「政治・行政」 2018年3月のニュース一覧
2018年3月31日(土) 09:00 [政治・行政, 環境・エコ]
「千年先の、未来へ。」/宮古島市
エコアイランド再宣言/豊かな自然と環境永久に
宮古島市は30日、「千年先の、未来へ。」を標語にした「エコアイランド宮古島宣言2・0」を発表した。2008年の宣言から10年。標語や新たなごみ排出量の目標値などを設定し、エコアイランド宮古島を再定義する。下地敏彦市長は「島の豊かな自然や環境を守り、次世代につなげていこうとの意識をさまざまな機会を通してアピールしていきたい」と述べ、千年続く共生の島をみんなで創っていこうと呼び掛けた。
2018年3月31日(土) 08:58 [政治・行政]
31人に退職辞令/宮古島市
「第二の旅立ち」とねぎらう
2017年度末で定年退職を迎える市職員31人への退職辞令交付式が30日、市役所平良庁舎で開かれた。長年に渡って公僕として市民のための仕事を行ってきた職員一人一人に下地敏彦市長らから退職辞令が手渡された。その後、平良庁舎玄関前で定年退職を祝して記念写真を撮影した。
2018年3月31日(土) 08:57 [政治・行政, 産業・経済]
沖縄を「東洋のカリブ」に/クルーズ新構想を策定
【那覇支社】翁長雄志知事は30日、新たなクルーズ振興策となる「東洋のカリブ構想」の実施概要を発表した。翁長知事は「沖縄のクルーズを取り巻く状況は好機が到来している。今後のクルーズ振興のため中長期的な視点に基づき、沖縄海域を『東洋のカリブ』と名付けて、新たな構想を策定した」と述べた。
2018年3月29日(木) 08:58 [政治・行政]
18年度当初予算案可決/県議会2月定例会が閉会
【那覇支社】県議会(新里米吉議長)は28日、2月定例会の最終本会議を開き、総額7310億4800万円の2018年度一般会計当初予算案を、県政与党と維新、公明の賛成多数で原案通り可決した。退任する浦崎唯昭副知事の後任に謝花喜一郎知事公室長を選任する同意案では、沖縄・自民会派の退席後に全会一致で可決した。
2018年3月28日(水) 08:58 [政治・行政]
市議会最終本会議/市総合交流T・宮古島海宝館
賛成多数で指定管理可決
賛否分かれ挙手採決
宮古島市議会(佐久本洋介議長)3月定例会は27日、最終本会議を開き、各委員会委員長からの審査結果報告と報告に対する質疑、議案に対する討論、採決を行った。市総合交流ターミナルと宮古島海宝館の指定管理者指定については付託審査を行った総務財政委員会の時と同様、賛否が分かれたことから挙手による採決を行った結果、いずれも賛成多数で原案可決となった。
2018年3月27日(火) 08:57 [政治・行政]
「良いと言ったことない」/市議会一般質問
弾薬庫保良配備で市長
下地敏彦市長は26日、防衛省が弾薬庫や射撃場など陸上自衛隊のミサイル部隊関連施設の配備地を城辺の保良鉱山とする計画について、「良いと言ったことは一度もない」と市長として現時点ではまだ容認してはいないとの立場を表明。現在は防衛省へ住民理解を得るよう求めている段階であり、具体的な配備計画が今後、提示されてからでなければ判断できないとする考えを、宮古島市議会3月定例会の上里樹氏の一般質問への答弁で示した。
2018年3月27日(火) 08:55 [政治・行政]
市職員が罪状認める/不法投棄ごみ残存問題
公文書偽造と行使
不法投棄ごみ残存問題で、昨年12月に検察庁が当時の市の担当職員を虚偽有印公文書作成・同行使で起訴したことを受けた裁判の初公判が26日、那覇地裁平良支部で行われた。担当職員は起訴事実について「間違いありません」と罪状を認めた。一方で、検察側の調書については一部不同意とした。これを受けて、次回公判は4月23日に行われ、この問題を追及してきた亀浜玲子県議らの証人尋問を実施し、結審する予定となっている。
2018年3月25日(日) 09:00 [政治・行政]
個人情報保護強化へ/宮古島市
条例に罰則規定/不正流出防止、職員に意識づけ
