「地域・暮らし」 2015年7月のニュース一覧
2015年7月31日(金) 09:08 [地域・暮らし, 政治・行政]
初の医療回診車を導入/宮古病院
患者の在宅診療に貢献へ/災害時など幅広く対応
今年4月に新設された県立宮古病院の「家庭医療センター」に、トイファクトリーインターナショナル(うるま市)が開発した「医療回診車」の第1号車がこのほど、同院に導入された。30日に行われた会見には県、宮古病院、トイファクトリーの関係者が出席し、同車両が持つ機能や導入までの経緯、宮古島における活用方法などについて説明した。同院の本村英治副院長は「導入された車両を積極的に活用し、これまで以上に地域に根ざした医療の提供に取り組みたい」と述べた。
2015年7月31日(金) 09:04 [地域・暮らし]
地域住民らと食べ踊る/池間島で交流会
福島からの保養家族
福島第一原子力発電所事故の影響が今も残る福島から、放射線量の低い地域で一定期間過ごす保養のため宮古島を訪れている家族と、民泊で受け入れている池間島の住民やボランティアスタッフらとの交流会が29日、池間島離島振興総合センターで開かれた。参加者たちは郷土料理を味わいながら会話や乾杯、踊りなどで親交を深めた。
2015年7月29日(水) 09:04 [地域・暮らし, 社会・全般]
「おかえり」再会喜ぶ/宮古島保養事業
福島の9家族が来島
「ようこそ!」「おかえりなさい」-。原発事故の影響に苦しむ福島の家族が28日、宮古島で保養するために来島した。空港では保養事業を展開するうむい宮古島保養実行委員会のメンバーらが歓迎、9家族を温かく迎え入れた。家族は来月4日まで滞在し、池間島での保養を中心に宮古島の夏を満喫する。
2015年7月29日(水) 09:02 [地域・暮らし]
ミジュン大群が来遊/下地島の海域
ダツに追われ飛び上がる
ミジュン(和名ミズン)の大群が28日午前、伊良部の下地島海岸の海域に来遊しているのが確認された。宮古島の夏の風物詩の一つ。
2015年7月29日(水) 09:02 [地域・暮らし, 社会・全般]
協力会が住民説明会/陸上自衛隊配備
真謝漁港利用者対象に
宮古地区への陸上自衛隊配備について、宮古地区自衛隊協力会(野津武彦会長)の真謝漁港利用者を対象にした住民説明会が28日、西原公民館で行われた。
2015年7月28日(火) 09:06 [地域・暮らし, 社会・全般]
還付金詐欺に注意を/宮古7月
2件300万円被害
未遂も1件 警察「油断しないで」
今月に入って相次いで発生した特殊詐欺(還付金詐欺)事件。県内では26日までに10件発生し、被害額は約1020万円に上っている。このうち、宮古島市は2件で、約300万円をだまし取られている。未遂と見られる事案も1件あった。手口はいずれも還付金名目で、非通知の携帯電話で、スーパー内に設置されている現金自動預け払い機(ATM)に誘導され、容疑者が管理する口座に現金を振り替えさせられた。警察では「ATMで還付手続きをすることはない」と注意を呼び掛け。「非通知の電話には出ない」「携帯電話の番号は教えない」などと被害の未然防止を訴えている。
■詐欺の手口
①公的機関を名乗る男から「医療費の過払い金があります。近くのスーパーのATMに行けますか」などと家の固定電話に連絡が入る。
②「携帯電話を持っていますか」などと話し、携帯電話の番号を聞き出す。
③還付手続きはスーパー内に設置されているATMで行うと指示し「○○という職員が待っている」と誘い出す。
④キャッシュカードと印鑑を忘れないようにと指示する。
⑤ATMに移動すると携帯電話に非通知で連絡が入り、「○○という職員が行けなくなったので、私が代わりに説明する」などと言い、携帯電話でATMの操作を指示する。
■詐欺の共通点
▽宮古での2件の詐欺事件は、まず午前中に固定電話に連絡が入り、昼すぎに2回目の電話が入る。
▽いずれも男の声で、言葉になまりは感じられない。
▽携帯電話の有無を確かめ、番号を聞き出す。
▽銀行内のATMではなく、近くのスーパー内のATMに行くよう指示する。
▽キャッシュカードと印鑑を所持させる。
▽公的機関の人がATMで待っていると伝えた後、急に来られなくなったと連絡する。
