「政治・行政」 2017年12月のニュース一覧
2017年12月29日(金) 09:00 [政治・行政]
「活力ある1年だった」/下地市長
仕事納めで訓示/豊かな島づくりを訴え
宮古島市は28日、2017年の業務を終了し同日、仕事納めを行った。下地敏彦市長は市職員を前にした訓示で、「活力ある1年だった」と振り返り「今年着手した事業が芽を出して花開く時、豊かな島になっている」と述べ、3、4年後には大きな変化が生まれることに期待を示した。「自信を持って業務に取り組んでほしい」と述べ、市のさらなる活性化へ協力を呼び掛けた。2018年仕事始めは1月4日。
2017年12月28日(木) 08:58 [政治・行政]
事業の監督責任追及/不法投棄ごみ残存問題住民訴訟
証人尋問に市長出廷
不法投棄ごみ残存問題で住民有志が提起した住民訴訟で、下地敏彦市長に対する出張証人尋問が27日、那覇地裁平良支部であった。尋問は非公開で行われ、下地市長に対して原告側代理人や裁判官から問題となっている2014年度に実施した不法投棄ごみ撤去事業における監督責任についての質問が行われた。下地市長は「契約に問題はなく、市に損害は与えていない」との主張を繰り返した。裁判は来年1月23日に結審し3月中に判決となる。
2017年12月28日(木) 08:57 [政治・行政]
「損害与えていない」/不法投棄ごみ訴訟
下地市長が尋問で主張
27日に那覇地裁平良支部で行われた不法投棄ごみ問題の住民訴訟で証人尋問に立った下地敏彦市長が尋問後にマスコミの取材に答えた。
2017年12月26日(火) 09:00 [政治・行政]
貸出、厨房機能を追加/リサイクルセ・プラザ棟
家電品修理工房は削除/ごみ処理施設建設委で決める
市が現在、工場棟の建設を行っている新リサイクルセンターの環境教育施設となるプラザ棟の建設について協議する市ごみ処理施設等建設委員会(委員長・長濱政治副市長)の第2回が25日、市役所平良庁舎で開かれた。11月に行った沖縄本島施設の視察などを踏まえ、備えさせる機能として従来示されてきた10種類のうち家電品の修理を行う工房は削除し、新たに貸出提供と厨房機能を加えることを決めた。
2017年12月24日(日) 09:00 [政治・行政]
大神島に移動販売車
買い物の不便解消/来年導入、自治会が運営へ
市は買い物が困難な高齢者らを支援するため、大神島(久貝愛子自治会長)に移動販売車を導入する。改造した車両に食料品などを積み込み、住宅地の一角で販売する。市によると、運用開始は来年4月以降を予定しており、同自治会が運営する。地元住民は「買い物が楽になる」と喜んでいる。
2017年12月23日(土) 09:00 [政治・行政]
防衛予算 宮古関連は261億円/2018年度予算案
概算要求とほぼ同額/「千代田」関連に93億9000万円
【那覇支社】政府は22日、2018年度防衛予算案を発表した。離島を防衛する警備部隊等の配置に関連した整備費は553億円を計上。このうち宮古関連は261億円で、概算要求とほぼ同額となった。千代田カントリークラブ関連に93億9000万円、それ以外の候補地に関する費用117億3000万円などが計上された。警備部隊約380人の配置が18年度、地対艦誘導弾部隊と中距離地対空誘導弾部隊は19年度以降の配置で検討している計画に変更がないことも発表された。
2017年12月23日(土) 08:59 [政治・行政]
射撃訓練場に1億9000万円/海上保安庁18年度予算案
予定地保良で説明会開催へ
政府は22日、2018年度予算案を閣議決定した。海上保安庁が城辺保良の旧ロラン局に予定している海上保安官の射撃などを訓練する施設の建設費に約1億9000万円を計上した。近日中に、地元住民に概要などを説明すると見られる。
2017年12月22日(金) 09:00 [政治・行政]
伊良部地区 小中一貫校が着工
関係者集い安全祈願祭/下地市長「優れた人材輩出を」