宮古島市は個人情報保護条例の一部を改正する。市民の個人情報保護を強化する目的で、市が保有する個人情報を不正に提供した市職員や受託業務従事者らに罰則規定を設ける。市は従来の公務員の守秘義務に加え、罰則規定を設けることでより厳格に個人情報を取り扱うことができることを強調。市民の財産である個人情報を不正に流出させないことを職員などに意識づけをすることも目的としている。
2018年3月25日(日) 08:59 [政治・行政, 社会・全般]
宮古の児童生徒肥満多い/17年度市教委まとめ
中2は県の1・7倍/市「家庭での食生活大事」
2017年度宮古島市の児童、生徒の肥満率は男女とも県平均を上回り、特に中学2年男子は16・6%で、県平均(9・5%)の1・7倍の肥満率となっていることが、市教育委員会のまとめで分かった。3歳児の肥満率も3年連続で県平均を上回っている。大人の肥満率も高いことから市では「家庭での食生活が大事」と話している。
2018年3月25日(日) 08:58 [政治・行政]
「島の宝」魅力感じる施設へ/市総合博物館建設委
市長に基本構想と計画答申
市総合博物館建設委員会(委員長・長濱政治副市長)は23日、下地敏彦市長から諮問されていた同博物館建設の基本構想と基本計画について答申した。新博物館は「島全体がミュージアム」と位置づけ、島内の宝の魅力をより深く理解し、味わえるような役割を担うとしている。市は建設費を概算で30億円とし、建設場所は来年決定する予定で、着工は2022年を計画している。
2018年3月24日(土) 09:00 [政治・行政]
市税、1億8080万円増/18年度一般会計当初予算案
給与所得・建築増が要因/市議会定例会
2018年度一般会計当初予算案では歳入のうち自主財源の柱である市税が前年度比で3・6%、金額にして1億8080万8000円増加している。その主な要因について宮国高宣総務部長は23日、給与所得増加による個人市民税8485万3000円の増、商業施設やアパートなどの新増築による固定資産税7321万7000円の増など五つの税で増加があったことを宮古島市議会(佐久本洋介議長)3月定例会一般質問の真栄城徳彦氏の質問への答弁で説明した。
2018年3月24日(土) 08:59 [政治・行政]
2件の指定管理者可決/市議会総務財政委
経営改善なければ解除/市に事態の重要性指摘
開会中の市議会(佐久本洋介議長)3月定例会は23日、付託された議案を審査する総務財政委員会(山里雅彦委員長)が行われ、市から提案された2件の指定管理者の指定についての議案を与党などの賛成多数で原案通り可決した。うち、1件については基本協定の中で「経営改善なければ契約解除」などとする条項を新たに追加する。指定管理者へ応募した事業者の提出資料にミスが目立ったほか、指定管理をしている施設の稼働率の低下が問題となった今回の案件。市も資料に示された数字の根拠や整合性の説明ができず、審査が三度にわたり途中で打ち切られるなど混乱した。普段は当局寄りの発言が目立つ与党議員からも「市当局、選定委においては事態を重く受け止めてほしい」と厳しく指摘した。
原案通り可決したのは、伊良部長浜の「市総合交流ターミナル指定管理者の指定について」、城辺保良の「宮古島海宝館指定管理者の指定について」。いずれも継続。
交流ターミナル指定管理についての討論では、濱元雅浩氏が反対の立場から意見を述べた。
濱元氏は、同施設の稼働率が20%台と低いことを指摘し、選定委員会の審査基準「施設の質を維持・向上させるものである施設」に合致しているのかを疑問視した。決算に示された過去3年間の目標と実績に差があるとし「この施設の質を向上させていくような計画ではないと判断する」と述べた。
同じく反対の立場から國仲昌二氏は、指定管理者を監督する市の立場を強調。「(指定管理者に応募する事業者が提出する)事業計画書は、指定管理者と当該施設の所管課長が協議して確定させるとなっているが、今回の指定管理者の資料を見る限り、市はそういった対応をまったくしていない」と指摘した。
その上で「これは事業者が指定管理者として適任かどうか以前の問題で、市は指定管理者制度をどういうふうに考えて市民サービスの向上を図っていくかという観点がまったく抜けている」と市の対応を厳しく批判した。
