「政治・行政」 2016年6月のニュース一覧
2016年6月30日(木) 09:07 [政治・行政]
3氏が宮古振興策訴え/参院選沖縄選挙区
【那覇支社】宮古毎日新聞社は第24回参院選沖縄選挙区(改選1)に立候補している新人で幸福実現党県本部副代表の金城竜郎氏(52)、3期目を目指す自民党公認・公明党推薦の現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)、無所属の新人で「オール沖縄」を掲げる元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)の3人にインタビューした。金城氏は、安倍首相の経済政策「アベノミクス」について評価を問いたいとし、最も訴えたい政策としてマイナンバー制度の廃止を挙げた。島尻氏は、これまでの実績と好調な県経済を踏まえ、政策を継続させる重要性を強調。伊波氏は、普天間飛行場の辺野古移設問題に決着を付け、日米政府を移設断念に追い込みたいと力説した。宮古振興については、金城氏がLCC(低価格運賃を提供する航空会社)を活用した宮古空港を中心とした観光振興を訴え。島尻氏は、航空運賃などの引き下げに取り組んできた実績を強調。伊波氏も、運賃への支援を制度化する必要性を指摘した。
宮古地区への陸自配備については、金城氏、島尻氏ともに、尖閣諸島の接続水域を中国軍艦が航行したことを踏まえ、国防上の観点から容認する立場を示したが、伊波氏は、「戦場を誘致するもの」として反対を強調した。子どもの貧困対策については金城氏は、企業や個人も参加する基金を新たに設立することを訴え。島尻氏は国の予算で確保した10億円を活用することに意欲を示した。伊波氏は、これまでの制度の活用や医療の無料化拡大などで対応することを掲げた。
2016年6月30日(木) 09:03 [政治・行政]
公園ゾーニング 宮古島市要望のA案決定/宮古広域公園計画検討委
【那覇支社】宮古広域公園(仮称)計画検討委員会(委員長・池田孝之琉球大学名誉教授)の第6回会合が29日、県庁で開かれ、基本計画案の公園ゾーニングの環境配慮書を踏まえたA・Bの両配置案を協議し、宮古島市が要望していたA案を全会一致で決定した。
2016年6月30日(木) 09:02 [政治・行政, 教育・文化]
統合計画策定委設置へ/城辺地区中学校
市教育委員会 2021年度の開校目指す
市教育委員会(佐和田貴美子委員長)の2016年度第3回委員会が29日に市役所城辺庁舎で開かれ、城辺地区中学校統合計画策定委員会設置要綱などを承認した。教育委員会が学校規模適正化案で示している2021年度までの統合校開校を目指し、委員会を設置して今年度中に統合計画案の策定や保護者、地域住民の意向調査に取り組む。
2016年6月29日(水) 09:06 [政治・行政]
総合庁舎「仕切り直し」/市議会6月定例会最終本会議
委託料削除を修正可決
市長、副市長給与削減も承認/不法投棄ごみ残存問題
宮古島市議会(棚原芳樹議長)6月定例会は28日、最終本会議を開き、上程議案の採決を行った。一般会計補正予算案は、総合庁舎建設に向けた委託料2400万円を認めず削除する修正案を全会一致で可決。不法投棄ごみ残存問題の管理監督責任として市長と副市長の給与を減額する条例案は一部議員が「処分内容が妥当かの判断が困難」などとして反対の考えを示したが賛成多数で可決した。
2016年6月29日(水) 09:04 [政治・行政]
救急ヘリ施設整備に5200万円/県議会が開会
補正予算案など12議案提出
【那覇支社】県議会6月定例会が28日、開会した。
翁長雄志知事は所信表明で「今年は沖縄21世紀ビジョン基本計画の中間地点の5年目に当たり、残された課題に対応するとともに、後期5年目に向けて沖縄振興をさらに加速させていくべき重要な年」と述べた。
2016年6月29日(水) 09:03 [政治・行政]
亀浜、座喜味氏が抱負/県議会開会
市民の負託に応える
【那覇支社】今月5日の県議選から初めてとなる県議会の6月定例会が28日、開会した。
定例会の開会を前に、今回の選挙で初当選した新人15人を含む48人全員に議員バッジが交付された。
2016年6月28日(火) 09:07 [政治・行政]
総合庁舎建設事業 委託料2000万円削除
市議会総務財政委 補正予算案を修正