▽携帯電話でATMを操作させる。
▽「還付金を振り込みますので画面の『振り込み』というボタンを押してください」と指示する。
宮古島署では被害に遭ったのはいずれも70代と80代の高齢者だったことを指摘。「ATMの操作に詳しくないお年寄りが多いことにつけ込んでいると見られる」と話し、「『おかしいな』と思ったら1人で判断せずに家族や周囲の人、警察に連絡してほしい」と話している。
■警察、警戒強める
特殊詐欺が相次いだ事を受け、警察や銀行などは未然防止対策に乗り出した。
宮古島署は高齢者を対象に、宮古島市での2件の手口に基づいた寸劇を披露。犯行手口を分かりやすく紹介し「非通知の電話は取らない」「携帯電話の番号は教えない」などと呼び掛けた。
銀行は支店外のATMのコーナーにチラシを張り付け。「ATMを使って還付金が戻る事はありません」などと注意を促している。
銀行の担当者は「支店内には、利用者が困った場合に備えて人員を配置しているが、支店外のATMは無人。そこに誘い出すという手口が巧妙になっている」と話した。
宮古島署は「今月14、15日と連続して発生して以来、同様な詐欺事件は起きていないが油断は禁物。未遂と見られる事案も1件あり、警戒を強めている」と語った。
市国民健康保険課は、今月17日に特殊詐欺に注意を促す文書を報道機関向けに発表。不審な電話を受けた場合には通報するよう呼び掛けたが27日現在、市民からの相談などはないという。
同課では「還付金については、本人宛に郵送し必要事項を記入することで対応している。電話で指示することは絶対にない」と話している。
2015年7月28日(火) 09:02 [地域・暮らし, 社会・全般]
「早く家に帰ろう」
深夜はいかい防止パトに23団体参加
青少年の深夜はいかい防止・未成年者飲酒防止のボランティア夜間街頭指導が25日夜、平良地区を中心に行われた。防犯協会や少年補導員協議会、PTA、市教育委員会など23団体から約100人が参加。各グループに分かれて目抜き通りや公園、ゲームセンター、コンビニなどを巡回し、青少年の非行や問題行動の未然防止に努めた。
2015年7月26日(日) 09:04 [地域・暮らし]
高腰城跡の整備に期待/比嘉自治会
復元予想図お披露目
城辺の比嘉自治会(砂川雅一郎会長)はこのほど、高腰(たかうす)城の復元予想図のパネルを同城跡に設置し25日、地元住民約50人が参加してお披露目式を行った。史跡巡りのコースにも盛り込まれており、受け入れの清掃活動も実施。地元に伝わる歴史を再認識するとともに、周辺整備に向けての取り組みをアピールした。砂川会長は「城復元に向けての地元住民の熱い思いは素晴らしいものがある」と話した。
2015年7月23日(木) 09:06 [地域・暮らし, 社会・全般]
地域貢献協定を締結/宮古島市とイオン
25日から「宮古島WAON」発売/利用額の0・1%市へ寄付
宮古島市とイオン(岡田元也社長)は22日、地域貢献協定を締結した。締結式は市役所平良庁舎で行われ、下地敏彦市長とイオンのグループ会社であるイオンリテールの梅本和典会長が協定書を交わした。同協定第一弾の取り組みとして、ICカード電子マネー「WAON」加盟店で利用した買い物額の0・1%が宮古島市に寄付される「エコアイランド宮古島WAON」が25日から発売される。
2015年7月22日(水) 09:03 [地域・暮らし]
29人に修了証授与/「ここ・から」体操教室閉校
健康な島づくりに意欲
下地保健福祉センターで21日、2015年度「ここ・から体操教室」の前期が閉校した。閉講式では、受講生29人に市健康増進課の宮国泰誠課長が修了証を授与した。修了証を受け取った受講生たちは、生活習慣病の予防や健康な地域づくりの一員として、さらなる活動や取り組みに意欲を示した。
2015年7月21日(火) 09:03 [イベント, 地域・暮らし]
海の恵みに感謝/狩俣地区
宮水OB会沖釣り大会
今年で設立20周年の節目を迎える狩俣地区宮水OB会(狩俣吉彦会長)は19日、記念事業の一環として「沖釣り大会」を実施した。約30人が参加し、フエフキダイの仲間のシロダイやフツナズ、アラの仲間のアカジンミーバイなど、合わせた総重量約170㌔の釣果を上げた。海の恵みに感謝し、大漁に沸いていた。
