「産業・経済」 2014年2月のニュース一覧
2014年2月28日(金) 09:00 [産業・経済]
宮古島ともうすぐ一つに/伊良部大橋
来年1月開通まで1年切る
圏域住民の長年の夢だった伊良部大橋は、2015年1月開通(予定)まで1年を切った。人口5500人規模の伊良部島と約5万人の宮古島が短時間で行き来でき、経済や観光面、農業振興に大きな期待が掛かる。本橋部は延長3540㍍のうち3040㍍の連結が完了(今年2月現在)。残りは500㍍で、もうすぐ宮古島と伊良部島が一つになる。
2014年2月28日(金) 09:00 [産業・経済]
適切管理で増収を/サトウキビ株出し栽培
管理機実演会で認識共有
サトウキビの株出しを管理する機械の実演会が27日午後、平良松原の圃場で行われた。生産農家ら関係者約50人が参加し、適切な株出し管理に伴う増収に向けて認識を共有した。宮古ではここ数年、株出しが急速に拡大しており、今期の利用申込面積は776㌶。27日現在「利用は順調」(さとうきび対策室)で施工率は4~5割とみられる。
2014年2月26日(水) 09:00 [産業・経済]
タイの製糖企業が視察
小型ハーベスター利用など
沖縄のハーベスター利用状況視察のためタイ国から24日来島したチラデット・ウサワット氏=巨大製糖企業「ミットポール」最高経営責任者=らは2日目(25日)は、沖縄製糖宮古工場を視察した。砂川玄悠専務の工場案内を受けたチラデット氏は「きれいに管理されている」と感想。ハーベスターについては「小回りが利く小型の稼働状況が参考になった。タイへの導入を検討したい」と積極姿勢を見せた。
2014年2月22日(土) 09:00 [産業・経済]
口蹄疫想定し実働演習/県農水部
関係者100人参加 死亡家畜の埋却方法など確認
「死亡家畜の埋却等に係る初動防疫演習」をテーマにした2013年度第4回県特定家畜伝染病防疫実働演習(主催・県農林水産部、実施主体・宮古農林水産振興センター家畜保健衛生所)が21日、宮古合同庁舎と市内長間地区の共同埋却候補地(市有地)で行われた。宮古で口蹄疫よる死亡家畜を想定した埋却実働演習が実施されたのは今回が初めて。県・市、JAおきなわ、獣医師会、家畜改良協会、建設業協会などの関係者ら約100人が参加し、死亡牛の埋却方法などの作業を確認した。
2014年2月21日(金) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
「懐かしい故郷の香りだ」
具志堅用高さん宮糖を見学
白井・具志堅スポーツジム会長の具志堅用高さんと宮古島で合宿中の同ジムの選手たちが20日、城辺字砂川の宮古製糖を訪れ工場を見学した。工場全体に漂う甘いサトウキビの香りを吸い込んだ具志堅さんは「懐かしい故郷の香りだ」と笑顔で話した。
2014年2月21日(金) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
市長が工場関係者を激励/沖糖宮糖
引き続き安全操業を
下地敏彦市長は20日、1月8日の操業開始以来、24時間体制で安全操業を続けている沖縄製糖宮古工場と宮古製糖城辺工場を訪問し、両工場の関係者を激励、元気づけた。ジュース、玄米ドリンクを贈り、両工場のさらなる発展を祈念するとともに無事故・無災害を願った。
2014年2月21日(金) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済]
12人2団体の受賞祝う/県野菜品評会ふるさと百選
農水大臣賞の伊佐さんら
JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会(池間義光会長)は、おきなわ花と食のフェスティバル2014県野菜品評会(今月1、2日開催)の受賞祝賀会を20日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで開催した。同品評会で入賞し祝福を受けたのは最高賞の農林水産大臣賞を受けた伊佐博勝さん(カボチャ、金賞)=伊良部=ら11人。「沖縄ふるさと百選」に認定されたJA宮古地区オクラ専門部会、県農林漁業賞のJA宮古地区とうがん専門部会上野支部、創意工夫部門の友利勝幸さん(ゴーヤー)=城辺=らの受賞もたたえた。
2014年2月20日(木) 09:00 [産業・経済]
子牛49万8000円の高値/2月肉用牛競り
全国的な子牛不足影響
宮古家畜市場の2014年2月期の子牛平均価格は49万8000円と高値水準を維持し、前月比では1万5500円上げた。畜産関係者らは農家の高齢化に伴う全国的な子牛不足や枝肉価格の上昇傾向などが価格を押し上げていると分析。今月は新規大口購買者の参入も引き合いを強める要因となった。
2014年2月19日(水) 09:00 [産業・経済]
副産物で産業興し/バイオエタノール