開会中の宮古島市議会6月定例会は27日、総務財政委員会(嵩原弘委員長)で市当局提案の2016年度一般会計補正予算案を審議し、総合庁舎整備事業にかかる委託料2400万円を削除する修正案を可決した。重い財政負担や市民への説明不足を理由に委員全員が当局提案に異議を唱えた。当局が急ぐ総合庁舎建設事業にブレーキをかけた形だ。修正予算案はきょう28日の最終本会議で採決が行われる。
2016年6月25日(土) 09:07 [政治・行政]
学術部会結論を批判/陸自駐屯地建設計画
一般質問で平良敏夫氏
平良敏夫氏は24日、市議会(棚原芳樹議長)6月定例会一般質問の中で、水道水源流域に掛かる場所での陸上自衛隊駐屯地建設計画について審議を行った地下水審議会学術部会が「計画は認められない」と結論付けていたことについて、科学的裏付けがないと批判的な考えを示すとともに、私見として「市長が決めるべきことで、学術部会は懸念があるので再考すべき程度にとどめるべき」と報告のあり方を限定するべきとの認識を語った。
2016年6月25日(土) 09:06 [政治・行政]
「多くの市民が賛成」/自衛隊配備
池間豊氏、一般質問で強調
市議の池間豊氏は24日、開会中の市議会(棚原芳樹議長)6月定例会一般質問で、宮古島市への陸上自衛隊配備計画について「多くの市民が自衛隊配備はすべきであると思っている」「この議会でも9割以上の議員が賛成で、圧倒的多数で容認している」などと述べ、下地敏彦市長に「これ以上の民意はないと思う。こういう絶対的な民意を背景にして、堂々と自衛隊配備を進めていくべきだ」と述べ、配備に向け積極的な取り組みを求めた。
2016年6月25日(土) 09:02 [政治・行政]
県道改善に協力を/伊良部自治会長会
市に働き掛け求める
伊良部地区自治会長会は24日午前、下地敏彦市長に対し、伊良部字伊良部地区内を通る県道の改善に関する要請を行った。危険回避に向け、早急な再整備を県に働き掛けるよう求めた。
2016年6月23日(木) 09:07 [政治・行政]
金城、島尻、伊波氏立候補/沖縄選挙区
経済、辺野古移設問題など争点/7月10日投開票
【那覇支社】第24回参議院議員選挙が22日公示され、18日間の選挙戦に突入した。沖縄選挙区(改選1)に届け出たのは、届け出順に新人で幸福実現党県本部副代表の金城竜郎氏(52)、3期目を目指す自民党公認・公明党推薦の現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)、無所属の新人で「オール沖縄」を掲げる元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)の3人。投開票日は、7月10日。
2016年6月23日(木) 09:06 [政治・行政, 社会・全般]
「大福」の代替地を検討/陸自配備
千代田は用地取得手続きへ/井上防衛局長が市長と面談
宮古島市への陸上自衛隊配備について、沖縄防衛局の井上一徳局長が22日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、配備について「了解」の意思を示した下地市長に感謝の意を示した上で、千代田カントリークラブについては用地取得の手続きに入ることを説明し、配備地として同地が決定したことを報告。配備決定について下地市長も認めている。さらに、大福牧場(水道水源流域周辺)については今後代替地を検討するとしている。
2016年6月23日(木) 09:04 [政治・行政]
住民投票「なじまない」/市議会一般質問
自衛隊配備是非で市長
市議会(棚原芳樹議長)の6月定例会は22日、一般質問3日目が行われた。陸上自衛隊駐屯地の宮古島への配備について「了解する」との意思を示した下地敏彦市長に対し、山里雅彦氏が「最終的な判断は住民投票で決めるべきでは」の質問に、下地市長はこれまで通り「なじまない」と答弁した。
2016年6月22日(水) 09:06 [政治・行政]
教育機関誘致に本腰/宮古島市
国際観光医療大学も視野/市議会一般質問
市民アンケート実施へ
宮古島市が高等教育機関の誘致に本腰を入れる。今年度内に関連調査を実施する方針だ。主な調査方法は市民アンケート。進学のニーズや要望を集約し、誘致する専門分野や課題を絞って次年度設置予定の検討委員会で議論を深める。県議選で話題になった国際観光医療大の誘致も視野に入れている。21日の市議会一般質問で、友利克企画政策部長が方向性を示した。富永元順氏に対する答弁。
2016年6月21日(火) 09:06 [政治・行政]
市長 陸自受け入れを表明/市議会一般質問
中国、北朝鮮の脅威指摘/大福牧場への建設は認めず
