2016年5月11日のニュース一覧
2016年5月11日(水) 09:06 [社会・全般]
大福牧場周辺陸自配備計画 防衛局が図面再提出
地下水流域外に修正/市長「事前協議の必要なし」
宮古島への陸上自衛隊駐屯地建設計画で下地敏彦市長は10日、市平良庁舎で会見を開き、沖縄防衛局から4月28日付で旧大福牧場周辺への宮古島駐屯地の修正図面が提出されたことを明らかにした。修正図面は、昨年末に同局から提出され、今年4月に取り下げられた同局からの協議書よりも、規模が縮小され、地下水流域界内に示されていた、庁舎や車両整備場など全ての施設が地下水流域外に移動されている。このため、市は市地下水保全条例に定める対象事業には当たらず、事前協議の必要はない旨の文書を10日付で沖縄防衛局宛に発送した。
下地市長は「修正図面について、防衛局に対し、市民に丁寧に説明するよう要請した」と述べた。これに対し同局は5月中旬ごろに市民からの意見募集を始め、それを受けて、6月中旬ごろには市民対象の説明会を開催するという。
防衛局から最初に提出された協議書は地下水審議会に諮る必要があったため、結論が出るまでは公開できないとしていた。修正図面は施設等が全て流域外の計画なため、市地下水保全条例に基づく、同審議会での事前協議は不要と判断し、この日の発表となった。 下地市長は修正図面を受領したことで「地下水審議会は終了したことになる」と述べた。これまで市民団体などから地下水審議会や学術部会の議事録等の公開について下地市長は「市情報公開及び個人情報保護審査会に20日ごろに諮問するので、その結論に従う」と述べた。
2016年5月11日(水) 09:05 [社会・全般]
総消費額は4億4997万円/プレミアム商品券
新規喚起は1億1346万/商工会議所が副市長に報告
2015年度に実施された「美(か)ぎ島(すま)宮古島プレミアム商品券」の事業主体であった宮古島商工会議所の下地義治会頭らは10日、市役所平良庁舎で長濱政治副市長に事業の完了を報告。同事業実施に伴う総消費額は4億4997万円、新規に喚起された消費金額は1億1346万円と類推されることなどを説明した。
2016年5月11日(水) 09:04 [政治・行政, 社会・全般]
早期の応急対策事業を/宮古土地改良区
総合事務局に下地市長要請
【那覇支社】宮古地区国営施設応急対策事業推進協議会長の下地敏彦市長らは10日、沖縄総合事務局に久保田治局長を訪ね、国営施設応急対策事業宮古地区の2017年度事業着工について要請した。
2016年5月11日(水) 09:03 [地域・暮らし, 教育・文化]
クバン座でカマボコづくり/多良間「スツウプナカ」
本番に向け準備進む
【多良間】多良間島の伝統行事「スツウプナカ」が11日、「ナガシガー」など村内4カ所の祭場で行われる。本番を前に10日、クバン座では周辺の海で各海人座が網漁で獲った魚を料理し、一部は縁起の良い紅白のカマボコの原料となった。
2016年5月11日(水) 09:02 [産業・経済]
E3販売、一時停止/エコの島に打撃
基材ガソリン調達できず
基材ガソリンとバイオエタノールを混合して製造する自動車用燃料「E3」の販売が一時的に停止されている。基材ガソリンの供給元企業が石油販売事業から撤退したためだ。供給が途絶え、在庫も尽きたために販売を停止した。市によると6月をめどに再開が期待されているが、「現段階では不透明」だという。当面の措置としてレギュラーガソリンを販売している。
2016年5月11日(水) 09:01 [イベント]
園児がかち割りに挑戦/県宮古農水振興センター
「黒糖の日」消費拡大でPR
「黒糖の日」の10日、県宮古農林水産振興センター(植田修所長)はJAファーマーズマーケット「あたらす市場」前で黒糖の消費拡大セレモニーを実施した。心愛保育園の園児12人が「ありがとう」「おいしい黒糖」と書かれたたすきを掛け、多良間産黒糖のかち割りに挑戦。黒糖には体に良いミネラルやビタミンが豊富に含まれており、園児たちは試食しながら「おいしい」と歓声を上げていた。 宮古では四つある製糖工場のうち、宮古製糖多良間工場が含蜜製糖(がんみつとう、黒糖)、宮古製糖城辺工場、同伊良部工場、沖縄製糖が分蜜糖(ぶんみつとう、粗糖)を製造している。