「産業・経済」 2017年1月のニュース一覧
2017年1月31日(火) 09:07 [産業・経済]
沖縄振興予算ソフト交付金 宮古島市は8億600万円/17年度
前年度比1億9600万円の減/多良間村は2億4000万円
【那覇支社】2017年度沖縄振興予算3150億円のうち、沖縄振興特別推進交付金(ソフト交付金)688億円の配分額を決める沖縄振興会議と沖縄振興市町村協議会が30日午後、那覇市の自治会館で開催された。振興予算全体で前年度比6・0%減となった影響で、宮古島市への配分は前年度比1億9600万円減の8億600万円、多良間村は同4400万円減の2億4000万円となった。
2017年1月28日(土) 09:05 [産業・経済]
エコブランド豚確立へ/推進協
3候補試作肉を試食/専門家「かなり良い」と評価
養豚の再生を目指す宮古地域養豚エコブランド確立推進協議会は27日、宮古家畜保健衛生所で試作豚肉の食味試験会を開いた。試作3候補と従来の豚から計12種類の肉を用意。50人のモニターが焼き肉としゃぶしゃぶを試食し、見た目、臭い、味に触れた。専門家によると試作豚肉は「かなり良い」。宮古エコブランド豚の誕生に期待が高まる。
2017年1月28日(土) 09:04 [産業・経済]
キビ脱葉設備が本格始動/宮糖伊良部工場
砂糖回収率アップに期待
宮古製糖伊良部工場(池間邦雄工場長)にハーベスターで刈り取られたサトウキビ原料と葉殻などを選別するキビ原料脱葉(だつよう)処理設備が新設され27日、運転開始式が行われた。宮古製糖の安村勇社長ら関係者約40人が見守る中、重機を使って大量の原料が投入され、本格的に始動した。安村社長らは、今後の糖度回収率アップに期待を寄せた。同設備の総事業費は約2億5400万円(国・県を合わせて5割、同社が5割をそれぞれ負担)。
2017年1月27日(金) 09:04 [産業・経済]
ネットで注文、配達OK/イオン琉球
マックスバリュ西里店で開始
イオン琉球(本社・南風原町、坊池学社長)は、ネットを利用して商品を注文し、自宅に届ける「イオンネットスーパー」を25日夕から、また、店舗で買った商品をその日のうちに自宅に届ける「お買い物らくらく宅配便」のサービスを26日から、それぞれマックスバリュ宮古西里店でスタートさせた。ネットスーパーは、約1万点の商品をネットで注文すると、定められた時間帯で自宅に配達するシステム。同社では、共働き世帯や、子育て中の母親、高齢者などへの利用に期待している。平良地区の約1万2000世帯が対象だが、要望があればエリアを拡大する方針。
2017年1月25日(水) 09:06 [産業・経済]
12月までに57万人/16年度入域観光客数
前年度比17万9000人増/70万人達成の可能性
2016年4月から12月までの宮古島市への入域観光客数は57万1285人となり、前年度同期実績の39万2063人を17万9222人上回った。12月単月でも前年比6334人の増となった。市観光商工局観光課がこのほど発表したもので、羽田と関西からの宮古直行便が好調なことが主要因と分析。3月までこのままの勢いで観光客数が伸びれば年間70万人に届く可能性もあるとの見方を示す。
2017年1月25日(水) 09:01 [産業・経済]
労働軽減と反収アップへ/キビ株出し管理実演会
2016年度さとうきび株出し管理実演会(主催・宮古地区さとうきび管理組合、共催・宮古地区さとうきび技術員会)が24日、城辺吉田地区のほ場で行われた。大勢のキビ生産農家は、株出し管理機が一工程で同時に行う「根切り・株揃え、葉がら・土除去、施肥・除草剤散布」などの性能を学び、労働軽減や反収アップの効果について知識を深めた。
2017年1月24日(火) 09:04 [産業・経済]
名古屋直行便を正式報告/ANA
貨物輸送の効率も向上/市長「朗報」と期待
全日本空輸(ANA)の志岐隆史取締役常務執行役員ら4人が23日、市平良庁舎で下地敏彦市長に来年度の事業計画の報告をした。その中で6月17日から10月28日までの期間運航で宮古-中部(名古屋)空港路線を新設すると報告した。1日1往復で、中部空港発午前11時40分、宮古空港着午後2時40分で、宮古空港からはその日の午後3時に出発して、中部空港に午後5時20分着予定。実績によっては通年運航に移行する可能性もあるという。
2017年1月24日(火) 09:02 [産業・経済]
畑への移植始まる/多良間
葉タバコ 苗の出来好調
【多良間】葉タバコ農家は20日から、葉タバコの畑への移植を始めた。村葉たばこ生産振興会は、昨年12月に播種式を行った。今月23日には各葉タバコ農家に苗の配布が行われ、各農家はハウスで栽培を行っていた。
