2016年1月1日のニュース一覧

2016年1月1日(金) 09:24 [【特集】新年号, 特集]

平良港拠点に圏域発展

埋め立て工事が着々と進む平良港

埋め立て工事が着々と進む平良港

 埋め立て工事が着々と進む平良港。昨年末は第2ふ頭と第3ふ頭の間を埋め立てて耐震岸壁の整備を図るための工事を完了させた。今年4月には本格的な埋め立て工事に着手する予定だ。耐震岸壁は2017年12月ごろの供用開始を予定している。平良港の改良事業は2012年度に着手。初の耐震岸壁は、大規模地震時の緊急物資搬入や大型クルーズ船寄港に対応することなどを目的に整備する。延長は250㍍。埋め立て面積は約6・4㌶。総工費は約60億円。(写真はみらい建設工業・先嶋建設特定建設工事共同企業体提供)

2016年1月1日(金) 09:23 [【特集】新年号, 特集]

新年を迎えて

代表取締役社長   平良 覚

代表取締役社長   平良 覚

 新年を迎えるにあたり皆様のご健康とご繁栄をお慶び申し上げます。


 昨年1月31日には念願の伊良部大橋が開通し、圏域住民の生活に画期的な利便性をもたらしました。伊良部大橋効果で観光客が順調に推移し、2014年度は入域観光客も過去最高の43万人を記録しました。今後も増加が大いに見込まれます。経済面でも明るい兆しが期待されます。

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2016年1月1日(金) 09:22 [【特集】新年号, 特集]

市の大型公共工事/新ごみ焼却施設4月稼働へ

スポーツ観光施設は来年/未来創造セは今年着工


 市町村合併時に市のリーディングプロジェクトに掲げた事業の一つである新ごみ焼却施設は、いよいよ今年4月の供用開始が予定されている。昨年、新市建設計画に追加されたスポーツ観光交流拠点施設は昨年、工事に着手し、2017年4月の供用開始が見込まれている。計画の延期が続いていた図書館と公民館の複合施設・未来創造センターは昨年、土地の取得が完了。18年3月開館を目指し16年度に着工する。現在、進行中の大型公共工事である3事業の概要を紹介する。


新ごみ焼却施設


今年4月供用開始へ向け外観工事はほぼ完了している新ごみ焼却施設

今年4月供用開始へ向け外観工事はほぼ完了している新ごみ焼却施設

 現施設に隣接する平良西仲宗根で建設中の新ごみ焼却施設は、地下1階、地上5階の建物。建築面積は焼却棟が2520平方㍍、管理棟が583平方㍍。163㌧の処理能力を持つ。建設費は約32億6000万円。今年4月からの供用開始を予定している。
 現施設と比べ、ごみの臭気に配慮した設計となっていて、騒音防止対策も施されている。すべてのごみが建屋内で処理されるため外部からごみが見えることはなくなる。
 ごみピットは2層構造で、搬入側とストック側に分けて安全に処理作業を行うことになる。ピットの容量が大きいため、災害時などで一時的にごみが増えた場合でも1週間はストックが可能となっている。
 焼却に伴う排ガスは、二次燃焼室で完全に燃焼させる。排ガス中のダイオキシン類や塩化水素など有害物質は、ろ過式集じん器などの設備で除去される。
 職員が施設の運営・管理で使用する管理棟の屋上には太陽光パネルを設置し、発電した電力は同棟と焼却施設内で使用する。電気が施設内でどのように流れているのかを示す専用パネルも管理棟内に設置して「電力の見える化」を図る。
 施設外観の配色は、宮古島新ごみ焼却施設等景観検討委員会で審議が行われた。その結果、施設外壁のベース色は薄いグリーン、建物の下部には少し濃いめの茶色い横ライン、壁面の真ん中付近とその少し下の部分には薄めの茶色の横ラインが引かれ、屋根の側面は濃いめのグリーンで、ベースが白色の煙突には屋根の側面より薄いグリーンの細い縦ラインが長さを変えて数本入れることを決めた。
 新施設の稼働後は、現施設を解体し、跡地にはリサイクルセンター(工場棟、プラザ棟)が整備され、プラザ棟にはリサイクル品の展示室や研修室などを設けることが予定されている。