宮古島市(下地敏彦市長)は21日、伊良部地区にある四つの小、中学校を統合した小中一貫校「結の橋学園」の建設工事を着工させた。2019年4月に開校を予定している。建設用地の佐良浜中学校で行われた安全祈願祭には工事や学校関係者ら参加し、これから行われる工事の安全を祈願した。
2017年12月22日(金) 08:58 [政治・行政]
一般会計補正予算案を可決/ 11月定例県議会閉会
米軍ヘリ事故へも抗議
【那覇支社】県議会(新里米吉議長)の11月定例会は21日、最終本会議を開き、宮古空港保安検査場の増設関連費や宮古総合実業高校の空調設備費を含む総額約28億5793万円の一般会計補正予算案や、公安・教育委員会委員の同意案など、計36議案を可決し、閉会した。今回の増額補正により、2017年度一般予算額は約7438億3584万円となった。
2017年12月22日(金) 08:56 [政治・行政]
入学前に事前支給/学用品購入費
準要保護者対象に/市教委定例会
市立中学校に入学する生徒の学用品購入費を事前に受け取れる助成制度が21日の市教育委員会定例会で確立された。従来は入学後の10月に支給されていた。主に準要保護者が対象で、2018年度4月に入学する生徒から適用される。支給額は一律4万7400円。
2017年12月21日(木) 08:59 [政治・行政]
待機児童支援など要請/宮古市村会
離島の課題解決向け/参議院沖縄及び北方特別委に
宮古島市と多良間村で構成する宮古市村会(会長・下地敏彦市長)は19日、沖縄の振興開発問題などを調査する参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会(石井浩郎委員長)に、待機児童対策や認可外保育施設の支援拡充など、離島の課題解決に向けた振興策を要請した。
2017年12月21日(木) 08:58 [政治・行政]
城辺地区4中学 統合校用地、西城に決定/与党の賛成多数
教委、21年開校へ作業加速
宮古島市議会(嵩原弘議長)12月定例会は20日、最終本会議を開き、城辺地区4中学校の統合校を現在の西城中学校の位置に設置するための市立学校設置条例の一部改正案を与党の賛成多数で可決した。地域の保護者などから「十分な議論が尽くされていない」などとして、「白紙撤回」や「見直し」などを求める声が上がったが反映されなかった。統合校の用地が西城中に決定したことを受け市教育委員会は、2021年4月開校に向けた作業を加速させる。
2017年12月21日(木) 08:55 [政治・行政]
所有権移転手続き求め提訴へ/伊良部小中一貫校
市議会 「訴えの提起」を可決
伊良部島の小中一貫校の建設予定地である佐良浜中学校の一部用地が、何らかの事情により所有権移転登記が終わっておらず、現在まで個人名義になっていることについて、市議会は20日の最終本会議で市が提案した「訴えの提起」の議案を与党などの賛成多数で原案通り可決した。市は近く、時効取得を原因とする所有権移転登記手続きを求めて裁判所に申し立てを行う。
2017年12月20日(水) 09:00 [政治・行政]
賛成多数で西城中案可決/城辺統合中学用地
文社委で賛成4、反対2/きょう最終本会議で採決
市議会文教社会委員会(平良敏夫委員長)は19日、付託議案のうち前回の委員会で採決を行っていなかった城辺地区4中学校の統合校を現在の西城中学校の位置に設置するための市立学校設置条例の一部改正案の採決を行った結果、賛成4、反対2の賛成多数で可決した。きょう20日に開かれる市議会12月定例会最終本会議で平良委員長が審査結果を報告し、議会での採決が行われる。
2017年12月20日(水) 08:57 [政治・行政]
出店で1業者を優遇/市議会一般質問
トライアスロン記念大会 テナント料徴収せず
