2018年11月のニュース一覧
2018年11月30日(金) 09:00 [教育・文化]
無形文化遺産にパーントゥ/島尻と野原
ユネスコで正式登録決定/10件の「来訪神の神々」
インド洋のモーリシャスで28日から行われている国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産保護条約政府間委員会の審査で、日本政府が候補として申請していた宮古島のパーントゥ(平良島尻のパーントゥと上野野原のサティパロウの総称)など国指定重要無形民俗文化財である伝統行事10件からなる「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録することが正式に決定した。
2018年11月30日(金) 08:59 [教育・文化]
世界のパーントゥに歓喜/無形文化遺産登録
ネット中継で審査視聴/島尻住民「守り続ける」
宮古島のパーントゥを含む「来訪神 仮面・仮装の神々」が29日、ユネスコ無形文化遺産に登録されることが決まった。審査の様子をネット中継で見守っていた平良島尻地区の住民は歓喜し、「世界に認められたパーントゥを大切に守り続けたい」とかみしめた。
2018年11月30日(金) 08:58 [社会・全般]
諮問6件中3件を適合/市景観審議会が市に答申
宮古島市景観審議会(池田孝之会長)の庄司優副会長は29日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、22日付で下地市長から諮問を受けていた6議案について答申した。6件中、市の総合庁舎など3件を適合と判断し同意する一方で、残り3件は継続審議となった。
2018年11月30日(金) 08:57 [社会・全般]
仕事探しをサポート/適職発見フェアに16企業
県の地域巡回マッチングプログラム事業「適職発見フェア」の就職説明会と面接会が29日、市中央公民館で行われた。ホテル、外食、総合建築、家電などの地元企業16社が参加。会場に訪れた求職者は「仕事内容」「給与」「休日や残業」などの雇用条件について確認した。
2018年11月30日(金) 08:56 [社会・全般]
13項目で「改善」報告/健康計画会議
医療関係者は統計に疑問
2018年度の「健康増進計画推進会議~平均寿命最下位脱出プロジェクト~」(会長・下地敏彦市長)が29日、市平良保健センターで開かれた。行政、経済、医療、教育、マスコミの関係者が集い、各団体の取り組みを報告。同計画の中間評価報告では21項目のうち、13項目で目標達成や改善があったと示されたが、医療関係の委員からは「糖尿病など重症者は増えている。数字のマジックのような気がする」などと、統計を疑問視する声が上がった。
2018年11月30日(金) 08:55 [社会・全般]
子を「支配」せず「尊重」を
虐待防止で講演会/中島幸子さん講話
2018年度県子ども虐待防止推進事業「トラウマを抱えた子ども達~DV・性暴力・虐待から子どもたちを守るために~」の講演会が27日、県宮古合同庁舎で行われた。会場には100人を超える来場者が訪れ、虐待が子どもたちに及ぼす影響について学んだほか、子どもたちに安全で安心感を与える環境を、常に大人が提供することの大切が呼び掛けられた。
2018年11月30日(金) 08:54 [はばたけあすの顔]
【はばたけあすの顔】みんな、名版画家/福嶺小学校1、2年生
男子4人、女子3人
名版画家たちだ。版(刷る前の絵人形)はオリジナル作品。釣りをしている人などを題材に、構図を自分で考えて伸び伸びと作った。刷り上げた版画はコンテストに出す予定。全員「入賞するぞ」と張り切っている。
2018年11月30日(金) 08:54 [美ぎスマ]
【美ぎスマ】地元供給野菜の伝統産地/平良地区添道集落
添道の野菜農家の朝は早い。薄暗いうちから葉野菜などを収穫し、20年ほど前までは平良市街地の公設市場を中心に出荷していた。車の周りはわれ先にと買い求める宮古各地の商店主や仲買人らでごった返した。地元の食卓を賄う添道ブランド(野菜の伝統産地)を切り開いたのが砂川玄仁さん(1933~2015年)。池村春栄さん(89)らが後に続き、50年作り続けてきた。近年は高齢化などに伴い野菜農家は減ったが、今でも添道産の知名度は高い。近年はマイヌンミ(東小学校裏の学びの森)の麓に住宅が造られ世帯数が増えた。10月末現在の人口は499人(男性270人、女性229人)。世帯数は236戸。
2018年11月29日(木) 09:00 [産業・経済]
キビ生産30万㌧見込む/18―19年産
台風被害も平年並み/収穫期向け品質向上期待
宮古地区の2018―19年産サトウキビの生産見込み量が29万9900㌧になることが製糖各社の生産量調査で分かった。複数の台風接近で被害を受けた今期作だが、平年並みの生産量は確保できる見通しだ。製糖期に向けて品質の向上が期待される。製糖工場の今期操業は宮古製糖の多良間と伊良部工場が年内に、同城辺と沖縄製糖宮古工場は年が明けてから始める。
2018年11月29日(木) 08:59 [教育・文化, 社会・全般]