市未来創造センター


 新しい中央図書館と中央公民館の複合施設となる宮古島市未来創造センターは旧宮古病院跡地に建設される。面積は2万3319・87平方㍍で、2015年9月に国有財産売買契約の調印を行い3億9100万円で国から購入した。
 建物は地上3階建てで、外観はテーブルサンゴをイメージしてデザインされた。建築面積は8370・82平方㍍、延べ床面積は1万2814・44平方㍍。駐車スペースは250台程度を予定している。建設工事は2016年度から着手し、18年3月の開館を目指す。建設費は40億円程度を見込んでいる。
 図書館スペースとしては、新聞・雑誌コーナー、一般開架スペース、主に中高生対象のヤングアダルトスペース、調べ学習コーナー、子供開架スペース、お話の部屋・道具室、AV(視聴覚)コーナー、地域資料コーナー、対面朗読・録音室、インターネットコーナー、エコ学習コーナーなどが整備される。
 公民館スペースとしては、約300人収容の舞台付き多目的ホール、音楽スタジオ、研修室、和室、創作(工作)室、学習室、調理室など。共用スペースには展示コーナーや喫茶コーナーなどが設けられる。
 図書館と公民館の併設館建設の目的は、子供から高齢者、すべての市民や観光客などが気軽に集い、利便性が高くて使いやすく、人間力・地域力の向上や暮らしに役立つ、生涯学習拠点を整備することとされている。


スポーツ観光交流拠点施設


 台風などの天候に影響されることなく1年を通してイベントが開催できる施設として宮古空港東側に建設されるスポーツ観光交流拠点施設は、2017年4月の供用開始を目指し、15年2月に土木工事と進入路整備工事、同年8月から本体工事に着手した。
 駐車場を含む総敷地面積は約4万1576平方㍍で、用地は市が久貝、松原両自治会から6030万円で購入した。建物は全天候に対応するドーム型で建築面積は5952平方㍍。アリーナ面積は約3600平方㍍、高さは約25㍍。フットサルコートが2面、ゲートボール場は6面の配置が可能となる。
 音楽イベントにも対応するため、県内のドーム型施設としては初となる音の反響を防ぐための吸音板も設置される。
 災害時には空港からの一時避難所となるよう計画されている。駐車スペースは約500台。
 総事業費は43億円余で、その8割は一括交付金を充て、残り2割は国からの借入金で、そのうち1割は交付税措置され戻ってくることから市の負担分は総事業費の1割となる。
 同施設へのイベント誘致に力を入れて取り組むため市では昨年10月、市振興開発プロジェクト局に担当職員を配置した。市では既存のイベントとしてトライアスロン行事やクイチャー大、産業まつり、音楽イベントなどでの利用を想定しているが、担当職員を置くことで新規イベントの誘致に積極的に取り組んでいきたい考え。
 同施設に隣接する土地には、サンエー(本社・宜野湾市)が大型ショッピングセンター「サンエー宮古島シティ」(仮称)を出店させる計画で、18年春着工、19年秋ごろオープンを予定している。

2016年1月1日(金) 09:21 [【特集】新年号, 特集]

島への愛、手話で表現/手話サークルひまわり会

オリジナル劇7年ぶり復活/子供たちの感性躍動


手話サークルひまわり会の皆さん。左側の大人は手話で「明けまして」、右側の子供たちは「おめでとうございます」を表している

手話サークルひまわり会の皆さん。左側の大人は手話で「明けまして」、右側の子供たちは「おめでとうございます」を表している

 昨年11月に開催された宮古島聴覚障害者の会の「手話祭in宮古島」。会場の市中央公民館の舞台では、手話サークルひまわり会が7年ぶりに復活させたオリジナル手話劇「島人の宝」が上演され、会場から盛大な拍手を受けた。この成功を受けて自信を持った子供たちは、新たな発表の場を求めている。

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2016年1月1日(金) 09:20 [【特集】新年号, 特集]

