「産業・経済」 2014年11月のニュース一覧
2014年11月30日(日) 09:00 [産業・経済]
巨大イタチザメを駆除
サメよる一本釣り漁業などの被害を防ごうと、宮古島漁業集落(根間研二代表)は29日、漁業再生事業でサメ駆除が行われ、体長3・4㍍、重さ430㌔の巨大イタチザメなどが駆除された。見物に訪れていた市民らは「こんな巨大サメを見たのは初めて」と驚きの声を上げていた。
2014年11月29日(土) 09:00 [産業・経済]
沖糖、来月19日操業開始/26年ぶり年内
生産量、15万㌧の豊作/地区全体では34万㌧見込む
沖縄製糖宮古工場は28日までに、2014-15年期サトウキビの製糖操業を12月19日に開始することを正式に決めた。年内の開始は26年ぶり。今期の生産量が15万㌧(沖糖管内)に達することや、早熟品種の割合が高くなっていることなどを踏まえて判断した。宮古製糖は近く開く役員会を経て操業日程を決める。伊良部、多良間を含む今期宮古地区全体の生産量は34万㌧が見込まれている。
2014年11月26日(水) 09:00 [産業・経済]
農家手取額水準の確保を/県農業代表者大会
キビ農家が保護訴え/600人参加し宣言採択
【那覇支社】2014年産さとうきび価格・政策の確立に向けた「県農業代表者大会」(主催・県さとうきび対策本部)が25日、南風原町立中央公民館で開かれた。県内各地のサトウキビ生産農家や農業機関の関係者ら約600人が集結し、政府のTPP(環太平洋経済連携協定)交渉で守り抜く国益の実現と農家手取額水準の確保などを求める大会宣言を採択した。宮古から6地区の生産組合やJA宮古各支店の代表者19人が参加した。
2014年11月22日(土) 09:05 [地域・暮らし, 産業・経済]
クルマエビを初出荷 今期生産量は35㌧
売上1億4000万円超見込む
宮古島漁協は21日、高野漁港内にある自営の車海老養殖場で生産した今期産クルマエビを初出荷した。初荷は約200㌔、東京築地市場などに送る。同日の初荷式には県や市の水産関係者らが多数出席し、今期産クルマエビの高値取引を祈願した。今期生産量は前期比10㌧増の35㌧、販売額は1億4000万~1億4500万円を見込む。出荷は来年6月中旬まで続く。
2014年11月22日(土) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 産業・経済]
栽培実証施設が起工 ポットファーム
新しい農業の形態に期待
宮古島市のポットファーム栽培実証施設が21日、上野野原で起工した。この実証施設では1鉢ずつ独立したポットでトマトを栽培する。コンピューターで生育を管理し、クリーンエネルギーを活用する新しい農業の形態を実証する。
2014年11月22日(土) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済, 社会・全般]
創立50年「スタート元年」強調 宮古島観光協会
記念式典・祝賀会催す
宮古島観光協会の創立50周年記念式典と祝賀会が21日、市内ホテルで開催された。島内外から観光業界関係者の多数が出席して創立50周年の節目を祝った。豊見山健児会長は「新たなスタート元年」と強調。宮古観光の一層の振興に全力で取り組む決意を示した。
2014年11月22日(土) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
コーラル社 市持ち株6000株を譲渡
沖縄製粉と基本合意契約交わす
コーラルベジタブル社(社長・下地敏彦市長)の株式6000株を沖縄製粉(竹内一郎社長)に譲渡するための基本合意契約締結式が21日、市平良庁舎市長室で行われた。両者が署名押印した書面を下地市長と沖縄製粉の宮平武美専務が取り交わした。同基本合意契約の締結によって仮契約がなされ、12月中旬に予定する株式譲渡本契約に向けて、沖縄製粉はコーラル社の細かな経営、財務調査などの内部調査を開始する。
2014年11月21日(金) 09:00 [産業・経済]
キビ増産基金確保へ一丸/14年度運動方針説明会
交付金増額要請へ
2014年度サトウキビ運動方針に関する説明会が20日、JAおきなわ宮古地区本部で開かれた。生産者ら約120人が参加して年末年始に実施する運動方針を確認。今年度で終期となるサトウキビ増産基金に代わる追加予算対策および生産者への交付金増額を要請し、再生産可能な支援の確保に全力で取り組む。今回の交渉で決める交付金は15-16年産に適用。今期14-15年産の交付金は1㌧当たり1万6420円。
