2015年6月24日のニュース一覧
2015年6月24日(水) 09:05 [社会・全般]
平和につながる行動へ/市合同慰霊祭
戦後70年 新たな誓い/児童生徒も出席、世界へ訴え
戦争体験者の高齢化が進み、悲惨な戦争の記憶も月日とともに風化しつつある中、戦後70年目を迎えた今年は、これまでの5地区で開催されてきた慰霊祭を合同開催した。23日にマティダ市民劇場で開催された「宮古島市全戦没者及び平和祈念式」(主催・宮古島市、市教育委員会)には、遺族や市民のほか、小中高校の児童生徒も参加し、それぞれの目線で恒久平和と反戦を誓った。
2015年6月24日(水) 09:00 [社会・全般]
「戦争ない平和な生活を」/糸満市摩文仁
「平和の礎」で冥福祈る/在沖宮古郷友
【那覇支社】慰霊の日の23日、糸満市摩文仁にある平和祈念公園の「平和の礎」には、今年も多くの在沖宮古郷友の遺族や親戚などが早朝から訪れ、戦没者の名前を刻んだ礎の前に花やお茶を手向けて、冥福を祈り手を合わせていた。
2015年6月24日(水) 09:00 [社会・全般]
「戦争は人を鬼にする」/市総合博物館
宮沢さんが戦争体験語る
5月29日から行われている市総合博物館の慰霊の日関連特別展示「戦後70年遺されたモノ~記憶・記録・モノ・遺跡~」(6月30日まで)の関連行事として23日、「忍びよる戦禍を憂う」をテーマに宮沢貞子さん(79)が自らの戦争体験談を講話した。宮沢さんは、宮古島で体験した「10・10空襲」について当時の状況を紹介しながら「戦争は人を鬼にしてしまう。絶対に戦争による悲劇を繰り返してはいけない」と訴えた。
2015年6月24日(水) 09:00 [社会・全般]
「美ぎ酒飲みします」/7団体が宣言文提出
宮古島署(瑞慶山力署長)は22日、市内のビルで「美ぎ酒飲み(かぎさきのみ)運動」に関する講話を開いた。琉球銀行宮古支店などの関係者ら約60人が参加。瑞慶山署長は「飲酒運転検挙者のアンケート結果から見ると、宮古は県内でも多量飲酒者が最も多い」と指摘し、過度の飲酒抑制を訴えた。
2015年6月24日(水) 09:00 [社会・全般]
戦争の怖さ語り継ぐ/多良間村で慰霊祭
戦没者のみ霊に誓う
【多良間】慰霊の日の23日、多良間村(伊良皆光夫村長)主催の慰霊祭が仲筋地区にある慰霊の塔広場で行われた。式典には伊良皆村長、遺族や村関係者らが参列し、厳かに執り行われた。
2015年6月24日(水) 09:00 [社会・全般]
忌まわしき戦 もう二度と/宮古島市
初の合同慰霊祭に800人/全戦没者追悼式、平和祈念式
5地区の慰霊祭を兼ねる宮古島市の全戦没者追悼式及び平和祈念式(主催・宮古島市、市教育委員会)が23日、平良のマティダ市民劇場で執り行われた。厳粛な雰囲気の中、約800人の参列者が3000柱余のみ霊を慰め、恒久平和の誓いを新たにした。下地敏彦市長は「世界平和の実現に向かって力強く進む」と宣言。遺族会の川満俊夫会長は「あの忌まわしい戦争の惨禍が繰り返されてはならない」と訴えた。会場は戦没者への鎮魂と、平和を希求する祈りに包まれた。