初舞台向け猛けいこ中/劇団ぴん座

目指せ!「ブガリノース」芝居/島ふつで喜劇上演へ


3月の初舞台を目指し、けいこに励む「劇団ぴん座」の団員ら。奥中央は演技指導を行う小野寺さん

3月の初舞台を目指し、けいこに励む「劇団ぴん座」の団員ら。奥中央は演技指導を行う小野寺さん

 今年3月の初舞台を目指して猛けいこに取り組むのは、宮古方言を活用した「みやこ芝居」の確立を目指して結団された「劇団ぴん座」の団員たちだ。団員たちの中には芝居初心者も多く、喜怒哀楽の表現の仕方や舞台特有の表現方法などについて、けいこを行っている。

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2016年1月1日(金) 09:19 [【特集】新年号, 特集]

昨年の経済効果は3億9000万円/クルーズ船

海外から13回寄港、9372人が来島
今年は72回、7万6400人を見込む


昨年12回寄港し、今年はそれを大きく上回る26回の寄港を予定している「スーパースター・リブラ」

昨年12回寄港し、今年はそれを大きく上回る26回の寄港を予定している「スーパースター・リブラ」

 昨年、多くの外国人観光客を宮古島へ送客した海外クルーズ船。13回の寄港で9372人が来島し、その経済効果は約3億9000万円とされる。今年は昨年を大きく上回る70回の寄港が予定されていて、国内クルーズ船も加えると計72回となり、約7万6400人の来島が見込まれている。宮古島の観光、経済への波及効果に期待が高まる。

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2016年1月1日(金) 09:18 [【特集】新年号, 特集]

新規と青年農業者が増加

上野地区で多く40人


 宮古の農業は新規就農者や青年農業者(18歳以上、45歳未満)が増えるなど明るい材料が出てきた。2014年の新規就農者は78人と2010年の35人と比べ2倍以上に増えた。青年農業者は304人で新規就農者の増加に伴い増える傾向にある。若い後継者が多いとみられている上野地区の青年農業者は40人。農家100戸当たりの数は約10人と農村部(城辺、下地、上野、伊良部、多良間)の中では最も割合が多かった。

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2016年1月1日(金) 09:16 [【特集】新年号, 特集]

授業の質向上に意欲

文科大臣奨励賞に飛躍誓う/平良優教諭(南小)
教育の新しい風に期待


平良教諭の授業では、教室に子供たちの笑顔が広がり、学ぶことの楽しさを感じさせる雰囲気が広がっている

平良教諭の授業では、教室に子供たちの笑顔が広がり、学ぶことの楽しさを感じさせる雰囲気が広がっている

 2011年度から全国の小学校では、新学習指導要領が全面実施され5、6年生の外国語活動が必修化された。スタート時から外国語活動における授業の質向上を目指して取り組んできた南小学校の平良優教諭(38)が昨年、その活動の実績が評価されて文部科学大臣奨励賞を受賞した。目指す教諭像については「子に『力』をつける教師になりたい」と述べ、目線は未来に向いている。

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2016年1月1日(金) 09:15 [【特集】新年号, 特集]

竹の文化継承へ/18世紀にマダケ造成

古称は唐竹、世代繰り返し根づく


順調に育っている唐竹(からちく、マダケ)=2015年12月、市内のカママ嶺公園

順調に育っている唐竹(からちく、マダケ)=2015年12月、市内のカママ嶺公園

 琉球近世、首里王府への御用木の一つとして、宮古島で竹を植栽・育成した歴史の中で代表されるのが「唐竹(からちく)」である。唐竹の正式名はマダケ(真竹)。唐(から)には外国の意味があり、唐竹は中国原産との見方もあるが、はっきりしない。

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2016年1月1日(金) 09:14 [【特集】新年号, 特集]

地域の特色生かし進行へ/新春インタビュー

潤いあるコンパクトシティーに/宮古島市 下地敏彦市長
「知的な宮古島」の創出へ



 

