「産業・経済」 2014年5月のニュース一覧
2014年5月31日(土) 09:00 [産業・経済]
早くもマンゴー収穫/ユートピアファーム
通常のハウスより1カ月早く
ユートピアファーム宮古島(上地登代表)=上野大嶺=がハウスにボイラーを設置して、加温栽培した2014年産マンゴーの収穫が今月20日ごろから始まった。通常のハウスの収穫開始は6月20日ごろを見込んでおり、それより約1カ月早い。着果率は9割と宮古地区平均の約5割よりかなり高い豊作を見込む。紅の色乗りが良く、1個平均果重は500㌘と大きい。
2014年5月29日(木) 09:00 [産業・経済]
伊良部大橋 地続きまで210㍍
全体の進ちょく率94%/8月下旬~9月上旬連結予定
宮古本島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋の上部工事連結式が、8月下旬から9月上旬に掛けて開催される。連結式では事実上、大橋延長4310㍍(本橋部3540㍍、2本の海中道路計600㍍、2本の取付橋梁計170㍍)が初めて一つの線としてつながる。連結式に伴い、工事はいよいよ来年1月開通に向け、大きく前進する。
2014年5月28日(水) 09:00 [産業・経済]
E3の一般販売スタート/テープカットで開始祝う
関係者らが給油所開所式典
宮古島のサトウキビを原料としたバイオエタノールを3%混合したE3ガソリンの一般販売が27日から、宮古給油所のE3宮古給油所(旧NEDOE3専用給油所)でスタートした。実証実験ではなく一般向けにE3が供給されるのは宮古島では今回が初。発売開始を前に開所式典が行われ、関係者らがテープカットをして事業開始を祝った。
2014年5月28日(水) 09:00 [産業・経済]
総収益2億5000万円/宮古森林組合13年度実績
森林整備部門 過去2番目の高収益
宮古森林組合(代表理事組合長・下地敏彦市長)の2014年度通常総会が27日、宮古林業総合センターで開かれ、13年度業務報告、新年度事業計画など7議案について審議し、全会一致でこれらを承認した。
2014年5月27日(火) 09:00 [産業・経済]
農水基盤整備予算86億円/14年度宮古
県全体の3割占める/かんがい、圃場に9割計上
県宮古農林水産振興センターと宮古島市、多良間村を合わせた宮古地区の2014年度農林水産基盤整備事業の当初予算は前年度当初と比べ4・7%減の82億7300万円となった。13年度補正の4億600万円を加えた総額は86億7900万円で、県全体予算の3割を占める。主要事業の圃場整備やかんがい施設整備などを行う農業農村整備事業には全予算の9割以上の80億1200万円を計上した。前田幹男県農林水産振興センター所長が26日、記者発表した。
2014年5月25日(日) 09:08 [産業・経済]
マンゴーをブランド化へ/栽培技術の底上げ後押し
2年後の反収1㌧目標/地域農業総合指導事業
県宮古農林水産振興センター農業改良普及課(平良正彦課長)は、宮古島市産マンゴーのブランド化を目標に2014年度から地域農業振興総合指導事業に取り組む。対象は宮古島市内のマンゴー生産農家。県や市、JAの職員が連携して、栽培技術の高い水準への底上げを後押しする。事業を終了する年度の数値目標には反収1㌧(13年0・8㌧)、秀品率20%(同9%)を示した。
2014年5月24日(土) 09:00 [産業・経済]
宮古島産牛がチャンピオン/山形県の枝肉共進会
肉質の良さアピール
宮古島で生まれた雌牛が山形市内の山形県食肉公社で先月下旬に開催された第19回山形県家畜商業協同組合牛枝肉共進会でチャンピオン賞に輝き、宮古島産和牛の肉質の良さをアピールした。宮古島の血を引く牛が山形県内の枝肉共進会でチャンピオンになったのは今回を含めて3度目。JAみちのく村山畜産部販売指導課の金田勝課長補佐は「宮古の牛は沖縄県の各産地の中で、肉質レベルが高い」と評価した。
2014年5月23日(金) 09:00 [産業・経済]
14年度販売 8億9500万円を計画/JA野菜・果樹出荷連絡協
安全な生産に決意