下地敏彦市長は20日、宮古島市への陸上自衛隊配備計画について「了解する」と述べ、事実上の受け入れを表明した。一方、施設の計画が予定されている2カ所の内、大福牧場周辺については「水道水源への影響はないとは言い切れない」として認めないとした。防衛省には伝えたという。千代田カントリークラブについては言及しなかった。開会中の市議会(棚原芳樹議長)6月定例会一般質問で、真栄城徳彦氏の質問に答えた。
2016年6月21日(火) 09:05 [政治・行政, 社会・全般]
配備「OK」も説明混迷/陸自配備問題
「千代田」は言及避ける/下地市長が見解
下地敏彦市長は20日、市議会一般質問後に記者会見を開き、議場で答弁した「了解」の見解について説明した。この「了解」との判断について下地市長は、あくまで防衛省の「宮古島に陸上自衛隊を配備したい」に対するものであり、昨年5月に左藤章防衛副大臣が市側に示した配備計画に対するものではないことを強調。候補地については「白紙」の状態であるとの見解を示した。
2016年6月21日(火) 09:04 [政治・行政, 社会・全般]
推進派「活動活性化させる」 反対派「無茶苦茶なやり方」/市長陸自配備了解
下地敏彦市長が20日に市議会6月定例会一般質問で、陸上自衛隊駐屯地を白川田水源流域に隣接する場所に建設する防衛省の計画を認めないとする一方、宮古島への自衛隊配備そのものは了解するとの考えを示したことについて、議会を傍聴していた配備に反対する市民は予定地が未定の状態で配備を了解するという表明に「無茶苦茶なやり方」と非難。配備賛成市民は配備実現へ「活動を活性化させる」との考えを示した。一方、推進派の宮古地区自衛隊協力会の野津武彦会長は、市長が自衛隊配備を了解したことに関して「(詳しくは)場所が決まってから」と述べるにとどめ、市長判断に対する評価などについては言及しなかったが「市長が容認した。われわれは活動を活性化させるだけ」と述べた。
2016年6月19日(日) 09:05 [政治・行政]
あすから一般質問/市議会6月定例会
5日間で21人登壇 自衛隊、地下水で論戦へ
市議会(棚原芳樹議長)6月定例会の一般質問は20日にスタートする。27日までの間に「慰霊の日」(23日)と土日を除く5日間で、与野党21人が当局見解をただす。
2016年6月18日(土) 09:04 [政治・行政]
漁業者の安全確保要請/下地市長ら県に
【那覇支社】下地敏彦宮古島市長は17日、中国軍艦が9日に尖閣諸島の接続水域を航行したことに関連して、県庁内で安慶田光男副知事に対し、漁業者の安全確保と監視・警備体制の充実について国に働きかけるよう要請した。中山義隆石垣市長と八重山市町議会議長会の知念辰憲会長(石垣市議会議長)も同行した。
2016年6月18日(土) 09:03 [政治・行政]
「場所を変更すべき」/陸自配備
下地政調会長、防衛省に要請へ
おおさか維新の会の下地幹郎国会議員団政調会長と市議会の21世紀新風会のメンバーが17日、市内のホテルで会見を開き、沖縄防衛局が宮古島市で駐屯地建設を予定している大福牧場周辺については反対の立場であることを表明。下地氏は「場所の変更が必要であることを私から防衛省には伝えたい」と述べた。
2016年6月17日(金) 09:07 [政治・行政]
陸自駐屯地建設新計画審査など 陳情書採択見送る
継続審査を決定/市議会経済工務委員会
市議会経済工務委員会(仲間則人委員長)が16日、市役所平良庁舎で開かれ、陸上自衛隊駐屯地建設計画について審議した市地下水審議会と学術部会の議事録公開や、建設場所を水道水源流域外に変更し新たに提出された建設計画も地下水審議会で審査することなどを求める3件の陳情書の審査などを行った。委員の意見が採択と継続審査に分かれたため挙手による採決を行った結果、いずれも継続審査とすることを決した。
2016年6月17日(金) 09:05 [政治・行政]
下地市長、議案を撤回/ウインディ管理者指定
下地敏彦市長は16日、市議会(棚原芳樹議長)6月定例会に提出した、下地前浜にある市の施設「ふれあいの前浜海浜広場施設(ウインディまいばま)」指定管理者の指定について、同日付で議案を撤回すると表明した。理由について下地市長は「同施設の指定管理者募集要項の応募資格に適合しない事業者を候補者として選定したことが判明したため」としている。20日の本会議(一般質問)前に、議案の撤回とその理由を説明し、議会の承認を受ける。承認される見通し。
2016年6月17日(金) 09:04 [政治・行政]
全会一致で抗議文可決/女性暴行殺人事件
一般質問に6人登壇/多良間村議会6月定例会
