「美ぎスマ」 2017年7月のニュース一覧
2017年7月29日(土) 09:01 [美ぎスマ]
【美ぎスマ】優秀な人物誕生/下地地区洲鎌集落
洲鎌はJAおきなわ下地資材店(洲鎌本字)辺りから入江湾(棚根地区)まで東西に長く延びる広い集落。住宅は資材店一帯に密集し一角には宮古上布の創製者といわれる稲石刀自(とぅじ)と夫下地親雲上真栄(ぺーちん)当時の下地の最高位)を祭る「真屋御嶽」がある。近くには県議会議長を務め宮古から初めて衆院議員に当選した盛島明長の生誕の地碑も建つ。6月末の人口は361人(男性175人、女性186人)、世帯数が189戸。大きい集落ではないが稲石や盛島に代表される優秀な人物の誕生が光彩を放つ。旧下地町長にも盛島明得、下里芳蔵、上地真幸、下里功の4人が就任した。産業は農業が中心。近年は農業基盤整備が進み農家に後継者が育っている。
2017年7月1日(土) 09:01 [美ぎスマ]
【美ぎスマ】伝統文化、自然豊か/伊良部地区 佐和田・長浜集落
伊良部西区の佐和田、長浜は西に美しい佐和田の浜(日本の渚百選)を望み、南は伊良部・下地島間を通る水道(通称・入江)と接する自然豊かな集落。文化財も多く佐和田の浜の魚垣(カツ)は集落の長い歴史を偲ばせる。産業は入江の干潟を活用した製塩業が栄えていたことで知られる。現在の産業はサトウキビ栽培を主とする農業が中心。待望の地下ダムの水利用は2020年度以降になる。観光は伊良部大橋の開通(2015年)を機に活気づいてきた。「ホテルてぃだの郷」を運営する猪子立子さんは、地域の伝統文化を生かしたツアーを組み観光客を全国から呼び込んでいる。