JAへの出荷団体・宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会(池間義光会長)は22日、JA宮古地区本部で第12回定期総会を開き、2013年度の事業報告や14年度の事業計画などを承認した。ゴーヤーやカボチャなど各品目合計の14年度販売額は13年度実績の8億5500万円より約4000万円多い8億9500万円を目指す。役員改選も行い、会長に池間さんを再任した。
2014年5月23日(金) 09:00 [産業・経済]
どうなる太陽光発電/沖縄電力
受け入れ限界を説明/参加企業「もっと情報提供を」
2014年5月22日(木) 09:00 [産業・経済]
E3、初の一般販売へ/宮古島産キビ原料
27日から宮古給油所で/実証実験施設を転用
宮古島のサトウキビを原料としたバイオエタノールを3%混合したE3ガソリンの一般販売が、今月27日から宮古給油所のE3宮古給油所(旧NEDOE3専用給油所)でスタートする。実証実験ではなく一般向けにE3が販売されるのは宮古島では今回が初となる。価格はレギュラーガソリンより1㍑当たりで1円安く設定される。
2014年5月21日(水) 09:00 [産業・経済]
8品目追加し内容充実/農林水産物流通不利性解消事業
新年度予算28億円計上
県農林水産部流通加工・推進課は20日、県産農林水産物の本土への輸送費を補助する流通条件不利性解消事業の2014年度説明会を県宮古合同庁舎で開催した。12年度から始まった同事業は3年目。今年度は対象品目に観葉鉢物やドラゴンフルーツ、キノコ、肉用牛(成牛)など8品目を追加し、事業内容の充実を図った。事業予算は一括交付金を活用し、28億円を組んだ。
2014年5月17日(土) 09:00 [産業・経済]
接続保留190件に/太陽光発電
沖縄電力、22日に説明会
沖縄電力の宮古島電力系統の太陽光発電接続可能量が超過しそうになっている問題で、同社が新規の接続を希望する事業者や個人に対して回答を保留している件数が約190件(4月23日現在)に上ることが分かった。3月10日時点の20件から大幅に増えている。沖電は接続可能量の拡大に努めているが、今後は新規接続を希望する事業者に出力抑制などの一定条件を示しながら接続の可能性を探る。22日には説明会を開催する。
2014年5月17日(土) 09:00 [産業・経済]
株出管理機利用面積は922㌶
全収穫面積の2割 地区全体で62台稼働
昨年の暮れから今年の春にかけて収穫したサトウキビ畑のうち株出管理機を利用した面積は、宮古地区全体で922㌶に上った。全収穫面積4859㌶の約2割を占めた。同機は株ぞろえや肥料、農薬、除草剤散布などの作業を同時にこなせる優れもの。同機を入れた畑のキビは株の高さがそろい、青々と順調に育っている。
2014年5月16日(金) 09:00 [産業・経済]
63億8600万円融資/沖縄公庫宮古支店13年度
設備資金6割39億円/旺盛な投資意欲反映
沖縄振興開発金融公庫宮古支店(中山道哉支店長)の2013年度融資実績は568件、63億8600万円となった。中山支店長が15日発表した。資金の用途別構成比は設備資金が6割を占め、前年度まで同資金を上回っていた運転資金と逆転した。中山支店長は「好調な農業や観光、公共工事を背景に企業の投資意欲が高まり設備資金が伸びた」とおう盛な需要の理由を分析した。
2014年5月15日(木) 09:00 [産業・経済]
株出しの反収は低調/キビ作型別生産実績
積拡大も収量伸びず/管理徹底など課題に
宮古島市はこのほど、2013-14年産サトウキビの作型別生産実績を地区別にまとめた。夏植えにおける全体の反収(10㌃当たりの収量)は前期と比べて200㌔増の7・8㌧と好成績だったが、収穫面積が急速に広がっている株出しは同比150㌔減の5・1㌧と低調。目標の5・5㌧に及ばず課題を残した。地力を高めることと農業用水の安定確保、株出し管理の徹底が求められる。
2014年5月13日(火) 09:00 [産業・経済]
前期比12%増の67㌧出荷/JAオクラ13年期作
「ふるさと百選」盛大に祝う
