「産業・経済」 2019年6月のニュース一覧
2019年6月30日(日) 09:00 [産業・経済]
当期剰余金500万円計上/伊良部漁協総会
黒字決算も本業厳しく/事業外収益で補てんの構造
伊良部漁業協同組合(漢那一浩組合長)は29日、管理する市海業支援施設で第50回総会を開き、当期剰余金499万円の黒字決算を含む2018年度事業報告書を可決した。ただ、本業の販売、製氷冷凍事業等の事業利益は1221万円のマイナス収支に。カツオ漁の不振や出漁日数の減少が響いた。こういった本業の落ち込みを外国船操業等調査監視活動や民泊等の事業外活動で補てんする収益構造が浮き彫りとなった。
2019年6月29日(土) 09:00 [産業・経済]
今年度入域目標130万人/観光協会総会
受け入れ体制の充実を/連携し誘客プロモ展開
宮古島観光協会の定時総会が28日、市内ホテルで開かれ、2019年度の事業計画や収支予算を審議し、承認した。事業計画では好調な入域観光客をさらに伸長させるため「関係機関と連携を強化し、受け入れ体制の充実を図り、効果的な誘客プロモーション活動を展開する」などとし、「入域観光客数130万人を目指す」と掲げた。
2019年6月29日(土) 08:56 [産業・経済]
312万円の黒字計上/池間漁協総会
累積赤字1431万円に縮小
池間漁業協同組合(與那嶺大組合長)の2019年度通常総会が28日、池間公民館で開かれた。組合員らが参加し、2018年度業務報告書など全6議案を承認した。当期は312万円の黒字を計上し、累積赤字を1431万円に縮小した。2年連続の黒字決算。新しい代表理事組合長の選出で與那嶺組合長(65)が再任された。2期目。任期は3年。役員選任前に與那嶺組合長は「黒字は、会計処理見直しが大きな要因」と述べた。
2019年6月28日(金) 08:58 [産業・経済]
「サンエーパルコ」がオープン
94店舗が県内初出店
【那覇支社】大型商業施設「サンエー浦添西海岸パルコシティ」は27日午前9時、グランドオープンした。売り場面積は約6万平方㍍と県内最大級で、県内初出店の94店舗を含む250店舗が出店した。那覇空港から約12㌔という交通利便性と西海岸の海に面している立地を最大限に生かし、県内客のほか国内外の観光客の集客を目指す。
2019年6月27日(木) 09:00 [産業・経済]
宮古島市99・5%で県内トップ/賃貸物件稼働率
おきぎん経済研究所 賃料も上昇傾向
【那覇支社】おきぎん経済研究所(東川平信雄社長)は26日までに、2018年の県内賃料動向ネットワーク調査を発表した。このうち、賃貸物件の稼働率では宮古島市が99・5%(前年と同値)で県内10地区で石垣市と並んで1位となった。
2019年6月25日(火) 08:56 [産業・経済]
取扱総額8000万円超/宮古島漁協18年度
マグロ、ブダイが豊漁
宮古島漁業協同組合(儀保正司組合長)は24日までに、2018年度魚介類取扱実績をまとめた。それによると、総量は前年度13%増の99㌧、総額は前年度比15%増の8311万円と高水準を推移した。総額8000万円を超えたのは7年ぶり。大物キハダマグロやブダイなどが豊漁に恵まれ全体を押し上げた。
2019年6月22日(土) 08:58 [産業・経済]
農業者の所得増大へ/JAおきなわ総代会
「さらなる自己改革」目指す
【那覇支社】JAおきなわは21日、第17回通常総代会を宜野湾市民会館で開催し、2018年度事業報告や第7次中期経営計画のほか役員の選任など10議案を審議し、承認した。JAおきなわが実践する自己改革に関する特別決議も採択した。
2019年6月18日(火) 09:00 [産業・経済]
経常利益 17%増の過去最高/宮古空港ターミナル株主総会
乗降客増で直営店好調/専務に川満氏、下地氏は相談役