2017年1月21日(土) 09:05 [産業・経済]
153万人の過去最多/宮古空港16年旅客搭乗者数
前年比20万人の大幅増/本土直行便就航が要因
宮古空港の定期便、臨時便、チャーター便を合わせた2016年の年間旅客搭乗数は153万281人で、過去最多だった15年の133万2856人を19万7425人も上回り大幅に記録を更新した。全日空(ANA)が同年3月から羽田直行便を新規就航させたことや、前年は期間限定運航だった関西直行便を通年就航にしたことなどが増加の主な要因と考えられる。
2017年1月21日(土) 09:03 [産業・経済]
葉タバコ定植始まる
昨年12月に播種、上質作柄願う
昨年12月の播種以降、順調に育苗した2017年産葉タバコを管理作業車を使って本畑に定植する作業が20日、宮古の一部地域で本格化した。このうち上野地区の生産農家では、管理作業車に乗り、植え付けながら前年以上の上質作柄と反収増を願った。4月から収穫予定。
2017年1月20日(金) 09:06 [産業・経済]
1番牛に174万円/肉用牛初競り
県内過去最高額に沸く
JAおきなわ宮古家畜市場の2017年初競りが19日開かれ、1番牛に子牛としては県内過去最高額となる173万9880円(税込み価格)が付いた。1頭平均価格は80万円台、平均キロ単価も3056円と過去最高水準の高値。成牛を含む販売額は3億4400万円の大商いだった。市場は終日大いに沸いた。
2017年1月20日(金) 09:05 [産業・経済]
産地・ブランド化誓う/肉用牛
初競り式典で一丸/市場は高値取引で盛況
JAおきなわ宮古家畜市場の2017年初競り式典が19日開かれ、繁殖農家や購買者、関係団体の代表らが出席し、向こう1年間の高値安定を祈願した。併せて素牛(子牛)の産地化と宮古牛のブランド化を決意した。式典後の初競りは盛況、高値取引に沸いた。
2017年1月18日(水) 09:04 [産業・経済]
収穫キビに農薬ダメ/病害虫対策協
残留検知で出荷停止/アブラムシがまん延
サトウキビの葉裏に白く綿状に付着するカンシャワタアブラムシが宮古本島でまん延している。葉が黒変しない限り大きな影響はないが、JAさとうきび対策室によると、農薬を散布しようとする農家がいるという。仮に収穫期のキビに散布すると農薬が残留したまま工場に運ばれ、最悪の場合は原料糖出荷停止の事態を招く。病害虫対策協議会は17日の会議で、「収穫期のサトウキビに影響を与える農薬の使用は不可」とする見解をまとめた。
2017年1月18日(水) 09:03 [産業・経済]
平均糖度は14・34度/沖縄製糖
操業1週間、高品質を維持
沖縄製糖宮古工場の2016-17年期製糖操業は17日、開始から1週間を迎えた。これまで1万1021㌧の原料(サトウキビ)を搬入し、平均糖度は14・34度と基準糖度帯(13・1~14・3度)を上回る高品質を維持している。
2017年1月17日(火) 09:05 [産業・経済]
平均糖度13・81度/宮糖城辺工場
操業1カ月 品質は上昇傾向
宮古製糖城辺工場の2016-17年期製糖操業は16日、開始から1カ月を迎えた。これまで4万3015㌧のサトウキビ(原料)を搬入し、平均糖度は13・81度と基準糖度帯(13・1~14・3)内の品質を維持している。最近の冷え込みで品質は上昇傾向にある。
2017年1月17日(火) 09:04 [産業・経済]
葉タバコを本畑定植/上野地区
試験栽培、昨年11月に播種
上野地区で16日、昨年11月に播種した試験栽培用の葉タバコを本畑へ定植する作業が見られた。一部の生産農家は管理作業車を使った植え付け作業に精を出していた。従来通り12月に播種した葉タバコの本畑への定植作業は20日以降に本格化する見通し。
2017年1月13日(金) 09:04 [産業・経済]
中型マグロが大漁/佐良浜漁港
喜翁丸、四国へ出荷
伊良部漁協(漢那一浩組合長)所属のカツオ一本釣り漁船の喜翁丸(9・9㌧、漢那竜也船長)などが今年に入り、カツオ・マグロ釣りで大漁が続いている。佐良浜漁港では12日、喜翁丸が中型キハダマグロを1・5㌧水揚げし、四国の徳島県への出荷に追われた。
2017年1月12日(木) 09:07 [産業・経済]
沖糖、製糖操業を開始/無事故・無災害願う
平均糖度14・37度と高水準
沖縄製糖宮古工場(砂川玄悠工場長)で11日、2016-17年期のサトウキビ製糖操業が始まった。砂川工場長ら関係者100人余が参加し、赤名宮に安全第一で無事故・無災害を祈願した。初日の原料搬入は1160㌧、平均糖度は前期の初日(昨年12月8日)より0・7度高い14・37度で基準糖度帯(13・1~14・3度)を上回る幸先のよいスタートを切った。砂川工場長は「まれに見る高い糖度。農家の手取り額に期待が持てる」と声を弾ませた。