商品開発に残渣液
アミノ酸活用も促進/キビ戦略会議
2014年2月19日(水) 09:00 [産業・経済]
県1位獲得に意欲/サトウキビ競作会
上里さんの圃場で全刈り調査
県糖業振興協会の2013-14年期サトウキビ優良事例調査(競作会)宮古地区全刈り作業が18日、平良荷川取にある地区代表の上里豊一さん(71)の圃場で行われた。関係団体の職員と地元の農家ら40人が参加して審査用のサトウキビを収穫した。上里さんは「県1位を取りたい」などと意欲を示した。審査結果の発表は4月下旬。
2014年2月17日(月) 09:00 [産業・経済]
沖糖が操業を再開
ハーベスター順調に稼働
雨天続きでハーベスターが稼働せず原料(サトウキビ)が不足したため14、15の両日、操業を休止していた沖縄製糖宮古工場は16日再開した。14、15日は天気に恵まれて、ハーベスターによる収穫や手刈りが順調に進み、畑に多くの原料がストックされた。
2014年2月14日(金) 09:00 [産業・経済]
14、15日操業休止/沖縄製糖
雨続きハーベスター稼働せず
沖縄製糖宮古工場は雨天続きでハーベスターが稼働せず原料(サトウキビ)が不足しているため14、15の両日、操業を休止する。その間に原料をためて16日に再開する予定。ただ同日に雨が降った場合は、再開を延期することもある。
2014年2月14日(金) 09:00 [産業・経済]
13年度収支 2800万円の黒字見込む/マリン社取締役会
債務残高は支払い猶予
ホテル棟売却、駐車場有料が要因
【那覇支社】宮古島マリンターミナル社(社長・下地敏彦市長)の第49回取締役会が13日、那覇市のホテルロイヤルオリオンで開かれた。取締役会では株式名義書き換えの承認と2013年度収支実績・14年度収支見込みなどが報告された。取締役会終了後、下地市長の説明によると、同社株式を会社名義で取得していた仲間組の会社清算による、社長個人への名義書き換えが承認された。
2014年2月13日(木) 09:00 [産業・経済]
野ネズミ被害深刻/池間島
キビを食い荒らす/採算合わず収穫放棄も
池間島でサトウキビの茎を食い荒らす野ネズミ被害が、今年も深刻化している。被害がひどく収穫を放棄した畑も見られる。今後野ネズミ撲滅に住民、行政一体となった強力な対策が求められそうだ。
2014年2月13日(木) 09:00 [産業・経済]
既存製氷機取り換えへ/宮古島漁協
総事業費約2億円 沖縄漁業基金など活用
2014年度に宮古島漁協(粟國雅博組合長)の製氷冷凍施設内で老朽化した既存製氷機2基などが全て撤去され、新しい設備に取り換えられる計画が進められている。12日、同漁協、市、県への取材で分かった。これまで製氷機の相次ぐ故障で多額の修繕費を負担しており、早期の整備完了に伴う供用開始に期待が寄せられている。総事業費は約2億円を見込む。
2014年2月13日(木) 09:00 [産業・経済]
県外野菜高値スタート
JA1月末実績 品薄が相場上げる
JAおきなわ宮古地区営農振興センターが取り扱う今年の本土出荷野菜は、高値スタートを切った。高値の要因には、品薄に加えて宮古産野菜の品質の良さを挙げた。同センターが昨年4月から今年1月までに取り扱った県外出荷野菜の総販売額は、前年同期と比べ微増の4億1100万円。総出荷量は1368㌧で前期比104㌧(8%)増えた。
2014年2月11日(火) 09:00 [産業・経済]
地元野菜510㌔贈呈/JA宮古地区本部
JAおきなわ宮古地区本部(新城武一郎本部長)が10日、市内小学校と福祉施設の青潮園、宮古更生園に地元産の野菜を贈呈した。地産地消推進活動の一環。小学校には「給食記念日(1月24日)」にちなみカボチャ300㌔、両福祉施設にトウガン150㌔とゴーヤー60㌔の合わせて210㌔を贈った。
2014年2月9日(日) 09:00 [産業・経済]
キビ糖度は西高東低/宮古本島操業1カ月
沖糖13・6度、宮糖12・9度/塩害や干ばつの影響差か
サトウキビを原料に砂糖を製造している宮古本島内製糖2工場(沖縄製糖宮古工場、宮古製糖城辺工場)は1月8日の操業開始から、1カ月経過した。7日現在の平均糖度は沖糖が基準糖度帯(13・1~14・3度)を上回る13・6度。宮糖が12・9度。原料区を島の東西に分ける両工場の糖度は西側の沖糖が東の宮糖と比べて0・7度高い。
2014年2月4日(火) 09:00 [産業・経済]
宮古産野菜が金賞受賞/花・食フェスタ野菜品評会
伊佐さん(JA伊良部)農水大臣賞/品質高く、入賞者11人
【那覇支社】1、2の両日、那覇市の奥武山総合運動公園で開催された「おきなわ花と食のフェスティバル2014」(主催・同推進本部)の野菜品評会で、宮古地区から出品した「カボチャ」「ゴーヤー」「トウガン」の3種が見事、金賞を射止めた。トウガンとゴーヤーは金銀銅の上位3賞を独占。宮古島産野菜の品質の高さを誇った。