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)6月定例会が16日開会した。先月うるま市で発生した、元米兵による、女性暴行殺人事件に関する意見書、抗議文の採決が行われ、全会一致で可決された。同意見書・抗議文は内閣総理大臣、在沖米国総領事、在米軍沖縄地域調整官に送られる。午後からは一般質問が行われ6人が登壇。伊良皆光夫村長に答弁を求めた。
2016年6月16日(木) 09:07 [政治・行政]
応募資格外の企業を選定/ウインディ管理者指定
市、議会の議決求める/総務財政委「審査できない」
自治体が民間企業や団体などに公の施設の管理を代行させる指定管理者制度で、宮古島市が、「ふれあいの前浜海浜広場施設(下地前浜、ウインディまいばま)」の募集要項に該当せず、応募資格外の企業を選定していたことが分かった。市は、開会中の市議会(棚原芳樹議長)6月定例会に、同企業を指定管理者の候補として議会の議決を求め上程している。
2016年6月16日(木) 09:06 [政治・行政]
「市民の意見聞くべき」/市議会総務財政委
総合庁舎建設に異議/膨大な予算を懸念
市議会の総務財政委員会(嵩原弘委員長)は15日、市役所平良庁舎で付託された議案を審査した。新しい総合庁舎の建設については、与野党を問わず全委員が膨大な予算を懸念。「建設するか、しないか。まずは市民の意見を聞くべきだ」と述べ、「建設ありき」の行政主導型の進め方に異議を唱えた。
2016年6月16日(木) 09:05 [政治・行政]
上程議案に記載ミス続く/6月定例会
棚原議長が市当局に注意
14日に開会した市議会6月定例会で、市が上程した二つの議案に記載ミスがあり当局が訂正した後、正しい議案に差し替えた。この間、議会は休憩となり、議事進行に約1時間の遅れが生じた。今月3日の臨時会でも同様なミスがあったばかりで、棚原芳樹議長は「今後は議案を提案する際は、訂正等がないよう強くお願いする」と議長席から当局に注意を促した。
2016年6月15日(水) 09:07 [政治・行政]
陸自配備現計画地 与党10人が反対/市議会
断念求め市長に要請/水保全「市民の不安増幅」
宮古島への陸上自衛隊配備計画で、市議会与党の真栄城徳彦氏ら8人と公明党議員団は14日午後、下地敏彦市長に対し、旧大福牧場周辺での駐屯地建設計画の断念を防衛省に求めるよう要請した。地下水保全の観点から、現計画地における建設に反対の意向を表明。「市民の理解を得ることは到底困難」としている。下地市長は「真摯に受け止め、十分検討したい」と述べるにとどめた。
2016年6月15日(水) 09:06 [政治・行政]
94.6%で過去最高/15年度市税徴収率
前年度比1.2ポイント増加/早期の滞納整理など奏功
宮古島市の2015年度市税徴収率は94・6%と、前年度の93・4%を1・2ポイント上回り、徴収率の過去最高を更新した。下地敏彦市長らが13日、市役所平良庁舎で会見を開き、徴収実績を発表した。徴収率が伸びた主な要因として、下地市長は「コンビニ納税で利便性が向上したこともあるが、現年度課税分の滞納整理の早期着手や対応処分を徹底的に取り組んだことが徴収率アップにつながった」と説明した。
2016年6月15日(水) 09:05 [政治・行政]
処分職員とのバランス勘案/市議会6月議会
ごみ残存問題給与減額提案/副市長が算出根拠説明
宮古島市議会(棚原芳樹議長)6月定例会が14日、開会した。初日は議案の上程と提案理由の説明、質疑などが行われた。今定例会に提案されている不法投棄ごみ残存問題で下地敏彦市長の給与20%、長濱政治副市長の給与15%をいずれも3カ月間、減額処分する条例案について、その算出根拠を長濱副市長は担当職員や管理職などに課した処分とのバランスを勘案して決定したと説明した。
2016年6月11日(土) 09:07 [政治・行政]
書籍や旅費に使用/15年度政務活動費
全額返還、未申請も/今年度から18万円に増額
市議会事務局はこのほど、市議の政策調査研究費などの活動に支給される政務活動費の2015年度収支状況をまとめた。市議26人中、24人が年間6万円の活動費を支給されたが、うち、4人が使わなかったなどとして一部、または全額を市に返還。「議員報酬で対応する」などとして、最初から申請しなかった議員もいた。同活動費は、「議員活動がしやすい環境づくりの推進」などを理由に、昨年度まで月額5000円(年額6万円)を、今年度から3倍となる月額1万5000円(同18万円)に増額した。