2015年9月3日のニュース一覧
2015年9月3日(木) 09:07 [政治・行政]
請負業者に再撤去検討/市議会9月定例会
ごみ残存問題で集中質疑/6氏が追及、与党なし
開会中の宮古島市議会(真栄城徳彦議長)9月定例会は2日、不法投棄ごみ残存問題について集中質疑を行った。長濱政治副市長は市の契約規則を適用し、残っているごみの再撤去を検討していることを明らかにした。ごみ問題に絞った集中質疑には野党など6人が質問に立ったが、市当局から納得のいく答弁は引き出せなかった。引き続き一般質問で厳しく追及する方針。与党からの質問はなかった。
2015年9月3日(木) 09:06 [イベント]
「コラボグランプリ」開催/今月18日に応募締め切り
「島の宝」創出を
宮古島商工会議所の下地義治会頭は2日、会見を開き、「島の宝」となる商品やサービスの創出、発見を目的としたコンテスト「宮古島コラボグランプリ」を10月31日に開催すると発表した。応募締め切りは今月18日で、他者とのコラボレーション(共同制作)で誕生した商品やコラボで価値が高まる可能性を秘めた商品などを募集している。
2015年9月3日(木) 09:05 [政治・行政]
「議会と市民におわび」/下地市長
ごみゼロ宣言、改めて撤回
下地敏彦市長は2日、開会中の市議会9月定例会本会議で、不法投棄ごみ残存問題について「行政の信頼を揺るがせたことに対し、議会、市民の皆さまにおわびする」と謝罪した。「不法投棄ごみゼロ宣言」についても「十分に確認しないまま行った」と述べ、改めて宣言を撤回した。
2015年9月3日(木) 09:04 [産業・経済]
5、6日に再販売/プレミアム商品券
販売金額は6809万円/平良庁舎 代理購入が可能に
宮古島商工会議所の砂川恵助専務理事は2日、会見を開き、5、6日に市役所平良庁舎で行われる「美(か)ぎ島(すま)宮古島プレミアム商品券第2回販売会での販売組数と販売金額などを発表した。販売総組数は1万3383組で販売金額は6809万5000円、プレミアム分を上乗せした購入可能総額は8946万円。今販売会では代理人による購入が可能となる。
2015年9月3日(木) 09:03 [社会・全般]
宮古島署に看板設置/家出少年等保護月間
家出少年及び福祉犯罪被害少年等の発見保護活動強化月間に伴う看板設置式が2日、宮古島署(瑞慶山力署長)で行われた。例年、夏休み明けの時期は少年の家出などが多発する傾向にあることから、9月を強化月間として、福祉犯罪被害の未然防止と早期保護等、実効性のある活動を期すとともに、地域や関係機関への周知を図るため、行われた。設置式には宮古島地区少年補導員協議会の野原勝也会長が同席した。
2015年9月3日(木) 09:02 [イベント]
平和メッセージ展開幕
平良庁舎1階ロビーで11日まで
第回児童・生徒の平和メッセージ展(主催・沖縄県)が2日、市役所平良庁舎1階ロビーで開幕。中学校図画の部で最優秀賞を獲得した川田悠可さん(上野中3年)の作品など図画の部、作文の部、詩の部の最優秀作品などが展示されている。会期は11日まで。
2015年9月3日(木) 09:01 [行雲流水]
「難民」(行雲流水)
北アフリカや中東からの難民流出が止まらない。その受け入れをめぐって、EU諸国はもめている。人道的立場と受け入れに伴う国内問題―財政や社会不安など―の板ばさみで悩んでいる
▼難民にもいろいろある。政治的難民(亡命)、戦争難民、経済難民などだ。世界人権宣言(1948年)は「何人も迫害からの保護を他国に求め、かつ享有する権利を有する」としているが、難民受け入れ姿勢は各国まちまちだ
▼わが国では、昭和56年に「難民条約」を批准したが、受け入れ実績は芳しくない。その代わり、国連難民高等弁務官事務所への救援活動拠出金(毎年100億円前後)は、米国に次ぐ第2位だ
▼世界の難民数は2300万人ともいわれる。先進国といえども、経済が破綻すれば流浪の民が発生しかねない。現に、ギリシャは困難に直面しつつある。南北朝鮮統一後の韓国は、北の経済復興が重荷になるであろう
▼中国の先富政策(可能な者から先に裕福になれ)は西側でいうトリクルダウン理論の実践だが、経験不足は否めない。今は、一党独裁により秩序が保たれており、難民流出の心配はない。だが体制維持のためには、対外政策は強硬になりがちだ。逆にタガがゆるめば、百万人単位で難民が流出する可能性がある。そのとき、日本社会の秩序は保てるかどうか
▼たとえば宮古島に1万人の難民がきて、時給200円で働き出したらどうなるか。一国だけの繁栄・安定は維持できない。難民対策の原点は、周辺諸国の経済社会の安定化促進にある。