「政治・行政」 2018年8月のニュース一覧
2018年8月31日(金) 09:00 [政治・行政]
条例案など38議案上程/市議会9月定例会が開会
4億6000万円増額補正
宮古島市議会(佐久本洋介議長)9月定例会が30日に開会した。初日は議案上程理由の説明などが行われた。今定例会には2018年度一般会計を4億6263万円増額させる補正予算案や、建設工事中の市未来創造センターの設置、管理に関する条例制定案、都市公園となる根間公園の設置地域決定について議決を求める議案など計38議案が上程されている。
2018年8月31日(金) 08:56 [政治・行政]
土流出圃場に客土/島尻、城辺のキビ畑
市が予算措置、復旧へ
記録的な大雨に伴うサトウキビ畑の土の流出で、宮古島市が急ピッチで復旧作業に当たっている。7月下旬に要請があった平良島尻や城辺の一部圃場については予算措置を済ませ、客土の準備を整えた。天候を見ながら作業に入る。さとうきび生産組合が支援要請した被害圃場についても調査を進めている。土の流出量を把握し、財政との調整を経て復旧に着手する。
2018年8月30日(木) 09:00 [政治・行政]
玉城氏、正式に出馬表明/県知事選
「翁長知事の遺志継ぐ」/辺野古承認「撤回」を支持
【那覇支社】9月30日投開票の県知事選に向け29日、県政与党などから立候補を要請されていた沖縄3区選出で自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(58)が正式に出馬を表明した。玉城氏は会見で、「翁長知事の遺志を引き継ぎ、辺野古新基地建設阻止を貫徹する立場だ」と述べたほか、現県政による辺野古地区の埋め立て承認「撤回」を全面的に支持すると表明した。
2018年8月30日(木) 08:59 [政治・行政]
投開票まで1カ月/県知事選
佐喜真氏玉城氏 事実上の一騎打ち
【那覇支社】9月30日に予定されている県知事選の投開票まで1カ月となった。自民党と公明党が推す佐喜真淳前宜野湾市長(54)と、「オール沖縄」側の玉城デニー衆院議員(58)で事実上の一騎打ちの構図となっており、両陣営とも超短期決戦に向け態勢構築を急いでいる。県知事選は11月18日に予定されていたが、故翁長雄志知事の死去により2カ月近く前倒しされている。
2018年8月30日(木) 08:56 [政治・行政]
国民保護計画見直しへ/国、県の計画変更伴い
国の指針変更や県の計画変更などに伴い、2008年に策定された宮古島市国民保護計画を見直す変更内容について審議する、2018年度第1回宮古島市国民保護協議会(会長・下地敏彦市長)が29日、JTAドーム宮古島会議室で開かれた。事務局が計画の変更素案を示し、主な変更内容などを説明した。今後10月に第2回、11月の第3回協議会を開催し、今年度中での変更完了を目指す。
2018年8月29日(水) 09:00 [政治・行政]
不納欠損 1127件で1900万円/市17年度一般会計決算
固定資産税が最多
市監査委 公平性確保求める
宮古島市の2017年度一般会計における不納欠損は件数で1127件、金額にして1936万9000円で、固定資産税が最も多いことが同年度歳入歳出決算書で分かった。前年度に比べ、件数、金額ともに減少しているが、市監査委員(砂川正吉代表)は、税負担の公平性を確保する上からも効果的な徴収対策を図るよう求めている。
2018年8月28日(火) 09:00 [政治・行政]
実質収支21億円の黒字/基金91億円積み立て
借金の市債残高370億円
市17年度一般会計決算
宮古島市の2017年度一般会計の歳入決算額は410億1600万円、歳出決算額は385億8000万円で、差引額は24億3600万円となった。翌年度に繰り越す財源の2億9000万円を差し引いた実質収支額は21億4600万円の黒字を計上した。市の貯金に当たる財政調整積立基金は91億5700万円。借金に当たる市債残高は370億7600万円となった。特別会計の実質収支は3200万円の黒字決算で、一般・特別会計を合わせた実質収支額は21億7900万円となった。
2018年8月28日(火) 08:57 [政治・行政]
4億7000万円の補正提案へ/市議会9月定例会
下地庁舎改修費など計上
宮古島市議会(佐久本洋介議長)の全員協議会が27日、市役所平良庁舎で開かれ、市当局が市議会9月定例会に提出する議案の説明を行った。4億7110万円を追加する2018年度一般会計補正予算案には、サテライトオフィスを誘致する市役所下地庁舎の改修等に6200万円、地下ダム関連機器の取り換え費用に1億3000万円などが盛り込まれている。定例会は30日に開会する。
2018年8月25日(土) 09:00 [政治・行政]
市営住宅に再生エネ
安価で温水供給へ/民間運営で太陽光発電