これに対し賛成の立場から討論を行った新里匠氏は、20%台の施設稼働率を問題視しながらも「契約相手方の運営や雇用している職員の生活を考えれば、協定を結ばないのは影響が大きい」と述べた。
また今回、市が提案した「経営改善が見られないときには契約を解除できる」との条項を基本協定書に新たに盛り込むことを示して「改善の機会を与えるという観点や、地域の雇用を守るという観点から賛成する」とした。
海宝館指定管理者の指定について國仲氏は「指定管理者の目的や選定基準、監督といった部分において、市がきちんと対応していない」として反対した。
前里光健氏は、市と事業者が結ぶ基本協定の中に「市に収益の2分の1を納付すること」「毎月、管理業務や徴収実績などの報告をすること」などを新たに条項に加えることを強調。さらには市当局にも十分な審査ができるような環境整備を求めたことを挙げた上で「今回、多くの不備が重なり三度にわたる審査や採決が延長され、信ぴょう性が問われたことは事実」と述べ、市当局や選定委にチェック体制の強化と再発防止を強く求めた。
2018年3月23日(金) 08:59 [政治・行政]
給食は4月から生乳確保/市議会一般質問
市、酪農再開向け協議
島で唯一の酪農牧場の廃業を受けて学校給食で提供されていた牛乳が2月から加工乳となっていることを受け、22日に行われた市議会3月定例会の一般質問で市、市教育委員会が今後の酪農事業や生乳確保について見解を述べた。
2018年3月23日(金) 08:58 [政治・行政]
資料の信ぴょう性指摘/総務財政委
市、積算根拠説明できず/指定管理者審査また延期
開会中の市議会3月定例会は22日、総務財政委員会(山里雅彦委員長)を開き、付託議案の指定管理者の指定について審査した。担当部署の市観光商工局が、指定管理者の事業者から提出された資料の整合性や数字の積算根拠を委員に説明できず、審査が途中で打ち切られた。同議案の審査はこれまで2回にわたり途中で審査が中断、延期されており議会運営に大きな支障が出ている。
2018年3月21日(水) 09:00 [政治・行政]
がん患者の支援拡充/宮古島市
新たに宿泊費補助
新年度実施へ 付添人規定も緩和
宮古島市はがん患者・難病患者への支援で、渡航費のほか新たに宿泊費も補助することを決めた。また、付添人の渡航費を「2親等以内の親族1人」に限定していたが、誰でも同行できるように要綱の見直しを行う。さらには「航空機」だけだった渡航費の対象を「船舶」にも広げる。それぞれ新年度から実施する。20日の市議会(佐久本洋介議長)3月定例会一般質問で、仲里タカ子氏の質問に下地信男生活環境部長が明らかにした。
2018年3月21日(水) 08:55 [政治・行政]
「軽微」発言で陳謝/市議会一般質問
委員会対応「軽率だった」
公共施設の指定管理者を審査する市議会総務財政委員会に誤った資料を提出した上に、「修正は軽微」と答弁した垣花和彦市観光商工局長の対応をめぐり、宮国高宣総務部長は20日の本会議で、「発言は軽率で申し訳なく思っている」と陳謝した。指定管理者の候補者を決める選定委員会を再度開いたことも明かし、同委員会から厳しい意見が付されたことを報告した。
2018年3月20日(火) 09:00 [政治・行政]
クーラー設置1年延期/市議会一般質問
宮古島市立小、中学校の普通教室におけるクーラーの設置が1年先送りされることが19日、分かった。所管の市教育委員会は、当初2018~19年度の2カ年で順次導入する方針だったが、大型工事の着工などが影響して延期することを決めたという。19日に始まった市議会3月定例会の一般質問で、仲宗根均教育部長が明らかにした。
2018年3月20日(火) 08:58 [政治・行政]
巡視船2隻が初入港/宮古島海上保安部
外国漁船の取り締まり強化へ
宮古島海上保安部(久留利彦部長)に増強配属された規制能力強化型巡視船の5番船「ともり」(200㌧、上田博幸船長ら乗組員16人)と、6番船「とぐち」(同、橋本康之船長ら乗組員16人)が18日午後2時すぎ、久留部長はじめ同保安部の職員らが出迎えるなか、伊良部長山港に2隻そろって初入港した。配属されている同部の巡視船艇は9隻になるが、巡視船「のばる」が来月2日付で那覇海上保安部に配属替えになるため、4月以降は8隻となる。
