「産業・経済」 2017年10月のニュース一覧
2017年10月31日(火) 09:04 [産業・経済]
約6割が人手不足を懸念/県内企業
ホテル・飲食は8割以上
【那覇支社】おきぎん経済研究所(東川平信雄社長)は30日までに、人手不足に関する県内企業の調査結果を発表した。ホテルや飲食店などの「その他サービス業」では8割以上、建築業は約7割、全体でも約6割の企業が人手不足か今後不足が見込まれると回答し、県内企業で人手不足への懸念が高まっていることが明らかになった。
2017年10月31日(火) 09:03 [産業・経済]
6位大米、11位共和/県内建設業完工高
宮古関連、5社ランク入り
【那覇支社】東京商工リサーチ沖縄支店は30日、2016年度の県建設業完成工事高ランキング(10億円以上、16年4月期~17年3月期)を発表した。宮古関連では、6位の大米建設や11位の共和産業のほか、先嶋建設、佐平建設、日進電気土木の計5社がランク入りした。1位は国場組の248億200万円で、1985年度に集計を始めて以来、32年連続で首位を維持した。
2017年10月31日(火) 09:02 [産業・経済]
来月、6番目のホテル開業/ユニマットプレシャス
ホテルシーブリーズカジュアル
ユニマットプレシャス(本社・東京、高橋洋二会長)は11月20日に、新たなコンセプトの宿泊施設「ホテルシーブリーズカジュアル」を宮古島市上野のシギラリーゾートに6番目のホテルとしてオープンする。イースト、ウエストウィングはともに地上6階建て。1階にレストラン、2階がフロント、ロビー、ショップで、客室は1~6階までの170室。
2017年10月28日(土) 09:07 [産業・経済]
人手不足への対策急務/公庫経済懇談会
確保へ外国人も視野/課題解決へ意見や提言
沖縄振興開発金融公庫(川上好久理事長)と宮古経済界代表や行政トップらが意見交換する2017沖縄公庫・宮古経済ワイドー懇談会(主催・沖縄公庫)が27日、市内ホテルで開かれた。出席者は、入域観光客数が過去最高と好調に推移していることや、民間工事も大型ホテルなどを中心に建設需要が増えているとした反面、人手不足が深刻な問題になっていると指摘。課題解決へ向け、専門的な技術や技能を有する外国人の確保も視野に、官民連携で取り組む必要性を強調した。
2017年10月27日(金) 09:02 [産業・経済]
増産の取り組みなど発表/キビ・甘蔗糖関係検討会
沖縄、鹿児島の関係者参加
沖縄県と鹿児島県のサトウキビ関係者らによる2017年度サトウキビ・甘蔗糖関係検討会が26日からJAおきなわ宮古地区本部大ホールで開催。日程はきょう27日までの2日間で、生産者や製糖工場、農協、関係機関の担当者ら約250人が参加。初日は各県での増産や生産安定化への取り組み紹介や農林水産省からの情報提供、講演などが行われた。
2017年10月25日(水) 09:04 [産業・経済]
足湯、農業、発電で実証/天然ガス利活用
事業化検討委で進ちょく確認
2017年度第1回宮古島市天然ガス資源事業化推進検討委員会(委員長・長濱政治副市長)が24日、市役所平良庁舎で開かれた。事業の進ちょく状況の確認が行われ、実証、調査事業として温泉水を利用した足湯やハウスでの温泉熱利用栽培、天然ガスを活用した発電を行うこと、足湯施設は11月利用開始予定であることなどが紹介された。
2017年10月25日(水) 09:02 [産業・経済]
県共進会、上位入賞を/農業振興会
宮古代表牛生産者を激励
県畜産共進会に出品される宮古代表牛の生産者を激励する会が23日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで開かれた。畜産農家ら関係者多数が参加し、生産者6人を激励し、共進会での上位入賞に期待を込めた。共進会は来月3日、JA南部家畜市場で開催される。
2017年10月21日(土) 09:04 [産業・経済]
上半期500万人突破/県観光客
過去最高を更新
【那覇支社】県文化観光スポーツ部は20日、2017年度上半期(4~9月)の入域観光客数が対前年同期比9・3%増の504万6100人となり、過去最高を更新したと発表した。半期で500万人を超えたのは、今回が初めて。
2017年10月20日(金) 09:03 [産業・経済]
インゲン生産振興に一丸/課題解決研修会
拠点産地目指し情報収集
サヤインゲンの生産振興を図るための課題解決研修会が19日、県宮古合同庁舎などであった。多くの農家が参加して本土での取り扱い状況を確認し、市場評価が高い宮古島産インゲンの品質維持の重要性について認識を深めた。今後は県の拠点産地認定に向けて生産振興と活動の充実を図る。
2017年10月18日(水) 09:05 [産業・経済]
家畜輸送船「かりゆし」就航/琉球海運とJAおきなわ
宮古からの子牛輸送に威力発揮へ
【那覇支社】JAおきなわと琉球海運、セリ牛事故共助積立金運営委員会などでつくる家畜海上輸送協議会(会長・大城勉JAおきなわ理事長)は17日、県内から全国へ子牛などを運ぶ家畜輸送船「かりゆし」(全長154・07㍍、9943㌧)を就航させた。総事業費は2億4840万円で、県の一括交付金「県畜産振興対策事業」を活用。長時間に及ぶ家畜輸送船の環境を整え、畜産振興のさらなる発展を目指す。