島内におけるエネルギー自給率向上を目指して宮古島市では、市内の一部市営住宅において、再生エネルギーを利用して安価で温水供給などを行うサービスを来年3月ごろをめどにスタートさせる。旧町村部(城辺、下地、上野)の市営住宅の198戸が対象で、来年3月ごろからのサービス提供を目指している。入居者を対象にした説明会が来月3日の午後7時からJTAドーム宮古島で行われる。
2018年8月25日(土) 08:58 [政治・行政]
今月中に支部結成/県知事選で市政野党
9月30日投開票の県知事選に向け、亀濱玲子県議と市議会野党連絡会の5人が24日、市内で会合を開き県政与党側からの出馬が予定されている玉城デニー衆院議員(58)の当選に向けた組織として「うまんちゅの会」宮古支部を今月中に結成することを確認した。
2018年8月24日(金) 09:00 [政治・行政]
玉城氏、県知事選出馬へ
「真剣に前向きに考える」/事実上の一騎打ち
【那覇支社】9月30日投開票の県知事選に向け23日、翁長県政を支えてきた政党などは調整会議を開催し、全会一致で沖縄3区選出で自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(58)の擁立を決め、出馬を要請した。記者団に対して玉城氏は出馬への強い意欲を示しており、旧盆明けにも立候補を表明する見通し。県知事選は、玉城氏と保守系から既に出馬表明している佐喜真淳前宜野湾市長(54)とで事実上の一騎打ちとなる構図が固まった。
2018年8月23日(木) 09:00 [政治・行政]
18人が佐喜真氏支持/知事選の市議構図
「オール沖縄」は5人
県知事選(9月30日投開票)で、宮古島市議会の支持構図が22日までに明らかになった。自民党県連などで構成する選考委員会の要請を受けて出馬表明した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)を支持する市議は23人中18人。一方、県政与党や「オール沖縄」勢力が擁立を模索している玉城デニー衆院議員(58)を推す市議は5人となっている。
2018年8月22日(水) 09:00 [政治・行政]
知事選向け動き活発化/宮古地区
保守、来月8日総決起/革新は準備会立ち上げへ
9月30日投開票の県知事選は、県政与党側が玉城デニー衆院議員(58)に出馬を打診し、保守系は自民党県連などで構成する選考委員会の要請を受けて前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)が既に出馬を表明している。これを受けて宮古でも保革の動きが活発化。20日と21日にそれぞれが会合を開き、保守勢力は来月8日を軸に佐喜真氏の宮古地区総決起大会を開催する方針を確認した。革新勢力は近日中に「オール沖縄」勢力結集に向けた準備会を立ち上げて協議を行うとしている。
2018年8月22日(水) 08:58 [政治・行政]
プール施設が解体か貸与へ/佐良浜スポーツセ
市教委、定例会で方針確認
市教育委員会(宮國博教育長)は21日行われた第5回定例会で、佐良浜スポーツセンターのプール施設について協議し、同委員会の財産から外すために関係条例を廃止すること確認した。今後、条例廃止案が市議会で可決されれば、解体されるか現状のまま借用申請者に「無償」か「有償」で貸与するかが検討される。また、同センターの広場部分については従前通りに利用できるとしている。
2018年8月21日(火) 08:58 [政治・行政]
玉城氏、出馬へ前向き/呉屋氏は出馬固辞
県政与党など全会一致で打診
【那覇支社】9月30日投開票の県知事選に向け19日、翁長県政を支えてきた各政党などは調整会議を開催し、沖縄3区選出の玉城デニー自由党幹事長(58)と金秀グループの呉屋守将会長(69)に立候補を要請することを全会一致で決定し、同日中に出馬打診を行った。玉城氏は出馬に向けて前向きな姿勢を示す一方、呉屋氏は固辞したものとみられる。
2018年8月19日(日) 08:58 [政治・行政]
故翁長知事が後継指名した音声データ存在か/玉城氏、呉屋氏との報道
【那覇支社】故翁長雄志知事の後継候補者をめぐり18日、翁長知事が金秀グループの呉屋守将会長(69)と衆院沖縄3区選出の玉城デニー自由党幹事長(58)を後継指名した音声データが存在するとの報道が、一部でなされた。玉城氏は同日、報道陣に対して「非常に驚いている」とした上で、「これまで通り出馬しない気持ちだ」と述べ、知事選への出馬を否定した。
2018年8月17日(金) 09:00 [政治・行政]
視察、資料購入多い/市議会17年度政務活動費
一部返還や未申請も/議員に年額18万円支給
市議会議会事務局(上地昭人局長)はこのほど、市議の調査研究や研修などの活動に支給される政務活動費収支報告書(2017年度)をまとめた。活動費で多かったのは、視察などの旅費に充てる「調査研究費」、活動に必要な図書や新聞などの「資料購入費」。年額18万円支給されるが、使い切らずに返還するケースや未申請の議員もいる。
2018年8月17日(金) 08:57 [政治・行政]
目標収納額は54億円/18年度市税