下地敏彦市長

下地敏彦市長

 -今年の抱負と市民へのメッセージを


 今年は、目指した事業が目に見える形で出てくるし、活用した形になる。活力のある、みんなが元気な宮古島にしたいと考えている。子供を安心して預けられる制度、母親が安心して出産できる島にしたい。
 これまではきちんとした文化施設がなかったので、文化のための施設整備を進め「知的な宮古島」というイメージをつくりたいと思う。
 市民も訪れた観光客も「いい島」と言われるような「潤いあるコンパクトシティー」宮古島にしたい。


 -市町村合併10年を節目となった昨年を振り返って


 10年という本当に節目の年だった。
 10周年関連でいろいろな事業を実施したが、宮古島がこの10年間で大いに発展してきたことを、PRできた一年だった。県の畜産共進会が開催されたこと。サンエーが大型店舗出店の計画も発表したことなどを考えると、総じて観光、農業、子供の安心安全と商業の発展なども含め、非常に好調だったと思う。これらをしっかりと引き継いだ形で施策を展開すれば、より活気のある宮古島になると思っている。
 一番はやはり伊良部大橋が開通したこと。長年の、特に伊良部の人たちの「夢」だった大橋が、合併10年の節目で宮古島が一つになることが実感できたと思う。
 スポーツ観光交流拠点施設が着工する形になった。これでますます、観光客や島でのイベントなどがより盛んになると思う。


 -昨年の課題で今年重点的に取り組みたいことは


 図書館と公民館を合体した「未来創造センター」、文化施設をきちんと整備したい。子供のための施設、平良の児童館をしっかり整備していきたい。池間島の防災センターも供用開始に向けて、準備を進めていく。
 新しいごみ処理施設が完成する。これまでは、いつ止まってもおかしくないといわれていた施設が安心して使用できる。


 -今年度以降、地方交付税が減額され、収入減が見込まれる。行政改革にどう取り組むか


 別に特効薬があるわけではない。税収を確実にするなど、歳入を増やすことなどに地道に取り組む。入域観光客が増えている。今年はさらに増えると考えられる。消費税が上がるので、慎重にしなければならないが、これまで検討してきた「法定外目的税」を導入せざるを得ないと思う。


 島の美化など観光に特化した「観光目的税」を積極的に検討したい。
 あとは市の単独事業の見直しと、公共施設の早めの整理統合。公共施設の管理基本計画を仕上げて、それに沿って進めていきたい。


 -農水産業の柱とTPP(環太平洋パートナーシップ)対策は


 影響を受けるとすれば肉用牛とサトウキビだと思う。サトウキビについては調整金を、形を変えて残すといっているので、あまり大きな影響は出ないと見ている。
 肉用牛については相当な手当をしないといけないと思う。政府から大綱が出たばかりなので、これから具体的な施策が出てくると思う。それに沿った形で畜産農家が安心できる施策を展開しなければならない。
 サトウキビは農家の高齢化が進み、刈り取り作業が大変になっているので、トラクターなど刈り取り機、株出し管理機などを多く取り入れることで生産性が上がるとみている。合わせて伊良部に国営かんがいが入れば生産は大幅に増えると思うので期待している。


 -入域観光客数も好調に推移している。防犯も含め、受け皿整備をどのように進めるか


 クルーズ船の寄港だけでも今年は1万人ほどになると予想している。ほとんどが中国系の観光客。商店街の人たちも中国語、あるいは英語をある程度話せるようになることがまず必要。雇用創造促進協議会を通して講習会などの機会を設けてほしいと依頼しいる。
 大型のホテルも着工が始まる。ホテルでの接客のための語学を含めた訓練が必要。そのためには、学校とまではいかなくても、今民間でやっている専門学校と提携するなどして、人材育成をやらなければならない。
 クルーズ船でいえば、ターミナルもないので水も飲めない。乗下船時に休める施設も必要になってくる。
 合わせて防犯灯、カメラをなるべく早く設置する方向で、島の安心安全のために、絶対に防犯は進めなければならない。今年の3月までには何とかしたいと思っている。