第30回全日本トライアスロン宮古島大会の会場で営業活動を行った一部の業者が手厚い対応を受けていたことが19日、分かった。市の幹部が要職を務める実行委員会が、出店に必要なテナント申請がないことを知りながら営業活動を認めていた。テナント料を徴収した形跡もない。出店にかかる公平性及びずさんな事務手続きが問われそうだ。
2017年12月19日(火) 09:00 [政治・行政]
「決めたのは防衛省」/市議会一般質問
千代田への陸自配備/市長が繰り返し答弁
上野野原の旧千代田カントリークラブで陸上自衛隊駐屯地建設のための造成工事が行われていることについて、上里樹氏は18日の宮古島市議会12月定例会一般質問で、下地敏彦市長が同地への配備を容認したとの認識を示し、その理由の説明を求めた。しかし下地市長は「決めたのは防衛省で、私が決めたわけではない」との答弁を繰り返した。
2017年12月16日(土) 09:00 [政治・行政]
男性職員が初の育休取得/市議会一般質問
市、制度活用で普及期待
宮古島市は15日、市の男性職員が初めて育児休暇を取得したことを公表した。女性職員は100%の取得率だったが、男性の取得はこれまでなかった。期間は4カ月半で、市によると男性の育児休暇は出産にかかる子または就学の時期に達するまでの子を養育する期間となっている。開会中の市議会(嵩原弘議長)12月定例会一般質問で、平百合香氏の質問に宮国高宣総務部長が答え「制度の活用で普及していくものと思う」と期待した。
2017年12月15日(金) 09:00 [政治・行政]
法定外目的税 導入へ/宮古島市
宮古島市が法定外目的税の導入に向けて本格検討に入っていることが14日、分かった。下地敏彦市長が同日の市議会12月定例会一般質問で明かした。水道料金に賦課する方向で検討を進めており、早ければ2019年度にも導入する。法定外目的税の性格上、観光客だけでなく市民も課税対象になる。下地市長は「応分の負担をすべきというのが私たちの考え方で、『未来環境税』という方向で検討している」と述べた。
2017年12月14日(木) 09:00 [政治・行政]
博愛パレス館 売却視野/うえのドイツ村
14年間閉鎖状態に/市、鑑定評価基に検討へ
2017年12月14日(木) 08:58 [政治・行政]
那覇クルーズターミナルなど視察/江崎沖縄相
【那覇支社】江崎鉄磨沖縄担当相は13日、那覇市で那覇クルーズターミナルや首里城公園を視察した。同日午後は、宜野湾市の小学校に米軍機のヘリ部品が落下した事故について情報収集を行った。
2017年12月14日(木) 08:55 [政治・行政]
副村長同意案を否決/12月定例会閉会
多良間村議会が賛成少数で
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)の12月定例議会2日目は13日、議案審議が行われた。追加議案として副村長選任案が提案されたが、賛成少数で否決された。
2017年12月13日(水) 08:59 [政治・行政]
射撃訓練場は屋内で整備/海上保安庁
「周辺の安全確保」/予定地の保良で資料配付
海上保安庁は海上保安官の射撃などを訓練する施設を、城辺保良の旧ロラン局に整備する計画について10日、保良地区の住民に概要資料を配布した。資料には「外部から遮断された訓練施設であり、周辺の安全が十分に確保された設計とする」などと屋内での訓練を示し、外観と内部のイメージ写真が付けられている。
2017年12月13日(水) 08:58 [政治・行政]
「自衛隊工事止めるべき」/県議会一般質問
亀濱氏が県に要請
【那覇支社】県議会11月定例会で12日、宮古島市区選出の亀濱玲子氏(社民・社大・結)が一般質問に登壇し、宮古島への自衛隊配備について、沖縄防衛局から「環境調査報告書」が提出されるまでは工事を止めるよう県に求めた。「宮古馬」の保存への課題などについても質問した。
2017年12月12日(火) 09:00 [政治・行政]
与野党とも審査慎重/城辺統合中用地
文社委 採決を延期/関心の高まり踏まえ