徴収率97・1%目指す
市の2018年度市税徴収目標について、現年課税分と滞納繰越分を合わせた徴収率を前年度目標比0・7ポイント増の97・1%に、収納額は2億5124万円増の54億4433万8000円にすることを15日、市税徴収対策会議(議長・長濱政治副市長)で確認した。
2018年8月16日(木) 08:58 [政治・行政]
国と県の駆け引き続く/辺野古への土砂投入先送りも
【那覇支社】菅義偉官房長官は15日、東京での記者会見で、国が17日にも予定していた辺野古埋め立て区域への土砂投入について、「気象条件などを踏まえる必要があり、現時点では具体的に決まっていない」と述べ、気象次第では日程先送りもあり得るとの見解を示した。県が週内の埋め立て承認「撤回」を見合わせる方針を固めたとの一部報道も出る中、国と県の駆け引きが続いている。
2018年8月15日(水) 09:00 [政治・行政]
佐喜真氏、正式に出馬表明/県知事選
「分断ない沖縄取り戻す」
2018年8月14日(火) 09:00 [政治・行政]
県知事選 来月30日投開票
翁長知事死去で前倒し/両陣営、態勢構築急ぐ
【那覇支社】県選挙管理委員会は13日、県知事選挙を9月30日投開票(9月13日告示)で実施すると発表した。翁長雄志知事の死去に伴うもので、当初予定されていた11月18日から2カ月近い前倒しとなる。保守系と「オール沖縄」グループの双方とも、選挙態勢の構築を急ぐ。
2018年8月14日(火) 08:58 [政治・行政]
市税徴収率96・9%/17年度
前年度比1・2ポイント増
宮古島市は13日、2017年度の市税徴収実績を発表した。調定済額55億8805万円に対して収入済額は54億1227万円で、徴収率は前年度比1・2ポイント増の96・9%だった。滞納整理の取り組みや、市民の納税意識の向上が実績を引き上げたとみられる。徴収率の上昇は年連続。
2018年8月11日(土) 09:00 [政治・行政]
市がん検診/4種で受診率低下
肺、胃がんは10年間で半数に
市の2018年度特定健診・長寿検診・がん検診の集団健診(保健センター、公民館で実施)が8日からスタートしている。市健康増進課のまとめによると、17年度における市のがん検診の受診率は検診5種(胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸(けい)がん)のうち、肺がん検診以外の4種で受診率が前年度を下回っていることが分かった。肺がんと胃がんは10年間で半数近くまで減少した。
2018年8月10日(金) 09:00 [政治・行政]
両陣営、県知事選に向け動き
選挙日程の前倒しで
【那覇支社】翁長雄志知事の死去に伴い県知事選が前倒しになったことを受け、自民党県連と「オール沖縄」グループは9日、それぞれ会合を開くなど、県知事選に向けた動きを見せた。
2018年8月9日(木) 08:58 [政治・行政, 社会・全般]
防衛局、聴聞期日応諾へ/辺野古承認「撤回」手続き
【那覇支社】米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、埋め立て承認「撤回」前に県が行う聴聞手続きについて、防衛省はきょう9日の期日に応じる方針を示した。小野寺五典防衛相が会見で「当該期日に向け、所要の作業を加速する」と語った。
2018年8月2日(木) 08:58 [政治・行政, 教育・文化]
無料塾、鏡原に開所/教育振興会運営
3カ所目 困窮世帯を支援
生活が困窮している子育て世帯に対して、キャリア教育などを行うための居場所となる宮古島市の学習支援教室(無料塾)「サシバ」が1日、鏡原地区に開所した。市内では3カ所目の無料塾。開所式では下地敏彦市長、宮國博教育長と同地区における事業を受託した教育振興会の関係者が出席し、子どもたちの将来が生まれ育った環境に左右されないために、必要な環境を提供していくことを確認し合った。
2018年8月1日(水) 09:00 [政治・行政]
救急医療 抜本改革へ/県と市村の意見交換会
利用増え県と市連携/協議会設置し具体的検討
県立宮古病院の救急室利用が増加していることを踏まえ、県と市が抜本的な救急医療改革に取り組む。救急室に隣接する市の休日夜間診療所のあり方を根本から見直すほか、手狭な待合室や不足するベッド数、インフルエンザ等の感染を防ぐ手立てを構築する。早い段階で協議会を設置して検討を進める方針だ。31日に開かれた意見交換会で、県と市が認識を共有した。
2018年8月1日(水) 08:58 [政治・行政]
知事選向け、保守系の一本化確認/佐喜真氏と安里氏が会談
【那覇支社】11月18日に予定されている県知事選に向け31日、自民党県連などで構成する選考委員会の出馬要請を受諾した宜野湾市の佐喜真淳市長(53)と、既に出馬表明しているシンバホールディングス会長の安里繁信氏(48)による会談が、那覇市で行われた。自民県連の國場幸之助会長らも同席し、保守系で候補者を一本化することを確認した。