2018年3月17日(土) 08:58 [政治・行政]
異動率全体で28・53%/教職員人事
校長昇任は小中で10人
県教育庁宮古教育事務所(下地政昭所長)は2018年度(4月1日付)の学校教職員定期人事を発表した。異動率は全体で28・53%。校長昇任者は小学校、中学校ともそれぞれ5人の合計10人。職員の新規採用は人となった。
2018年3月17日(土) 08:56 [政治・行政]
9500万円の債務負担行為可決/多良間村議会
新製糖工場工事遅れの追加費用
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)の3月定例会は16日、上程議案に対する採決が行われた。このうち製糖工場新築工事に関し機械メーカーへの債務負担行為として9500万円が計上されている2018年度一般会計予算案は賛成多数で可決された。
2018年3月15日(木) 08:58 [政治・行政]
誤った資料基に審査/総務財政委
市、指定管理者の選定で
市の公共施設の管理・運営を民間事業者などに代行させる指定管理者制度で、指定管理者の候補者を選定する委員会(会長・長濱政治副市長)が公募で応募した団体から誤った資料が提出されていたにもかかわらず、同団体を指定管理者の指定候補者として議会に提案していたことが14日、分かった。
2018年3月14日(水) 09:00 [政治・行政]
市提出資料 ずさんさ露呈/市議会総務財政委
委員が審査拒否/指定管理者の指定2議案
開会中の市議会(佐久本洋介議長)3月定例会は13日、付託された議案の集中審査を行う三つの常任委員会を開いた。総務財政委員会(山里雅彦委員長)では、2件の指定管理者の指定についての審査を行ったが、市当局から提出された資料にずさんさが目立った。委員からは「これでは審査できない」と同日の審査を拒否、改めて資料の提出を求めた。4月から始まる指定管理者の指定についても「スケジュール的に無理がある」と指摘した。
2018年3月14日(水) 08:58 [政治・行政]
専門職対応の必要性指摘/市議会経済工務委
新技術実証栽培事業で
市議会経済工務委員会(高吉幸光委員長)が13日、市役所平良庁舎で開かれ、農林水産部所管の2018年度市新技術実証栽培事業特別会計予算案などについて担当部長らから説明を聞いた。新技術実証栽培事業は現在、パート職員が対応していることから、委員からは専門職による対応の必要性を訴える意見などが挙がった。
2018年3月13日(火) 09:00 [政治・行政]
17年度補正、減額多く/市議会3月定例会
常任委が審査報告/一般、特別、水道会計を原案可決
開会中の宮古島市議会(佐久本洋介議長)3月定例会は12日、先決議案となっている2017年度の一般会計と国民健康保険事業特別会計など九つの特別会計、水道事業会計の補正予算案について、議案付託を受け審査を行った常任3委員会委員長が審査結果を報告した。委員長報告に対し議員から質疑は出ず、採決を行った結果、いずれも原案通り全会一致で可決した。
2018年3月10日(土) 09:00 [政治・行政]
農業、福祉などの充実に力点/伊良皆村長が施政方針
村議会3月定例会が開会/一般質問に6人が登壇
【多良間】村議会(森山実夫議長)3月定例会が9日開会した。伊良皆光夫村長が2018年度の施政方針を表明した。一般質問で6人が登壇し、村当局へ答弁を求めた。
2018年3月10日(土) 08:57 [政治・行政]
海岸地域での建設計画審議/市景観審議会
ホテル2件と戸建て1件
宮古島市景観審議会(会長・池田孝之琉球大学名誉教授)の2017年度第3回が9日、市役所下地庁舎で開かれた。海に近い海岸地域景観ゾーンで建設が計画されているホテル2件と一戸建て住宅1件の計3件について計画説明を受け、現地確認を行った後、計画が市景観計画に適合するかを審議した。審議結果は下地敏彦市長へ答申した後、計画申請者へ通知される。