2014年11月20日(木) 09:00 [産業・経済]
子牛、過去最高57万円/11月期肉用牛競り
キロ単価も2291円高値/一方で農家マナーが欠落
JAおきなわ宮古家畜市場の11月期肉用牛競りが19日開かれ、子牛1頭平均価格に過去最高の56万9903円が付いた。1頭当たりの最高額は80万円。平均キロ単価も2291円の高値だった。成牛を含む総販売額は2億1500万円の大商いで、市場は終日活気付いた。一方で子牛に番号札を張り付けないなど農家のマナーが著しく低下。ある購買者は「牛は最高だが農家のマナーは最低だ」と苦言を呈している。
2014年11月20日(木) 09:00 [産業・経済]
宮古地区4団体、11個人表彰/県たばこ耕作組合
県内最多、優良耕作地誇る
【那覇支社】県たばこ耕作組合(砂川利勝組合長)の2014年度表彰式が19日、那覇市内のホテルで開かれ、優良耕作者など18個人、8団体を表彰した。 宮古地区からは、全国たばこ耕作組合中央会表彰の川満晃裕さんや優良耕作者の狩俣寿男さんら個人11人、優良総代区の下地第1など4団体と、今年度も表彰された個人・団体数は県内最多となり、葉タバコ生産の優良耕作地を誇った。
2014年11月19日(水) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
かん水作業が終了/市干ばつ対策会議
宮古島市の干ばつ対策会議が18日開かれ、少雨の影響で先月中旬から実施されてきた大型トラックによるかん水作業を終えることを確認した。16、17の両日に雨が降ったことや、今後の気象条件などを踏まえて判断した。かん水はサトウキビ畑を中心に行われ、開始から約1カ月間で稼動したトラックの台数は延べ2951台に上った。宮古島地方では21、22の両日ともに雨が予想されており、少雨傾向の解消が期待される。
2014年11月14日(金) 09:00 [産業・経済]
農業の可能性探る/宮古地域農林水産業推進会議
農家ら研究の成果発表/牛の削蹄メリットなど紹介
宮古地域農林水産業振興発表会(主催・宮古地域農林水産業推進会議)が13日午後、県宮古合同庁舎で開かれた。生産農家や関係団体の職員がサトウキビ、施設園芸、畜産など各分野における研究・調査発表を行い、牛の削蹄に伴う経済的メリットや規格外マンゴーの可能性に触れた。参加農家らは発表に聞き入り、農業の魅力を再確認した。
2014年11月13日(木) 09:00 [産業・経済]
イネヨトウ 全島防除へ
交信かく乱法3月開始/農家、実施団体が一丸
サトウキビを食害するイネヨトウの防除作業が宮古全島で実施されることが決まった。フェロモン剤を使用して成虫の交尾を阻害する交信かく乱法を3月に実施する。事前説明会が12日午後、JAおきなわ宮古地区本部で開かれ、参加農家がフェロモンチューブを使う防除法を確認した。面積7500㌶で実施する防除は国内最大規模。農家、関係団体が一丸となって効果的な防除に取り組む。
2014年11月9日(日) 09:00 [イベント, 産業・経済]
自慢の特産品がずらり/宮古の産業まつり開幕
交流都市の物産も販売
第37回宮古の産業まつり(主催・同まつり実行委員会)が8日、市民球場屋内練習場とその周辺で開幕した。初日から多くの市民が来場し、年々発展を遂げる宮古の産業に触れながら、ずらりと並んだ特産品を品定めし、気に入った商品を買い求めていた。また、会場には宮古島市の友好交流都市の物産も販売され、リンゴや米、日本酒などが飛ぶように売れた。まつりはきょう9日まで。
2014年11月9日(日) 09:00 [産業・経済]
8人の功績たたえる/産業まつり実行委
産業振興発展に貢献
第37回宮古の産業まつり実行委員会(下地義治会長)は8日、宮古地区の産業振興発展に貢献した8人を表彰するとともに、さらなる飛躍に期待を寄せた。
2014年11月8日(土) 09:00 [産業・経済]
荷川取さんが優秀賞受賞/県畜産共進会
「みく号」と「えんじぇる号」
【那覇支社】県内各地区から選抜された優秀な家畜を品評する第40回県畜産共進会(主催・同協議会)の種畜部門が7日、糸満市の南部家畜セリ市場で開幕した。宮古地区代表で出品した肉用牛7頭のうち、荷川取広明さん(46)=下地字高千穂=所有の若雌第2類のみく号、成雌第1類のえんじぇる号が、それぞれ優秀賞(3席)に選ばれた。