 -中心市街地の活性化については


 今言われている「中心市街地」をもっと広げたいと思う。行政組織や公共施設も現在は過密状態なので、島の「重心」を少し移す必要があると考えている。それによって新たな開発行為も生まれる。公共工事だけではなく、民間の事業が活性化する。それが島全体の経済の活性化につながる。
 特に、若者が住宅が造れるような広がりのある所を造りたい。それと交通の利便性の確保をすれば島全体の均衡ある発展につながると考えている。それとバリアフリー化を進める。
 旧平良市を中心として拡大することにはなると思うが、それだけではだめ。全ての旧町村からほぼ等距離になるし、現空港周辺が島の中心になると思う。そこを中心とした活性化を図りたい。
 総合庁舎の場所をどこにするかと同時に、交通のアクセスの問題、公共施設の配備など、総合計画を見直し、分散型庁舎前提ではなく、総合庁舎を前提としたグランドデザインを作り上げる必要がある。


過疎化対策に全力/多良間村 伊良皆光夫村長
村民結集の村づくりへ



 

伊良皆光夫村長

伊良皆光夫村長

 -村長就任2年目の2015年を振り返って


 新製糖工場建設に向けての予算確保ができ、事業がスタートした。浮き桟橋の供用開始により、漁民やマリンレジャー船舶利用者の快適性、安全性、利便性が確保された。
 村民が待ち望んでいたコミュニティー施設の落成により、生涯学習の場や健康づくり、憩いの場としての活用がなされている。将来に明るい展望が拓けた年だったと思っている。


 -村が抱える課題とその解消に向けた取り組みは


 島外で生活している若者の話を聞くと、「島に戻りたい気持ちはあるが、同年代の若者が島にいないから戻る気持ちになれない」ということも大きな理由になっている。
 若者が島に戻れるような環境は何か?島外にいる若者たちとの意見交換の場を設け、若者が戻れるような環境整備を図っていきたい。
 U、Iターンしたくても住まいがないことも理由の一つで、その改善のため定住促進住宅を建設中であり、今後とも計画的に永住促進住宅の建設を進めていく。
 高齢化が進む中、福祉施設の充実が求められているが、医師や看護士の確保、施設の維持、介護保険料のアップなど課題がある。離島における施設の状況や運営方法などを調査中であり、多良間村の介護福祉施設のあり方について方向性を判断したい。


 -農業、畜産の振興について


 環太平洋連携協定(TPP)交渉大筋合意により、サトウキビ作、畜産などの農業全般にわたる影響が懸念されている。キビ作については、糖価調整制度は維持されることになり、国の交付金制度は確保されることになった。
 畜産については、現行の38・5%の関税が段階的に引き下げられ、2016年目以降の最終税率は9%になる見通しで、安い輸入牛肉が市場に出回ることが予想される。子牛生産地としては心配だ。 キビ作は離島農業においてはなくてはならない基幹作物であり、高齢化に対応した機械化を推進するとともに、病害虫防除、肥培管理を徹底し反収アップを図っていきたい。
 農業用水の確保が大きな課題となっている。国の調査事業が続いているので、今後の調査状況を見守りたい。


 -教育の振興について


 「15の春」で島を出て、両親と離れ離れの生活は大きな環境の変化となり、子供たちに精神的な負担となっている。
 このようなハンディを少しでもカバーしていく意味で、文化、スポーツなどできる限り、子供たちに多くの体験ができるよう島外への派遣を行っている。
 小6、中2のキャリア教育の一環として、沖縄本島でのジョブシャドウウイング、職場体験学習を実施している。子供たちの視野を広め、今後の成長に寄与できると思う。
 姉妹市村交流、外国におけるホームステイ体験など、体験学習はできる限り増やしながら、今後も続けていきたい。


 -観光振興に向けた取り組みは


 「おくなわ協議会」としての取り組みやイベントの開催、PRの強化による知名度アップなどにより、少しずつではあるが観光客は増えつつある。
 また、ダイビング業者も多良間の海の素晴らしさ、魅力を世界に発信しており、多良間のPRに大きく貢献している。
 多良間観光の大きな課題は①地元産食の提供②宿泊施設の不足③観光ガイドなど人材不足-となっている。
 この三つの課題改善のため、行政として積極的に携わっていきたい。また、旅行社との交流を密にしながら、あらゆる機会を通して多良間の魅力を発信し売り込みを図っていきたい。