砂川保育所 休園へ/耐震調査し存続検討
住民反発、保育継続訴え
市立砂川保育所が休園の見通しとなった。施設の老朽化が激しいためで、期間は2019年度の1年間となる。市が27日夜、保護者や住民に説明した。先月示した「廃止」の方針は事実上棚上げし、耐震調査を入れた上で存続を含めた検討に入る。ただ、保護者や地域住民は強く反発し、仮園舎を設置してでも保育を継続するよう訴えた。
2018年11月29日(木) 08:58 [産業・経済]
10月観光客、約85万人/前年同月比6・3%増
【那覇支社】県の文化観光スポーツ部(嘉手苅孝夫部長)は27日、10月の入域観光客数が前年同月比6・3%増の84万9300人で、同月として過去最高を更新したと発表した。国内客は、先行割引航空券のほか宿泊施設と航空券を自由に組み合わせて旅行を作ることができる「ダイナミックパッケージ」販売も好調だった。外国客も大型クルーズ船の寄港増などが寄与した。
2018年11月29日(木) 08:57 [社会・全般]
校名は「城東」が最多/城辺地区統合中 検討部会で投票
城辺地区統合中学校の開設に向けた実施計画(校名・校章・校歌・制服など)の制定を目的とした第3回検討部会(砂川芳広部会長)が27日、市役所城辺庁舎で開かれた。9月5日から25日までの期間に募集した校名の中から16案に絞り込んで投票が行われ「城東」が最多得票数を獲得。結果は新設中学校実施計画策定委員会に報告される。
2018年11月29日(木) 08:56 [教育・文化]
箏曲新人賞で宮古初入賞/タイムス伝統芸能
三線優秀賞など計12人
2018年度沖縄タイムス伝統芸能選考会でこのほど、琉球古典音楽野村流保存会宮古島支部から琉球古典音楽三線の優秀賞に2人、同新人賞に8人、琉球箏曲保存会ひらら箏教室から箏曲新人賞に2人が入賞した。宮古島から同選考会の箏曲に入賞者が出たのは今回が初となった。入賞者らは27日、市内飲食店で会見を開き喜びを報告した。
2018年11月29日(木) 08:55 [社会・全般]
台風の影響で瓦が崩落/平良西里 アツママ御嶽拝殿
平良西里のアツママ御嶽拝殿の瓦が台風の影響で一部が崩れ落ち危険な状態にある。今年は7月に8号と9月に24号、2週続けて10月にも25号と3度も暴風域に入った。
2018年11月29日(木) 08:54 [お母さんと一緒]
【おかあさんといっしょ】優しい子に育って
▽砂川 昌春くん(2つ)
▽お母さん・純子さん
昌春君は4人きょうだいの末っ子で、中学生のお兄ちゃんと小学生のお姉ちゃん、幼稚園のお兄ちゃんと仲良く遊び面倒を見てもらっている。
2018年11月29日(木) 08:54 [行雲流水]
【行雲流水】(閑話休題)
芸術の秋。東京・上野で開催中の「ムンク展」を見た、との便りが友人から届いた。代表作「叫び」の前は黒山の人だかりで、見物人の頭越しにしか見ることができなかったとのこと。昔、画集で見た「叫び」がよみがえった
2018年11月28日(水) 09:00 [産業・経済]
建築物着工届け出が急伸/市景観計画区域
3年前対比で3倍の勢い
大橋、下地島空港呼び水に
市の景観計画区域に係る建築物の届け出が急伸している。市都市計画課のまとめで、2017年度は154件、18年度は10月末時点ですでに110件を突破しており、3年前と比べて3倍の勢いだ。伊良部大橋の開通や下地島空港の再利用計画が呼び水となって本土資本が流入し、ホテルなど観光関連施設の建築物着工が急増。大型公共工事も相まって空前の建設ラッシュが続いている。
2018年11月28日(水) 08:59 [政治・行政]
防疫体制の強化求める/下地島空港
【那覇支社】国際線の就航が見込まれる「みやこ下地島空港ターミナル」が来年3月30日に開港することを受け、宮古島市の長濱政治副市長は27日、県庁を訪れ、同空港経由で海外から家畜伝染病が侵入することを阻止する防疫体制の強化などを求める玉城デニー知事宛の要請文を提出した。農林水産省動物検疫所沖縄支所に対しても、同様の要請を行った。
2018年11月28日(水) 08:58 [政治・行政]
県民投票2月24日実施/玉城知事発表
辺野古埋め立て賛否で
【那覇支社】玉城デニー知事は27日、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票について、来年2月24日に実施すると発表した。告示は投票日の10日前の2月14日。
2018年11月28日(水) 08:57 [政治・行政]
玉城知事、24議案を提案
県議会11月定例会が開会
【那覇支社】県議会(新里米吉議長)の11月定例会が27日に開会し、玉城デニー知事は11億5930万円の一般会計補正予算案や沖縄県北部地域・離島緊急医師確保対策基金条例改正案など計24議案を提案した。同補正予算案の計上により、2018年度一般会計予算の総額は7356億5292万円となる。
2018年11月28日(水) 08:56 [教育・文化]
美しいハーモニーで魅了/新国立劇場合唱団
平一小で合唱公演