JAオクラ専門部会(国仲常夫部会長)の2013年期作(13年3~12月出荷)の出荷報告会が12日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで開催された。同期は拠点産地認定が追い風になり出荷量は67・5㌧と前期の60・2㌧と比べ7・3㌧(12%)の大幅増。販売額は5369万円(前期比361万円、7%増)となった。役員改選も行い長間武夫さんを新会長に承認した。
2014年5月11日(日) 09:00 [産業・経済]
ミネラル豊富「あま~い」/黒糖の日でキャンペーン
園児がかち割り/県農林水産振興セ
「黒糖の日」の10日、県宮古農林水産振興センター(前田幹男所長)はJAの「あたらす市場」で消費拡大キャンペーンを開催した。多良間産のかち割り黒糖30㌔を無料配布。心愛保育園(砂川美恵子園長)の園児たちが元気いっぱい踊りを披露し、花を添えた。前田所長は「黒糖はミネラル、ビタミンが豊富で、健康にいい食材」とPRした。
2014年5月10日(土) 09:00 [産業・経済]
農産5品目の関税維持を/TPP交渉
JAグループ 国益確保求め集会
2014年5月10日(土) 09:00 [産業・経済]
大物本マグロ上がる/宮古島漁協
300㌔超で港活気づく
2014年5月10日(土) 09:00 [産業・経済]
船舶輸送、今年も併用/14年産マンゴー
積み残し回避へ対策/生産量は600㌧見込む
宮古地区青果物流通対策推進協議会(前田幹男会長)は9日、2014年度の第1回会議を県宮古合同庁舎で開き、来月にも始まる14年産マンゴーの滞貨回避に向け輸送体制を確認した。生産量は前年並みの600㌧前後を見込み、収穫ピーク期の7月上、中旬には、今年も船舶・航空複合輸送が避けられない見通しとなった。
2014年5月9日(金) 09:00 [産業・経済]
宮古島産をアピール/「ゴーヤーの日」キャンペーン
消費拡大へ激安販売
安全で安心な宮古島産ゴーヤーを広くアピールし、さらなる消費拡大を目指した2014年宮古地区「ゴーヤーの日」キャンペーン(主催・同実行委員会)が8日、JAファーマーズマーケットあたらす市場で開催された。即売では、みずみずしいゴーヤーが1袋50円で販売され、山積みされたゴーヤーは飛ぶように売れた。
2014年5月8日(木) 09:00 [産業・経済]
1袋50円きょう販売/JAあたらす市場
ゴーヤーの日キャンペーン
きょう5月8日は「ゴーヤーの日」。宮古地区ゴーヤーの日実行委員会は7日午後、JAファーマーズマーケットあたらす市場前で会見を開き、きょう8日に同市場で開くキャンペーンの内容を告知した。今年はゴーヤー1袋(500㌘前後)を50円で販売、前の年より8円安くした。約3800袋を準備する。
2014年5月2日(金) 09:00 [産業・経済]
新会長に下地米蔵氏
九州建設業協 「足腰強い会に」
【那覇支社】九州・沖縄各県の建設業協会で構成する九州建設業協会(九建協)は、先月22日に那覇市内で九州8県の会長による会合を開き、新しい会長に県建設業協会長の下地米蔵氏(59)=大米グループ会長=を選出した。任期は2年。2014、15年度は持ち回りで県建設業協会長が九州地区会長を担当する。県内では1998年に就任した國場幸一郎氏(当時國場組社長)に続く選任となる。
2014年5月2日(金) 09:00 [産業・経済]
「ちゅらしま」初入港
琉球海運 新造の大型貨物船/船内見学実施
琉球海運(那覇市、山城博美社長)が博多-那覇-先島(宮古、石垣)に就航させた新造貨物船「ちゅらしま」(9483㌧)が1日午後、平良港に初めて入港した。関係企業の代表らが船内を見学し、大型貨物船の就航に伴う物資輸送体制の拡充を祝った。
2014年5月1日(木) 09:00 [産業・経済]
物資輸送体制が拡充/琉球海運の新造貨物船
きょう平良港に入港/1万㌧級、安定就航へ
琉球海運(那覇市、山城博美社長)が博多-那覇-先島(宮古、石垣)に就航させた新造貨物船「ちゅらしま」(9483㌧)が1日午後、平良港に初めて入港する。同船はトレーラーや乗用車をそのまま積み込める「RO-RO船」。強風時には大型船の接岸が難しい平良港だが、スラスターという推進器でスムーズな離・接岸に対応する。1万㌧級の貨物船の安定就航に伴い、宮古島への物資輸送体制が拡充する。