 -2016年を迎えて村民へのメッセージは


 「志あれば必ず道は拓ける」。どんな向かい風にあっても、夢に向かって挑戦し続けることで、新しい力が生まれてくるものと信じている。
 村づくりは村長、議員、役場職員だけでできるものではない。村民すべての力が必要。この思いを村民と共有し、力を合わせて誰もが多良間村で生まれ育ったことの誇りと未来への希望が持ち続けられる村づくりのため、まい進していきたい。

2016年1月1日(金) 09:13 [【特集】新年号, 特集]

県知事 新春インタビュー

離島振興策を具体的に推進/沖縄県知事 翁長雄志氏


 

沖縄県知事 翁長雄志氏

沖縄県知事 翁長雄志氏

 -昨年を振り返っての所感は


 基地問題が相当なウエートを占めており、県民の関心もそれが大きかったと思う。経済も大変重要でありアジアのダイナミズムを取り入れた政策の中で、アジア経済戦略構想はしっかりとやってきた。全体的に失業率と有効求人倍率の改善なども引き続き良い方向にある。県民生活の充実として教育、福祉、医療なども三役会議で一つひとつ各部局と話し合いながらやってきた。今日までの実績を踏まえた職員の頑張りにより、大過なく良い形にできたと総括している。全力投球で一生懸命、自分なりに頑張ってきたので、後は一年一年県民がチェックしてくれると思う。

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2016年1月1日(金) 09:12 [【特集】新年号, 特集]

県議選 保革分裂か、激戦の様相

前回無投票から一転/新風会も立候補擁立へ
来年1月市長選の前哨戦に


 任期満了に伴う今年夏の県議選に向け、宮古島市区(定数2)現職の奥平一夫氏(66)が4期目出馬、座喜味一幸氏(66)が3期目出馬の意向をそれぞれ示している。現市議の真栄城徳彦氏(66)、亀濱玲子氏(61)、前市議の嘉手納学氏(50)の出馬も取りざたされている。是々非々の姿勢を貫く市議会会派「21世紀新風会」の動きもある。現時点では前回の無投票から一転して保革分裂、激戦の様相だ。

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2016年1月1日(金) 09:12 [【特集】新年号, 特集]

水産業発展担うパヤオ

喜翁丸、豪快に一本釣り/カツオが空中で舞う


釣り上げたカツオやマグロが空中で舞っていた=2015年7月、伊良部島北方の沖合

釣り上げたカツオやマグロが空中で舞っていた=2015年7月、伊良部島北方の沖合

 伝統の一本釣りカツオ漁業の継承・発展に情熱を燃やす「喜翁丸」(9・9㌧、漢那竜也船長)の乗組員たちは赤銅色(しゃくどういろ)に日焼けし、体は鍛えられてたくましい。大漁の日は、笑顔が船上に広がっていた。

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2016年1月1日(金) 09:11 [【特集】新年号, 特集]

平良

「みんな集まれー」/「ひらら児童館」4月供用開始
子育て支援の拠点に


子供たちも4月の供用開始を心待ちにしている「ひらら児童館」

子供たちも4月の供用開始を心待ちにしている「ひらら児童館」

 地域の子供たちの居場所づくりや健全な遊びを与え、健康増進と情操を豊かにすることを目的とした「ひらら児童館」が今年4月の供用開始に向け、工事が急ピッチに進められている。建物部分はほぼ完了しており、現在は外観工事が行われている。平良地区の子育て支援拠点として、同施設が担う役割に関係各機関の期待は高まっている。

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2016年1月1日(金) 09:10 [【特集】新年号, 特集]

城辺

城辺長北クマザ海岸 高級ヴィラ5棟建設
事業譲渡受け4月完成/第1期工事
那覇市に本社の日建ハウジング 宮古でホテル事業展開へ


現在、外壁工事が進められているが、1月に内部工事に着手し4月に第1期工事を完成させる予定=城辺長北クマザ海岸

現在、外壁工事が進められているが、1月に内部工事に着手し4月に第1期工事を完成させる予定=城辺長北クマザ海岸

 那覇市首里に本社のある日建ハウジング(識名安信社長)は、城辺字長間のクマザ海岸にヴィラタイプのリゾート開発を進めており、今年4月には第1期としてレストランが入る管理棟、プール付きの高級ヴィラを5棟(7室)完成させる予定。城辺地区北海岸でのリゾート開発は初めてで観光振興に貢献すると期待されている。

