2017年11月30日のニュース一覧
2017年11月30日(木) 09:07 [産業・経済]
生産量35万㌧見込む/17-18年産サトウキビ
宮古地区の2017-18年産サトウキビの生産量は34万9000㌧前後になる見通しだ。日本分蜜糖工業会のまとめで分かった。大豊作の前期と比べて約8万6000㌧の減産だが、台風の直撃や干ばつに見舞われながらも平年以上の収量になる。株出し栽培の普及に伴う収穫面積の拡大が要因だが、その一方で全体の反収(10㌃当たり収量)は5・7㌧(前期実績比2・3㌧減)と低い。株出しの反収アップが課題だ。
2017年11月30日(木) 08:59 [政治・行政, 社会・全般]
子の救済 カギは連携/子どもの貧困問題
円卓会議で情報共有/官民一体の行動へ
宮古島市の子どもの貧困を考える沖縄子どもの未来県民会議地域円卓会議が28日午後、市中央公民館で開かれた。行政機関や教育現場、学習塾、民間団体の代表らがそれぞれの立場から提言。支援を必要としている子どもをどう掘り起こすのかなど、貧困問題の解消に向けて連携強化の重要性を再確認した。
2017年11月30日(木) 08:58 [社会・全般]
新規の4割占める/アルコール関連相談
保健所運営協で報告
毎年、宮古保健所に寄せられる相談件数のうち、ここ数年の新規相談でアルコール関連が約4割を占めていることが29日に開かれた保健所運営協議会の中で報告された。2015年度が新規44件のうち17件、16年度が42件のうち16件となっている。さらに、相談者は「家族」が最も多く44%、次いで「本人」の22%となっており、同所では最も多い家族への支援充実を課題として挙げている。
2017年11月30日(木) 08:57 [社会・全般]
「犬と同乗はダメ?」/タクシー
空港で乗車断られ不満の声
「犬アレルギーだから、犬同伴での乗車はお断りだよ」-。宮古空港でこの言葉を複数のタクシーの乗務員から言われたある読者から今月24日、本紙に不満と怒り声が寄せられた。家族同然の愛犬との乗車をむげに拒否された飼い主の思いは複雑だが、犬が乗車した場合、シートを汚したり、臭いなどがついて、その後に乗る客に影響が出る可能性もある。双方に言い分があるこの問題について、宮古タクシー事業協同組合の下地隆之会長に話を聞いた。
2017年11月30日(木) 08:56 [地域・暮らし]
御嶽にトイレ整備を/神と森シンポ
ツカサの輪番制も提言
「新里の神・人・自然」をテーマにした第24回講演とシンポジウム(主催・宮古島の神と森を考える会、新里自治会、宮古伝承文化研究センター)が26日、上野地区の新里公民館で開かれた。参加者からは「女性のツカサ(司)たちが籠もって神に祈る御嶽には水道・トイレ整備が必要」「ツカサの選出は年齢を決めて輪番制(ツカサを交替する)にしておけば、一度はやらなければならないという気持ちになる」などと提案・提言した。
2017年11月30日(木) 08:55 [地域・暮らし]
「宮古島が大好き」/千葉県の網田さん夫婦
27年間で約50回来島/トライ大会が縁
50歳の時に宮古島に初来島し以後27年にわたり約50回も来島している「宮古島大好き」の夫婦がいる。
千葉県に住む網田光雄さん(77)と栄子さん(75)夫婦は、光雄さんの友人で大学の後輩に当たる宮古島出身でJTA宮古支店に勤務していた砂川勲さんの招きで初めて来島した。
2017年11月30日(木) 08:54 [美ぎスマ]
【美ぎスマ】石門のある集落/平良狩俣地区
狩俣の入口に600年以上も前に外敵に備えて造られた城郭集落(石垣で囲った集落)の面影を残す石門が建つ。方言では「アーヌフジャー(東の大門)」と呼ぶ。出入り口だった石門や今も所々に残る石垣は先人たちの思いや集落の歴史、石工文化を今に伝えている。現在の門は以前のコンクリート製の門の老朽化に伴い2010年、石造りの昔の形に復元された。産業は農業と漁業が中心に営まれている。
2017年11月30日(木) 08:54 [行雲流水]
【行雲流水】(明日から師走)
「あたたかき十一月もすみにけり」(中村草田男)。季節感が乏しい南国とはいえ、空の雲、すすきの尾花、道行く人の装いに季節の移ろいが見てとれる
2017年11月30日(木) 08:54 [お母さんと一緒]
【おかあさんといっしょ】自立した人に育って
▽前門 沙亜乃ちゃん(4つ)
▽颯太郎くん(2つ)
▽お母さん・朋美さん
今年、お父さんの孟紀さんの転勤で沖縄本島から引っ越して来た前門家。お母さんの朋美さんは「宮古島は環境が良いので、子どもたちも元気に伸び伸びと成長してる。子育ては大変な部分もあるけど楽しい」と話した。