新国立劇場合唱団による合唱公演が27日、平良第一小学校(川上尚栄校長)で行われた。合唱団はさまざまな歌を女性の華やかな歌声と男声の力強い歌声の美しいハーモニーで歌い上げた。全校児童と合唱団による共演も行われ、児童は歌う上での注意点などについてプロから指導を受けた。
2018年11月28日(水) 08:55 [社会・全般]
犯罪抑止で立て看設置
防犯協会など 伊良部の2カ所に
宮古島署(前花勝彦署長)と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)、宮古かぎすま安全なまちづくり協議会(会長・下地敏彦市長)は27日、伊良部南区のホテルサウスアイランドと北区(佐良浜)のフレッシュハウスシモジスーパーの各駐車場に犯罪抑止の立て看板をそれぞれを設置した。前川会長らは、防犯による地域の安全・安心をPR。買い物客や道行く人に施錠で被害を防止するチラシを配布した。
2018年11月27日(火) 09:00 [産業・経済]
「農業に高い可能性」/実践総合農学会が宮古で大会
実践総合農学会(三輪睿太郎会長)の第13回地方大会が25日、JAおきなわ宮古地区本部農業情報管理センターで開かれた。同会に所属する会員らが来島し、農業関係者が抱える課題や振興について意見を交わした。新規就農者の確保をテーマにしたシンポジウムが行われ、マンゴー農家らが実践例を報告。基調講演で東京農業大学の菊野日出彦教授は「宮古島の農業は高い可能性を持つ。新規作物の導入による農業振興の可能性はある」と語った。
2018年11月27日(火) 08:59 [教育・文化]
教育の基本理念、方針など説明/結の橋学園教育説明会
スクールバス運行案も示す
伊良部小中学校、佐良浜小中学校の4校を統合し、来年4月に新に開校する予定の「結の橋学園伊良部島小学校(砂川誠教頭)と伊良部島中学校(宮城克典校長)」の教育理念や登下校時のスクールバスの運用についての説明会(主催・宮古島市教育委員会)が25日、伊良部公民館で、伊良部、佐良浜幼稚園、伊良部、佐良浜小中学校それぞれの保護者らを中心に行われた。説明会では学園構想推進のテーマとして「子どもたち一人一人の可能性を拓き、夢をつなぎ結ぶ学園」の理念などが説明された。
2018年11月27日(火) 08:58 [イベント]
会場は爆笑の渦に/みゃ~く方言大会
歴代チャンプ8人が集結
「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会歴代チャンピオン大会」(主催・宮古島市文化協会)が25日、マティダ市民劇場で行われた。第1回大会優勝者の砂川徹雄さんをはじめ、8人の歴代チャンピオンが登壇し、流ちょうな宮古方言と卓越した話術で会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
2018年11月27日(火) 08:57 [産業・経済]
宮古島の魅力をPR/観光キャラバン
新たな情報携え出発
JTB宮古会(豊見山健児会長)や宮古島市観光協会のメンバー約20人で構成する観光キャラバンの出発式が25日、宮古空港で行われた。一行は3泊4日の日程で関東圏の旅行代理店などを訪問し、宮古島のPRに努める。27日は東京で開催される宮古島市主催の観光感謝祭に参加する。
2018年11月27日(火) 08:56 [教育・文化]
途絶えた祭祀の復活探る/神と森を考える会
伊良部の伝承文化で意見交換
第25回講演とシンポジウム(主催・宮古島の神と森を考える会、伊良部自治会、宮古伝承文化研究センター)が「伊良部の神・人・自然」をテーマに25日、伊良部島の東地区構造改善センターで開かれた。地元で祭祀に携わる元ツカサや男の神役、カンカカリャ、宮古の祭祀などを研究している研究者らが出席。パネル討論では「伊良部の祭祀の復活を目指して」をテーマとして行われた。
2018年11月27日(火) 08:55 [教育・文化]
グランプリに宮坂真由美さん/海族まつりフォトコン
山口さんら9人を表彰
海族まつり・宮古島フォトコンテスト2018実行委員会(山本大司会長)は24日、宮古島漁協で海族まつり・宮古島フォトコンテスト2018の表彰式を行った。ミス宮古島ミスサンゴの友部湖衣子さんから一般部門準グランプリの山口智子さん(大阪府)ら9人の受賞者に賞状が贈られた。グランプリは宮坂真由美さんの作品。
2018年11月27日(火) 08:54 [郷友会便り]
【郷友会便り】健康と長寿を祝う/在沖上区郷友会 敬老・忘年会
【那覇支社】在沖上区郷友会(松川久仁男会長)の2018年度敬老会・忘年会が25日、那覇市のマリエールオークパイン那覇で開催された。新たに敬老会入りした8人と宮古からの参加者9人、在沖友利郷友会や在沖城辺学区郷友会からの出席者を含む約120人が参加したほか、余興も披露してお年寄りたちの健康と長寿を祝った。
2018年11月27日(火) 08:54 [行雲流水]
【行雲流水】(くじけないで)
「さびしくなった時/戸の隙間から入る陽射しを/手にすくって/何度も顔にあててみるの。そのぬくもりは/母のぬくもり。おっかさん/がんばるからね/呟きながら/私は立ちあがる」。柴田トヨさんの詩である