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2016年1月1日(金) 09:09 [【特集】新年号, 特集]

伊良部

漁協女性部パワー発揮
地域に活力を/魚食普及・消費拡大


漁民運動会で掲げる大漁旗をバックに記念撮影に応じる女性部

漁民運動会で掲げる大漁旗をバックに記念撮影に応じる女性部

 伊良部漁協女性部は昨年4月に発足した。これまでの婦人部を女性部に改称し、再出発した。部長に濱川幸子さんが就任。「伊良部大橋が開通した年に女性部として誕生し、気持ちが引き締まる思い。女性部の活性化のために一生懸命頑張りたい」と抱負を語る。

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2016年1月1日(金) 09:08 [【特集】新年号, 特集]

下地

学びと交流で活性化
先人の知恵学ぶ講座など実施/来間島大学まなびやー


ススキほうき作りを体験する参加者たち=3月21日

ススキほうき作りを体験する参加者たち=3月21日

 来間島の住民や一般市民、観光客を対象に、来間島について知ってもらう講座や交流の場となるイベントなどを開催しているNPO法人「来間島大学まなびやー」(砂川葉子理事長)。「学びと交流で島の活性化」をテーマに、これまで島の先人たちから受け継いだ知恵や技、自然、文化などを学ぶ講座や島案内人育成事業などを行ってきた。現在は方言カレンダーの作成にも取り組んでいる。

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2016年1月1日(金) 09:07 [【特集】新年号, 特集]

多良間

人情味あふれる人たちに包まれて


多良間保育所のゼロ歳児~3歳児の園児32人と保育士

多良間保育所のゼロ歳児~3歳児の園児32人と保育士

 「多良間島は、自然豊かな島で海がとてもきれいです。日本で最も美しい島に登録されました。沖縄に行くと声をかけてくれる人はあまりいないけど、多良間島の人は親切なので、道を歩いているとたくさんの人が優しく声をかけてくれるのでうれしい気分になります」。これは、第65回「社会を明るくする運動」作文コンテストで優秀賞に輝いた清村裟彩さん(多良間小6年)の作文だ。自然豊かな島と、人情味あふれる地元の人たちに包まれて伸び伸びと成長している様子がうかがえる。中学卒業と同時に、進学や就職などで島を離れる「15の春」の試練はあるが、日常生活を通して、他の地域では体験できない生きる力を育む心豊かな人づくりの形成の場となっている。桃原久実さん(多良間小6年)は、「多良間島のような社会にするには」(同運動作文コンテスト優秀賞)と題した作文の中で、島で道を歩いている時や、登校する時に周囲から「おはよう」「こんにちは」などと声をかけられることを紹介し「島に大きな犯罪、子どもが悪いことをしない理由は、いろんな人に声をかけられるからです」とつづった。「八月踊り」「スツウプナカ」などの行事では、島の人たち全員が協力することを挙げ、声をかけ合うことや協力することの大切さを「社会全体に広めていきたい」と決意した。

2016年1月1日(金) 09:06 [【特集】新年号, 特集]

上野

脈々とつながる伝統/40年余続く中学同窓レク
絆を醸成する伝統行事


30才に達した後輩の近況が紹介される

30才に達した後輩の近況が紹介される

 博愛のこころの地で、年に1度、30才以上の老若男女が一同に集い、絆を確かめる日がある。


 昨年は12月の13日に催された上野中学校同窓会(30歳以上)レクレーション大会がそれ。参加者の多くが「楽しみにしている」というが、「いつごろ始まったかは定かで無い」というのも大方の弁。

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2016年1月1日(金) 09:05 [【特集】新年号, 特集]

