「地域・暮らし」 2019年10月のニュース一覧
2019年10月27日(日) 08:56 [地域・暮らし]
繁栄と豊作祈願/宮古神社で例大祭
獅子舞や舞踊など奉納
宮古神社で26日、年に1度の祭礼行事「例大祭」が行われ、宮古島の繁栄などを祈願した。参拝者らは、この1年間の豊作と無事に過ごせたことに感謝し、向こう1年の五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災、家内安全などを願った。神前では獅子舞や舞踊、歌謡などが奉納された。
2019年10月26日(土) 08:59 [地域・暮らし]
五穀豊穣、子孫繁栄を祈願/男性らがパレード
西原のミャークヅツ「中日」
平良西原のミャークヅツは「中日」の25日、集落を練り歩くパレードが行われた。数え50歳以上の男性が参加し、五穀豊穣(ほうじょう)旗や自治会旗、国旗を手に「うやきーゆなうらしよー(裕福な世にしてくれよ)」とはやしながら踊り、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願した
2019年10月26日(土) 08:57 [地域・暮らし]
「とうがにあやぐ」を奉納/宮古神社
厳粛に宵宮祭、きょうは例祭
2019年10月26日(土) 08:56 [地域・暮らし]
島全体で繁栄願う/来間島ヤーマスプナカ
棒振りなどで盛大にパレード
下地来間島の伝統行事「ヤーマスプナカ」は2日目の25日、集落内を練り歩くパレードが行われ、島の人々が棒踊りや奉納踊りで、向こう1年間の無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。
2019年10月25日(金) 09:00 [地域・暮らし]
ミャークヅツ始まる/池間、佐良浜、西原
住民がクイチャー奉納/豊作豊漁、子孫繁栄祈願
旧暦9月の甲午(きのえうま)の日に当たる24日、池間島、伊良部佐良浜、平良西原の3地区で伝統行事「ミャークヅツ」が始まった。池間島と西原では3日間、佐良浜では4日間行われる。初日は池間と佐良浜の池間添、前里添で地域住民がクイチャーを奉納し、向こう1年の豊作豊漁、子孫繁栄などを祈願した。25日は西原の集落内でパレードやクイチャー奉納が行われる。
佐良浜地区
佐良浜地区のミャークヅツは池間添、前里添で行われた。午後4時ごろから「ミーウヤ」と呼ばれる男性らが豪快にクイチャーを踊った。「ヒヤサッサ」と掛け声を集落内に響かせ、五穀豊穣(ほうじょう)と島の発展を祈願した。
池間添では数え年47歳から、前里添では50歳からミャークヅツに参加した。今年の新入生は池間添が18人、前里添が21人だった。
池間添のミーウヤは、おそろいの水色のポロシャツ姿で登場。何度も地面を蹴
り上げて豪快に乱舞した。長嶺勝巳さんは「年寄りの仲間入りを果たし、うれしい。今後は後輩の指導に頑張りたい。初めてのことばかりで分からないことも多いが、ツカサに教わりながらやっている」と充実した笑顔を見せた。
前里添のミーウヤは、頭にタオルを巻き、黄色の法被をまとった。力強い掛け声とともに高々と跳び上がった。上地日本(ひもと)さんは「先輩たちから受け継いできた伝統行事。島外からも同窓が集まり、久しぶりに会えて良かった。いつまでも続くことを願っている」と充実した表情で語った。
池間島
池間島のミャークヅツは男性が中心で、真謝ムト、上げ桝ムト、前之屋ムト、前里ムトのいずれかの会員となる。
新会員はミーウヤ(新親)と呼ばれ、数え55歳に入会する。今年のミーウヤは1965(昭和40)年生まれ。
上げ桝ムトの前泊貞喜さん(81)は、次男の久信さん(55)が新会員となったため、感謝状が贈呈された。久信さんは「父と一緒に表彰されてうれしい」と笑顔だった。
前之屋の会員、波平重夫さん(71)は今年は兄弟4人で参加した。「弟たちの健康を見て、感無量」と声を弾ませた。
平良西原
平良西原のミャークヅツは24日、「あら日」と呼ばれる初日を迎えた。朝からナナムイら西原の男性が仲間(ないかに)御嶽に集まって酒を酌み交わし、祭りの開始を祝いながら地域の発展を願った。25日は今年誕生した子供を神に報告する「マスムイ」やパレードが実施される。
午前8時から開会行事があり、西原自治会の渡久山英隆会長らがあいさつしてミャークヅツの開会を告げた。渡久山会長は「先人から受け継がれてきた伝統や文化を守りたい。今年は分村から145年目になる。向こう一年間がまた今年よりいい年であるよう願いたい」と述べた。
ナナムイのニガイウヤを代表して仲間善栄さんは「朝早くから多くの人が、ミャークヅツに来てくれたことをありがたく思う。五穀豊穣(ほうじょう)と子孫繁栄を祈願することができた」とあいさつした。