2015年7月19日(日) 09:05 [地域・暮らし]
「美ぎ酒飲み運動」に決意/大米グループ
地区防犯協に宣言文提出
大米グループ(下地米蔵会長)は18日、宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長に「美ぎ酒飲み運動」宣言文を159人の署名と一緒に提出した。また、提出後には同グループの職員約100人で「飲酒も島もきれいにしよう」と新城海岸の美化活動も行った。
2015年7月16日(木) 09:02 [地域・暮らし, 政治・行政]
健康意識の向上に本腰/市や多良間村など
新聞紙上で情報提供や助言
宮古島市と多良間村などは、住民の健康意識の向上に本格的に取り組む。平均寿命が男女とも県内下位の宮古島市は「短命市」からの脱却と、特定健診における有所見率の改善に向けた啓発活動をマスコミを通して実施する。
2015年7月15日(水) 09:02 [地域・暮らし]
仲良しペア確認、エリグロアジサシ/佐良浜漁港
エリグロアジサシ(カモメ科)の求愛行動が14日、佐良浜漁港で確認された。繁殖期に入っているため、陸地近くの岩礁などで仲良しペアが観察される。
2015年7月11日(土) 09:06 [地域・暮らし, 社会・全般]
空の便は全便欠航/台風9号
観光客多数足止め
台風9号の影響で10日、宮古空港を発着する空の便は全便が欠航となった。空港チェックインカウンターでは足止めされた多くの観光客らが、予約変更の手続きをしたり空席待ちの申し込み方法を確認したりしていた。
2015年7月11日(土) 09:06 [地域・暮らし, 社会・全般]
宮古管内1600戸で停電
学校は休校、バス運休
台風9号の影響で宮古島地方は10日の午前7時ごろから各地で停電が発生した。沖縄電力宮古支店管内の停電戸数は、台風の返し風が吹き始めた10日の早朝ごろから増加し、午後4時に1600戸が停電となった。
2015年7月11日(土) 09:03 [地域・暮らし]
52年ぶりに宮古旅行/大学卒業以来の3人
近代化農業、大橋にびっくり
心に残った当時振り返る
52年前の1963年に、大学卒業記念で宮古島を訪れた3人がこのほど来島し、当時世話になった人たちと感激の再会を果たした。当時は復帰前で、パスポートとドルを持っての旅行。一面のサトウキビ畑に感激したり、島の人たちと交流したりした2泊3日の滞在は、心に残るものがあったという。「いつかまた来たいと思っていた」。希望が実現した3人に、20代のころの熱き思いがよみがえった。
2015年7月9日(木) 08:57 [地域・暮らし, 社会・全般]
飲酒運転の根絶訴え/宮古地区
交通安全運動出発式
夏の交通安全県民運動(7月9~18日)を翌日に控えた8日、宮古地区出発式(主催・宮古事務所、市、宮古島署、宮古地区交通安全協会)が宮古合同庁舎で開かれた。27の推進機関・団体から約150人が参加し、飲酒運転の根絶などを誓った。市内の目抜き通りでは、白バイを先頭に車両パレードが行われ、交通事故のない安全・安心の地域づくりを訴えた。
2015年7月7日(火) 09:00 [地域・暮らし]
短冊に願い込め/きょう七夕、小暑
きょう7日は、牽牛(ひこ星)と織姫が年に一度、天の川を渡って出会うことを祭るロマンチックな年中行事「七夕」。さらに、二十四節気の一つ「小暑(しょうしょ)」でもあり、暑さもいよいよ本格化する。
2015年7月5日(日) 09:00 [地域・暮らし]
「平成の五勇士」石垣へ/久松五勇士110周年記念
サバニでの漕破に挑戦
久松五勇士110周年を記念し、久松青年会の5人が当時のようにサバニで石垣までの漕破を目指す航海の出発式が4日、久松漁港で開かれた。地域住民らが多数参加し、「平成の五勇士」の挑戦成功と航海安全を願い、5人を見送った。
2015年7月2日(木) 09:00 [地域・暮らし]
自然の神秘 オカガニの放卵
池間島の夏の風物詩
池間島の夏の風物詩「オカガニの放卵」が6月30日、池間島のフナクス海岸で観察され、月明かりに照らされた砂浜では自然の神秘的な生命のドラマが繰り広げられた。