2016年7月29日のニュース一覧
2016年7月29日(金) 09:08 [社会・全般]
役員改選請求が成立/池間漁協臨時総会
投票で賛成多数 新役員選任へ
池間漁協と宮古島漁協との合併問題をめぐり、池間漁協(仲間毅組合長)で推進派の役員と反対派の正組合員一部の対立が続く中、役員改選請求(リコール)の賛否を問う臨時総会が28日、池間公民館で開かれた。全正組合員29人による無記名投票の結果、賛成18票が反対11票を7票上回り、リコールは成立した。現役員は、来月18日に予定されている新たな役員選任に伴う臨時総会で新役員が決まった後、事務引き継ぎを新役員に行い正式に辞職する。
2016年7月29日(金) 09:07 [産業・経済]
宮古牛上物率 2年連続8割超/JA肥育センター
県内トップクラスの格付け/15年度実績 優れた肉質を証明
JAおきなわ宮古肥育センター(平良狩俣)が出荷した宮古牛の2015年度枝肉実績で、4~5等級の上物に格付けされた宮古牛が全体の83・9%に上ることがJAおきなわのまとめで分かった。上物率8割超は2年連続で、県内トップクラスの格付け。宮古牛の優れた肉質と高い肥育管理技術が証明された。
2016年7月29日(金) 09:06 [地域・暮らし]
傘と優しさに包まれて/リュウキュウキンバト
マンゴー農園で子育て中
平良字西仲宗根にあるマンゴー農園のビニールハウス内で、国の天然記念物キンバト(環境省レッドデータブック絶滅危惧ⅠB類)が子育てに奮闘中だ。
このマンゴー農園を営む70代の男性が1週間ほど前に、マンゴー収穫後、毎年行っている枝の刈り込みをしたところ、一本のマンゴーの木にキンバトの巣とその中に卵2個を発見した。
親鳥が一生懸命に卵を暖める姿を見た男性は、選定によって巣の上にあったマンゴーの葉が無くなり、ハウス内に差し込む強い日差しが直接親鳥にあたることから、傘を巣の上に設置した。
この男性は「30年以上マンゴー栽培をしているが、こんなことは初めて。夕方ごろに雄と雌が入れ替わって卵を温めている。その姿がとてもかわいくて、このキンバトの親子は今、この農園の宝物だよ」と笑顔で話した。
美しい緑色の羽を持つキンバト。子育てのために選んだ安住の地であるマンゴー農園は、日差し避けの傘と、子育てを応援する周囲の人たちの優しさに包まれている。
2016年7月29日(金) 09:05 [政治・行政]
元地権者相手に損害賠償訴訟へ
伊小中校用地問題で市教委
伊良部地区小中一貫校建設用地売却問題で、市教育委員会(宮國博教育長)は28日行われた同委員会の定例会で、当初予定していた学校用地を仮契約後に売却した元の地権者を相手取った損害賠償請求訴訟を行うことを確認した。訴えには議会議決が必要なことから、下地敏彦市長に対して、訴えの提起に係る議案を9月定例会に提出するよう依頼する議案を全会一致で可決した。
2016年7月29日(金) 09:04 [教育・文化]
接遇時の心構えなど紹介/専門家が接客講習会
県商店街振興組合連合会主催
県商店街振興組合連合会主催の接客マナー講習会が28日、市内ホテルで開かれた。市内事業所で接客に携わる従業員など約20人が参加。ビジネスマナーセミナーなどを開催している「オフィスキャリエール」(南城市)の小那覇りな代表が講師を務め、接遇時の心構えなどを紹介した。
2016年7月29日(金) 09:03 [教育・文化]
教育に「必要な力」学ぶ/ライオンズク
教諭らフォローアップ研修
ライオンズクラブ国際協会337-D地区主催の「思春期のライフスキル教育『ライオンズクエスト』ワークショップおよびフォローアップ研修』」が28日、宮古教育会館で2日間の日程で始まった。ワークショップには、平良中と鏡原小、同中の教諭のほかPTAの代表らが参加して、子供たちが人と豊かにかかわり合いながら、自分らしく生きるために必要な力(ライフスキル)を取得させる方法を学んだ。
2016年7月29日(金) 09:02 [私見公論]
【私見公論】舟は帆まかせ帆は風まかせ/仲間明典
さらばグレートブリテン
国家としての分裂も招ききれないイギリスのEU離脱、南シナ海問題で国際海洋法条約に基づく仲裁裁判所の判断を蹂躙(じゅうりん)した中国、シリア問題、IS、ヨーロッパのテロ、アメリカの人種差別と銃社会、中南米の治安、バングラデシュのテロ、トルコのクーデター、身近なものでは北朝鮮の核実験とミサイル、尖閣問題、ソ連の領海侵犯、未曾有の不穏が立ち込めている。
2016年7月29日(金) 09:01 [はばたけあすの顔]
【はばたけあすの顔】1学期の「頑張り」発表/池間小中学校1、2年生
男子5人、女子3人
池間小中学校(屋嘉比邦昭校長)は周囲を海や山林に囲まれた自然豊かな学校。19日は池間島に生息するオカガニの親子観察会を開いた。オカガニは、ぞろぞろ歩いて海の波打ち際へ。満月の下で放卵する様子に感動していたという。
2016年7月29日(金) 09:01 [人(ひと)]
【ひと】JTA宮古支社長に就任/波照間 弘光さん(51)
島への恩返しに全力
「恩返しの気持ちを形に残したい」。自身は那覇で生まれ育ったが、母のタケさんは平良狩俣出身だ。「ぼくには宮古のDNAがあるんです」とにこり。2度目となる宮古勤務で、島、人への恩返しに全力を尽くす。