2017年1月12日(木) 09:04 [産業・経済]
親子で一番乗り30年/沖糖にキビ搬入
平良栄喜さん「感無量」
下地地区にある沖縄製糖宮古工場(砂川玄悠専務・工場長)で11日、2016-17年期のサトウキビ製糖操業の開始時間前に、大型トラックが積んだキビを搬入するためにずらりと並んだ。今年も大型トラックの一番乗りは丸栄運送代表で運転手平良栄喜さん(55)=城辺=。今年は親子合わせて一番乗り連続30年の節目を迎える。平良さんは「記念の節目を迎え、感無量である。収穫したキビ畑には1本も残さないように運ぶ」と気持ちを引き締める。
2017年1月9日(月) 09:04 [産業・経済]
業界のさらなる発展誓う
県建設業協会新春の集い
【那覇支社】県建設業協会(下地米蔵会長)の「新春の集い」が6日、那覇市内のホテルで催され、建設企業や国、県などの行政関係者ら約350人が出席した。宮古支部から長田幸夫支部長ら会員13人も参加し、県内の建設業界のさらなる発展を誓い合った。
2017年1月7日(土) 09:07 [産業・経済]
野菜初出荷、高値を祈願/JA野菜・果樹生産出荷連絡協
生産2778㌧を計画/目標販売高は10億円
宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会の2017年宮古地区初荷式が6日午後、JAおきなわ宮古地区農産物集出荷場前で開かれた。生産農家のほか県、宮古島市などの団体から多数の関係者が参加し、17年産の高値販売と安全輸送を祈願した。今期は2778㌧の出荷を計画、目標販売高は10億円に設定した。
2017年1月7日(土) 09:05 [産業・経済]
手刈りキビは220㌢まで/沖糖
豊作で荷台に収まらず/規定外は積載拒否も
「手刈りサトウキビの長さは220㌢まで」。11日に今期操業を始める沖縄製糖宮古工場が、生産農家にこんな注意を呼び掛けている。トラックの荷台の幅以上の原料(サトウキビ)を積んで走れば道路交通法違反に問われる可能性があるためだ。農家には長さ220㌢を目安にカットするよう求めており、守らない農家の原料は積み込まない場合も。厳しい措置だが、裏を返せば豊作の証し。沖縄製糖は「守ってほしい」と自助努力を促している。
2017年1月6日(金) 09:04 [産業・経済]
宮古製糖が36位入り/15年度県内法人企業ランキング
【那覇支社】東京商工リサーチ沖縄支店が発表した2015年度の県内法人企業利益ランキングによると、純利益が2000万円以上の対象企業は前年度比65社増の806社と7年連続で過去最多、利益総額も同13・9%増の1189億4788万円と過去最高をそれぞれ更新した。1社当たりの平均利益額は同4・7%増の1億4757万円となった。増益企業は同83社増の537社。対象企業の66・6%を占めた。
2017年1月6日(金) 09:02 [産業・経済]
宮古の経済は好況/具志堅公庫理事
市長表敬し意見交換
2017年1月5日(木) 09:06 [産業・経済]
キビ代金2万2232円/16-17年産
前期比487円の大幅増
2016-17年産のサトウキビ代金が決まった。1㌧当たりの農家手取額は標準的な糖度(13・7度)で前期比487円増の2万2232円。製糖工場が農家に支払う原料代金の増額が代金引き上げの要因だ。今期のサトウキビは質、量ともに豊作型。農家所得の大幅な向上が見込まれる。
2017年1月5日(木) 09:05 [産業・経済]
平均糖度は14・62度/宮糖伊良部操業1カ月
過去最高水準の品質
宮古製糖伊良部工場の2016-17年期製糖操業は先月31日で開始から1カ月を迎えた。累計の搬入量は1万4318㌧、平均糖度は14・62度と過去最高水準の品質を維持している。1㌧当たりの農家手取額は2万2993円。
2017年1月1日(日) 09:13 [【特集】新年号, 産業・経済]
空港ターミナル40年 空の玄関の歩み/観光客70万人へ
利用客は年間130万人
宮古空港ターミナル株式会社(下地義治社長)が設立40周年を迎える。この間空の玄関口として多くの役割を担ってきたターミナルビル。前史から今日に至るまでの歴史を振り返る。
2017年1月1日(日) 09:12 [【特集】新年号, 産業・経済]
水効果で農業発展/島の農業変える地下ダム
「宮古伊良部地区」の工事順調
干ばつに苦しめられていた宮古の農業を劇的に変えたといわれる地下ダム事業。現在、宮古本島と伊良部島で新たな地下ダム事業が進められている。