宮古空港ターミナル(下地義治社長)の定時株主総会が17日、市内ホテルで開かれ、第42期(2018年4月~年3月)の事業報告や決算報告があり、承認された。当期は賃貸料収入は微増だったが直営店事業が好調で総売上高は前期比4・7%増の9億5222万円。営業利益は同14・6%増の8789万円、経常利益は同16・7%増の9151万円となり共に過去最高となった。3億5480万円の株式割当増資で増築工事資金の一部を調達した。下地洋一専務が退任し川満勝也氏(60)が新しい専務に選任された。下地氏は相談役に就いた。
2019年6月18日(火) 08:58 [産業・経済]
「マンゴー共和国」を建国/島の駅みやこ
宮古島産を全国へPR
宮古島産マンゴーの全国区ブランド化を目指した「マンゴー共和国」建国式が16日、島の駅みやこで行われた。宮古島市の下地敏彦市長が「大統領」に就任し、建国を宣言。島内産のマンゴーを試食し「最高にうまい」とアピールした。
2019年6月16日(日) 08:59 [産業・経済]
多良間村「環境にやさしい農業」/エコファーマー再認定
取り組みで反収も向上
【那覇支社】多良間村のサトウキビ農家全体で化学肥料や化学合成農薬の使用を削減し、土壌づくりを推進する取り組みを「環境にやさしい農業」として認める「エコファーマー」の再認定式が14日、県庁で行われた。多良間地区さとうきび生産組合の高江洲昭男組合長は「人にも環境にもやさしい、安全・安心な多良間島産黒糖のブランド確立のため、生産農家や関係機関と取り組みを図っていく」と決意を新たにした。
2019年6月15日(土) 09:00 [産業・経済]
多良間「抱護」、「林政八書」が林業遺産に
県庁で認定証伝達式
【那覇支社】防風・防潮林などの役割を果たしている「多良間島の抱護」と琉球王国の三司官だった蔡温が定めた林業についての法令などをまとめた「林政八書」に対する「林業遺産」の認定証伝達式が14日、県庁で行われた。県農林水産部の長嶺豊部長から伊良皆光夫村長と林政八書研究会の仲間勇栄会長(琉球大名誉教授)に認定証が手渡された。林業遺産の認定は県内では初めてで、全国では34件目。
2019年6月14日(金) 08:59 [産業・経済]
株出しの反収4・8㌧/18-19年産サトウキビ
気象条件影響し伸びず
台風で大きなダメージ
宮古島市はこのほど、2018-19年産サトウキビの作型別生産実績をまとめた。反収(面積10㌃当たりの収量)は主流の株出しが4・8㌧と低い。夏植えは6・7㌧、春植えも4・3㌧と伸び悩んだ。全作型を合わせた反収も5・3㌧と振るわず、収穫面積の6割を占める株出しが実績を押し下げた。低反収の要因は気象条件。昨年7月の台風で、特に春植え、株出しが大きなダメージを受けた。
2019年6月14日(金) 08:56 [産業・経済]
極東、下崎建設を表彰
県宮古土木事務所
優良建設工事たたえる
2019年度優良建設業者等表彰式が13日午後、県宮古合同庁舎であり、極東建設(松原成忠社長)と下崎建設(下地哲也社長)に宮古土木事務所長表彰が贈られた。県土木建築部発注の建設工事で優秀な成績を収めた。優良技術者で極東建設の長崎勉さん、下崎建設の奥平善真さんの2人にも表彰状が手渡された。
2019年6月12日(水) 09:00 [産業・経済]
ヤギ振興へ助成金/宮古島市
1頭3000円 と畜補助も/生産組合総会で予算確認
宮古地区における肉用ヤギの振興に向けて、市が新年度予算に助成金を組み込んだ。山羊生産流通組合に補助金として出す。と畜費を助成する奨励補助金の対象にヤギを加え、1頭当たり3000円補助することも決めた。組合は結成2年目。11日に総会を開いて補助金を含む新年度予算を確認した。組合員数は当初の39人から53人まで拡大しており、ヤギ振興に向けて生産基盤が整いつつある。
