴いインフルエンザウイルスが広がったのではないかと指摘し予防対策を呼び掛けている。
患者数を年代別で見ると30歳代が8人と最も多く、次いで20歳代6人、5~9歳4人、0~4歳、80歳代ともに2人などで、3人の入院患者の報告もある。
同所では20歳以上の割合が高まっていることや高齢者の患者が報告されていることから今後、感染が広がる恐れもあるとして手洗いやうがいの励行、マスクの着用など十分な注意を呼び掛けている。
一定点医療機関当たり 一つの医療機関に1週間で何人の患者が訪れたかを知る方法。宮古地区では人口比から、インフルエンザについては四つの医療機関が指定されている。この医療機関の平均患者数が宮古地区における目安となる。保健所では、1週間での患者数が一定点当たり10人を超えると注意報を発令している。
2014年1月5日(日) 09:00 [地域・暮らし]
「また来年来るんだよ」
帰省客のUターンで混雑/宮古空港
年末年始を宮古島で過ごした人たちのUターンラッシュが始まっている。4日の宮古空港はUターン客と見送りの人たちで終日混雑した。「気を付けてね」「また来るんだよ」。大きな荷物を抱えた人たちが家族や親戚、友人らに見送られ古里を後にした。
2014年1月5日(日) 09:00 [地域・暮らし]
初日に歓声湧く/比嘉ロードパーク
雲間から橙色の太陽
初日の出を一目拝もうと1日、比嘉ロードパークには多くの家族連れや観光客が訪れた。水平線にたなびく雲間から橙色に輝く太陽が姿を見せると「きれい、見られて良かった」などの歓声が湧いた。