25日の「中の日」は、午前5時から「マスムイ」が挙行される。午後からは旗頭を立てながら集落内をパレードするほか、奉納相撲、全員によるクイチャーが行われる。
2019年10月25日(金) 08:59 [地域・暮らし]
子孫繁栄を祈願/来間島でヤーマスプナカ
子の健やかな成長祝う/きょう集落内パレード
子孫繁栄を願う来間島の伝統祭祀(さいし)「ヤーマスプナカ」が旧暦9月26日の甲午(きのえうま)に当たる24日、2日間の日程で始まった。初日は、昨年のヤーマスプナカ以降に誕生した新生児を盛大に祝った。25日午後2時からは集落内でパレードが行われる。この祭祀は市指定無形民俗文化財。
2019年10月24日(木) 08:58 [地域・暮らし]
きょうからミャークヅツ/来間島ではヤーマスプナカ
旧暦9月の甲午(きのえうま)の日の24日、池間島、伊良部佐良浜、平良西原の3地区で伝統行事「ミャークヅツ」が始まる。旧年中の五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、向こう1年間の豊漁豊作を祈願する豊年祭。来間島では甲午の日から始まる「ヤーマスプナカ」が行われる。
2019年10月19日(土) 08:56 [地域・暮らし]
伊良部で野そ一斉防除
市や宮糖が地上から散布
伊良部島で18日、サトウキビを食害している野そ(野ネズミ)の一斉防除作業が行われた。宮古製糖伊良部工場の職員や市、関係団体の職員ら多数が参加し、「ヤソヂオン」などの薬剤を島中にまいた。
2019年10月16日(水) 08:55 [地域・暮らし]
神歌に合わせ踊り奉納/伊良部南区で「ユークイ」
旧年中の五穀豊穣に感謝
伊良部南区の長浜、仲地、佐和田、国仲の4集落で14日、伝統の豊年祭「ユークイ(世乞い)」が執り行われた。4集落の住民らは、各集落に縁のある御嶽(うたき)で、旧年中の五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、来期の豊年満作、無病息災を願った。
2019年10月14日(月) 08:56 [地域・暮らし]
無理せずゆっくり競う/池間学区老人クラブ運動会
池間学区老人クラブ(松川浩会長、会員125人)は13日、池間小中学校運動場で第41回運動会を開催した。涼風が吹く中、陸上競技など21種目で心地よい汗を流した。
2019年10月13日(日) 08:57 [地域・暮らし]
関西線、12月から運休
ジェットスター成田線は曜日運航に
ジェットスター・ジャパンの関西-下地島線が12月1日から一時的に季節運休に入ることが12日までに分かった。運休期間は3月までとしているが、冬期の追加運航は未定。来夏は運航を再開する方向で検討を進めている。また、現在毎日1往復2便の成田-下地島線は今月27日から曜日運航に変わり、減便となる。
2019年10月8日(火) 09:00 [地域・暮らし]
弾薬庫建設工事に着手
来年3月完了予定
建設反対派市民は抗議
城辺保良地区
宮古島への陸上自衛隊配備に伴う城辺保良鉱山地区への弾薬庫建設工事について沖縄防衛局は7日、着手した。早朝から工事車両や関係者車両が同鉱山へ乗り入れし作業を行っていた。一方、配備に反対する市民団体らも駆け付け「弾薬庫建設はだめだ」などと訴え、工事着手に抗議した。(11面に関連)
2019年10月8日(火) 08:59 [地域・暮らし]
「工事着手、寝耳に水」
反対住民ら抗議活動
車両進入阻止も強制退去
弾薬庫建設
沖縄防衛局が保良鉱山への弾薬庫建設工事に着手した7日、建設に反対する市民団体のメンバーらが同鉱山入り口で抗議活動を展開した。午前8時ごろから工事関係車両の進入を阻み、建設反対のシュプレヒコールを上げたが、活動から約7時間後に宮古島警察署の署員たちによって強制退去させられた。
2019年10月4日(金) 08:59 [地域・暮らし, 教育・文化]
スマッサリで邪気払い/無病息災、子孫繁栄願う
縄はパーントゥで使用/島尻集落
きょう4日から2日間、島尻で開催される伝統祭祀(さいし)の仮面来訪神「パーントゥ」を翌日に控えた3日、邪気や病気を追い払う伝統行事「スマッサリ」(主催・島尻自治会)が行われた。豚の骨を結んだ縄は、集落の入口8カ所の木や電柱を利用して道路上に張り渡された。住民は、無病息災、子孫繁栄を願った。この縄は4日正午以後に下ろされ、パーントゥがまとうツル草を縛り付ける縄として用いられる。
2019年10月3日(木) 08:55 [地域・暮らし]
パーントゥを写真で紹介
新城さん 空港で60点展示
新城定盛さんの写真展が宮古空港ロビーで16日まで開かれている。昨年、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化財に登録された平良島尻地区に伝わる「パーントゥ」の写真約60点が展示されている。