城辺地区4中学の統合校を現在の西城中学校に置く議案を審査する市議会文教社会委員会(平良敏夫委員長)は11日、当初の委員会日程を変更して同日の採決を見送った。19日の一般質問後に採決を取る。市民の関心の高まりを踏まえ、慎重を期す与野党双方の委員の考えが一致した。関連する請願・陳情2件の採択も持ち越した。19日に開く審査の行方が注目される。
2017年12月12日(火) 08:58 [政治・行政, 環境・エコ]
エコ推進へ連携協定/市と「あいおい損保」
第1段はドライブコンテスト
宮古島市とあいおいニッセイ同和損保は11日、エコアイランド宮古島の推進に関する連携協定を締結した。今後、市と共に二酸化炭素(CO2)排出削減などを目指す。その第1弾としてエコ運転の技術を競う「エコドライブコンテスト」(18日~来年1月19日)を開催する。下地敏彦市長は「コンテストは車の安全運転やCO2の削減、人命の尊重という三つのメリットがある」と趣旨を強調。エコアイランド宮古島を内外に発信できる取り組みだと評価した。
2017年12月9日(土) 08:59 [政治・行政]
「適切な環境保全」求める
広域公園整備で知事意見書
【那覇支社】県は8日、宮古島市下地与那覇地区で建設計画中の「宮古広域公園整備事業」の環境影響評価方法書について、適切な環境保全を検討することなどを求める知事意見書を公表した。
2017年12月8日(金) 09:00 [政治・行政]
「議会議決を無視」/城辺統合中用地
否決後の再提案ただす/市教委「手順に瑕疵ない」
市議会(嵩原弘議長)12月定例会は7日、本会議を開き、提案議案に対する質疑を行った。9月定例会で否決された城辺地区4中学校の統合中学校を西城中とする設置条例改正案について、複数の議員が「議会議決は重い」と指摘。議会議決を無視し、今定例会に再び提案した市の考えをただした。市教育委員会は「手順に瑕疵(かし)はなかった」と正当性を主張。統合校は2021年4月開校予定が基本方針であることや、今定例会での議決がタイムリミットであることなどを挙げ理解を求めた。
2017年12月8日(金) 08:58 [政治・行政]
輸送費補助削減は再検討を/県議会11月定例会
農水産業支援で座喜味氏
【那覇支社】県議会11月定例会で7日、宮古島市区選出の座喜味一幸氏(沖縄・自民党)が一般質問で登壇し、沖縄からの農水産物を本土に出荷する輸送費を支援する「農林水産物流通条件不利性解消事業」で県が計画している支援額の削減について再検討を求めた。下地島空港と周辺用地の利活用や、県産グルクン水揚げ量の減少、尖閣諸島問題などについても、県の姿勢をただした。
2017年12月7日(木) 09:00 [政治・行政]
選挙後、初の定例会開会/市議会12月定例会
新人議員初登壇へ/提案議案25件を市長が説明
市議会議員選挙後、最初の定例会となる宮古島市議会(嵩原弘議長)12月定例会が6日、開会した。会期は20日までの15日間で、13日から始まる一般質問で新人議員は初登壇する。初日は下地敏彦市長が議案提出理由を説明した。今定例会には市海業センター取水管敷設工事請負契約について議決を求める議案や伊良部に海業支援施設を設置し管理するための条例案、9月定例会で否決された城辺地区4中学校の統合校の位置を定める条例改正案など計25件が提案された。
2017年12月7日(木) 08:59 [政治・行政]
宮古島市の一般財源規模、県内5位/市町村2016年度決算
人口類似の自治体上回る/実質公債費比率は7・3%
【那覇支社】県企画部は6日までに、2016年度市町村決算と市町村健全化判断比率の概要を発表した。一般財源の規模を示す「標準財政規模」は、宮古島市が195億6600万円で県内市中5位。多良間村は11億6000万円だった。借入金返済などに使う支出の大きさを示す「実質公債費比率」は、宮古島市が前年度比0・1ポイント低下の7・3%(11市中7位)、多良間村は同1・2ポイント低下の10・6%となった。