2019年6月8日(土) 08:57 [産業・経済]
JAおきなわ減収増益/経常利益は3期ぶり増
【那覇支社】JAおきなわ(大城勉理事長)は7日、那覇市のJA会館で2018年度の決算を発表した。企業の粗利益に当たる全事業(信用・共済・経済など)の事業総利益は、マイナス金利による貸出金利息減や製糖工場での販売高の減少などで、前年度比0・8%減の198億100万円となった。経常利益は同14・6%増の18億8000万円で、3期ぶりの増益となった。
2019年6月8日(土) 08:56 [産業・経済]
単体決算は「減収減益」/琉銀19年3月期
川上頭取が経営説明
琉球銀行(川上康頭取)の2019年3月期経営説明会が7日、市内ホテルで開かれた。銀行単体の決算が減収減益だったことについて川上頭取は、ネット与信コストの反動増や市場部門損益の減少を大きな要因に挙げた。過去最高だった昨年からは大幅に下がったが、利益水準は過去4番目に高かったと説明した。
2019年6月7日(金) 08:57 [産業・経済]
売上高5億5000万円/あたらす市場生産者大会
過去最高の実績出す/食品類が観光客に人気
新会長に砂川裕喜さん
JAファーマーズマーケットみやこあたらす市場の第14回生産者大会(主催・同市場出荷協議会)が6日、JAおきなわ宮古地区本部で開かれ、2018年度の売上高が過去最高の5億5000万円に上る実績が示された。観光客に人気の一般食品類が計画比で39%増と大幅に伸びたことや、店舗の独自色を前面に打ち出したイベントの開催等で売り上げを伸ばした。役員改選では、砂川裕喜さんを新しい会長に選んだ。 (全文を表示…)
2019年6月7日(金) 08:56 [産業・経済]
沖銀、山城頭取が決算説明/19年3月期
連結・単体とも増収増益
沖縄銀行(山城正保頭取)は6日、投資家向け広報活動を目的とした「おきぎんIR(インベスター・リレーションズ)説明会」を市内のホテルで開いた。山城頭取が決算概要や経営戦略などを説明。2019年3月期の決算は連結、単体ともに増収増益だったと報告した。
2019年6月6日(木) 09:00 [産業・経済]
農家戸数、減少の一途 肉用牛
730戸、10年で350戸減
飼養頭数増も課題山積
宮古島市農林水産部はこのほど、2018年12月末の肉用牛農家戸数と飼養頭数をまとめた。農家戸数は8年連続の減少で、前年比では51戸減の730戸まで落ち込んでいる。10年前と比べると350戸以上の農家が牛飼いをやめた。飼養頭数は前年より284頭増えたが、生産基盤となる繁殖用牛は伸び悩んでいる。農家の高齢化に伴う廃業の連鎖が先細りの要因だ。
2019年6月5日(水) 08:59 [産業・経済]
2割増頭運動を推進/宮古和牛改良組合総代会
県共進会「団体賞目指す」/優良生産農家たたえ表彰
宮古和牛改良組合の第39回通常総代会が4日、JAおきなわ宮古地区本部で開かれ、▽繁殖牛2割増頭運動の推進▽削蹄・妊娠鑑定の推進▽計画交配の徹底-などの2019年度事業計画や予算を決めた。優秀な実績を残した農家の表彰もあり、日ごろの飼養管理をたたえた。
2019年6月1日(土) 09:00 [産業・経済]
下地島空港に初の国際便/大韓航空で124人が来島
島の空、世界とつながる
「島の空、世界とつながる」-。下地島空港に31日、初めての国際線チャーター便が運航した。この日の午後、韓国ソウルの仁川国際空港からの大韓航空機が124人の乗客とともに飛来。関係者から盛大な歓迎を受けた。さらに、下地島空港は動植物検疫上の指定空港となっており、この日は検疫業務も行われた。同空港には7月から国際定期便として、香港エクスプレスが毎週火・金・日の週3便の運航を予定している。