2017年10月14日(土) 09:07 [産業・経済]
輸送費補助を引き下げ/農林水産物流通不利性解消事業
次年度、航空路11円減額/県、「自立促進」で見直し
鹿児島までの輸送費相当額を補助する農林水産物流通不利性解消事業で、2018年度から補助基準額が引き下げられる。現行の補助額は航空輸送が1㌔当たり115円、船舶が35円だが、18年度は航空が11円減の104円、船舶が1円減の34円に見直される。19年度以降も毎年減額され、21年度は航空69円、船舶28円となる。県は生産者の自立促進を単価見直しの理由に挙げているが、一部では強い反発も予想される。
2017年10月13日(金) 09:07 [産業・経済]
観光客今年半年で60万人/4月~9月
前年度比で16万人増/クルーズ船寄港増など主要因
市観光商工局はこのほど、2017年度上半期(4~9月)の入域観光客数は、前年度同期比16万8722人(39・04%)増の60万915人だったと発表した。クルーズ船の寄港回数が大幅に増加していることなどが主な要因。年間入域観光客数が過去最多を更新した昨年度の70万3054人を上回ることは確実で、100万人の大台に迫る可能性も見えてきた。
2017年10月13日(金) 09:05 [産業・経済]
三菱地所、下地島空港着工を報告
浦崎副知事「今後も連携して進める」
【那覇支社】三菱地所(東京都、吉田淳一社長)の谷澤淳一代表執行役専務と松井直人顧問らは12日、県庁に浦崎唯昭副知事を訪ね、下地島空港で旅客ターミナル施設工事を11日に着工したと報告した。浦崎副知事は「起工式を終え、良いスタートができて非常に喜んでいる。今後も連携を取りながら進めていきたい」と話した。
2017年10月12日(木) 09:07 [産業・経済]
下地島空港 国内外エアライン誘致/三菱地所
19年3月開業目指す
三菱地所(東京都、吉田淳一社長)は11日、下地島空港における旅客ターミナル施設整備事業を着工させた。2019年3月の開業に向けて国内外のエアラインと交渉を進めており、中期的には台北、香港、ソウル、上海からの定期便就航を計画している。国内線は都市圏からLCCの直行便を誘致する。開業初年度の誘客目標は5・5万人。
2017年10月10日(火) 09:03 [産業・経済]
20周年の節目を祝う/宮古島海宝館
今後も宮古観光に貢献
今年11月3日で創立20周年を迎える宮古島海宝館(幸地和夫館長)の20周年祝賀会が7日夜、同館内のレストランで開かれた。行政職員や観光関連事業者など大勢の関係者らが出席し節目を迎えることを盛大に祝った。幸地館長は出席者に20年間の支援に感謝を示すとともに、引き続いての支援を要請した。
2017年10月6日(金) 09:04 [産業・経済]
足湯施設来月オープン
天然ガス温泉水を利活用/海宝館で実証実験
城辺保良の天然ガス試掘井戸から採取される温泉水の活用法として、市では足湯施設を宮古島海宝館敷地内に整備する実証実験の工事を8月から行っていて、海宝館が開業20周年を迎える今年11月3日のオープンを予定している。保良川ビーチに面した場所に設置されることから、完成すれば足湯に浸かりながら宮古島の美しい海を眺めることができる施設となる。
2017年10月4日(水) 09:05 [産業・経済]
バニラエア、11日から訓練/下地島空港で3日間
宮古就航にも積極姿勢/五島社長が市長表敬
格安航空会社のバニラエア(千葉県成田市)の五島勝也社長らが3日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね11日から下地島空港で3日間実施する実機訓練に理解と協力を求めた。また、訓練だけでなく、宮古への就航にも積極的な姿勢を示した。
2017年10月1日(日) 09:06 [産業・経済]
国際クルーズ船 拠点整備事業が起工/平良港
専用岸壁370㍍を新設/20年4月供用開始へ
国際クルーズ船の受け入れ拠点に指定されている平良港で30日、整備事業の起工式が行われた。14万㌧級のクルーズ船が接岸できる370㍍の専用岸壁を新設するほか、旅客ターミナルを整備する。供用開始は2020年4月。起工式では官民の関係者が工事の安全とクルーズ船寄港に伴う観光振興を祈願した。
2017年10月1日(日) 09:05 [産業・経済]
宮古島の魅力高く評価/平良港国際クルーズシンポ
チョン副社長が基調講演
平良港国際クルーズ拠点整備事業起工式に伴う宮古島市主催のシンポジウムが30日、マティダ市民劇場で行われた。基調講演では、クルーズ船社では、世界トップのシェアを持つカーニバル・アジア社のポール・チョン副社長が「クルーズ観光による宮古島の成長可能性について」のテーマで講話した。チョン副社長は、宮古島の魅力について立地や豊かな自然、文化などを挙げ、クルーズ船観光が宮古島の経済発展に大きく寄与する可能性があることを訴えた。