志高く、花園へ/宮古高校ラグビー部

部員7人…でもあきらめない


7人の高校生ラガーマンと指導者ら。夢は「花園」だ=宮古高校グラウンド

7人の高校生ラガーマンと指導者ら。夢は「花園」だ=宮古高校グラウンド

 「花園(全国高校ラグビー大会場)に行く」-。部員7人の宮古高校ラグビー部が夢の実現に向けて練習に励んでいる。7人では公式戦に出られないが、そんな現実を打ち消すかのように体をぶつけ合って技術と精神を磨く毎日だ。

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2016年1月1日(金) 09:04 [【特集】新年号, 特集]

柔道躍進、頂点へ

宮総実、目標は全県制覇


宮総実の柔道部。(前列左から)川満涼奈さん、吉濱稔規君、川満奨磨君、後列左は長間邦和顧問、同右はマネージャーの洲鎌正樹君

宮総実の柔道部。(前列左から)川満涼奈さん、吉濱稔規君、川満奨磨君、後列左は長間邦和顧問、同右はマネージャーの洲鎌正樹君

 「上へ、もっと上に行くんだ」-。3人の部員の信念がぶれることはない。どこまでもストイックに自らを追い込み、一切の妥協を許さない。一心不乱に練習に励む姿勢は高校生らしからぬ風格すら漂わせる。

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2016年1月1日(金) 09:03 [【特集】新年号, 特集]

3種目で世界新/M90 400㍍ 800㍍ 1500㍍

亀濱さん90歳、マスターズ陸上で快挙


昨年11月の全日本マスターズ陸上で3種目世界新3冠の快挙を達成した亀濱敏夫さん=宮古島市内

昨年11月の全日本マスターズ陸上で3種目世界新3冠の快挙を達成した亀濱敏夫さん=宮古島市内

 ぴんと伸びた背筋、ぜい肉一つない引き締まった体型、類いまれな脚力。どれを取っても「世界一」の名にふさわしい超人だ。「年を取らないのか?」。そんな声がまことしやかに聞こえてくる。

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2016年1月1日(金) 09:02 [【特集】新年号, 特集]

申年生まれ大集合

思いやりの心が自慢/下地小5年生児童


下地小5年生児童

下地小5年生児童

 明るくて、元気いっぱいで仲が良い。そんな形容がぴったりと当てはまるのが下地小学校の5年生31人だ。けじめ、やる気、思いやりを大切にするクラスで勉強もスポーツも活発。担任の仲間章子先生もそんな子供たちが大好き。「私にとって自慢の学級です」

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2016年1月1日(金) 09:01 [【特集】新年号, 特集]

サッカーしよう! 夢はなでしこ

UNITY MIYAKO/中学女子サッカー


地元のフットサル大会でプレーするメンバー。一般選手との試合を通して技術を磨いている=宮古島市民球場屋内練習場

地元のフットサル大会でプレーするメンバー。一般選手との試合を通して技術を磨いている=宮古島市民球場屋内練習場

 サッカー好きの女子中学生でつくる「UNITY MIYAKO」。メンバーは5人しかいなくて公式戦には出られないが、「今年こそは」と意気込む。まずは選手を集めて公式戦に出ることが今年の目標だ。そして将来は日本を代表する選手に-。大きな夢を胸に新年のスタートを切る。

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2016年1月1日(金) 09:00 [【特集】新年号, 特集]

世界王者へ視界は良好/ボクシング・フライ級

比嘉大吾(宮工卒)、着実に前進


ユースフライ級世界王者の比嘉大吾(本人提供)

ユースフライ級世界王者の比嘉大吾(本人提供)

 8戦8勝の無敗。プロデビュー以来全戦でKO勝ちを収めている。序盤から押しまくる攻撃型ファイターは昨年、世界ボクシング評議会(WBC)ユース・世界フライ級タイトルマッチを制し、ユース世界王者の座までたどり着いた。しかし目標はあくまでユースではない世界王者。「勝ち続けたい」-。闘志みなぎる表情で熱く語った。

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  • 宮古島の人口

    令和元年11月1日現在

    宮古島市 54,755 人
    27,586 人
    27,169 人
    世帯数 27,782 軒
    多良間村 1,126 人
    603 人
    523 人
    世帯数 516 軒
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