「政治・行政」 2020年3月のニュース一覧
2020年3月29日(日) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
県検査で「陽性」2人判明/新型コロナ
嘉手納基地でも1人確認/水際対策、経済施策急務
【那覇支社】県は28日、同日に判明した新型コロナウイルスの検査結果で、2人が「陽性」だったと発表した。米軍嘉手納基地も1人を「陽性」と確認したと発表した。いずれも県外・国外からの移入例か、その濃厚接触者とみられる。一方、那覇市の国際通りでは観光客が大幅に減っていた。県の水際対策と経済施策の双方が急がれる。
2020年3月28日(土) 08:58 [政治・行政]
新型コロナ対策要請へ/玉城デニー知事
県、休業者など支援拡充
【那覇支社】玉城デニー知事は27日、県庁で定例会見を開催し、新型コロナウイルスについて感染拡大の防止や経済対策などを来週にも政府に対して要請する方針を示した。
2020年3月28日(土) 08:57 [政治・行政]
20年度予算案など可決/県議会2月定例会
新型コロナ対策費も
【那覇支社】県議会(新里米吉議長)2月定例会は27日、最終本会議を開催し、新型コロナウイルス感染症に対する緊急対策に係る2020年度補正予算案170億円のほか、当初予算案7514億円などを可決した。今定例会は、合計議案を可決して閉会した。
2020年3月27日(金) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
将来人口5万5000人目指す/市創生推進本部会議
達成向け4項目掲げる/第2期総合戦略安を承認
宮古島市まち・ひと・しごと創生推進本部会議の第4回会合が26日、市役所平良庁舎で行われ、第2期市人口ビジョン・総合戦略案について承認した。将来人口5万5000人の達成に向けて市では、2020年度から7年計画で同戦略を基に各種取り組みを展開していく。
2020年3月27日(金) 08:58 [政治・行政, 社会・全般]
知事「県外旅行の自粛を」/新型コロナ
県関係7人目の感染確認
【那覇支社】県は26日、那覇市在住の男性(30代)が新型コロナウイルスの検査で「陽性」と判断されたと発表した。玉城デニー知事は、同日に開催した危機管理対策本部会議で「国内では、東京や大阪などの大都市圏で感染が急速に拡大している。不要不急の県外への旅行は、できるだけ自粛してほしい」と呼び掛けた。
2020年3月25日(水) 09:00 [政治・行政]
陸自部隊の配置準備整う/栗田群長ら宮古入り
宮古島駐屯地 約720人規模へ/関係者らが出迎え
陸上自衛隊宮古島駐屯地に移駐が決まった中距離地対空誘導弾部隊などが所属する陸上自衛隊第7高射特科群長の栗田昌彦1等陸佐をはじめ各中隊の隊長らが23日、宮古入りした。同群は3月中にも編成される見通しで、栗田群長らが宮古入りしたことで宮古島駐屯地に配置されるほぼ全ての部隊の配置準備が整った。
2020年3月25日(水) 08:58 [政治・行政]
下地康教氏が出馬へ/県議選
保守分裂選挙に
6月7日投開票の県議会議員選挙に向け、市議会与党議員団で構成する選考委員会で保守系予定候補として選定された市建設部長の下地康教氏(60)が24日、退職した。退職辞令交付後に記者団の質問に答え、県議選へ出馬する決意を示した。
2020年3月24日(火) 08:57 [政治・行政]
新型コロナ対策費を上程/県議会2月定例会
今年度補正予算案を可決
【那覇支社】県議会(新里米吉議長)2月定例会で23日、新型コロナウイルスの感染拡大に対する経済対策費を盛り込んだ2019年度一般会計補正予算案(2億2800万円)、20年度同補正予算案(170億円)が上程された。質疑では、宮古島市区選出の亀濱玲子氏(社民、社大、結)ら7人が登壇し、県に対策の内容などをただした。
2020年3月24日(火) 08:56 [政治・行政]
一般会計443億円など可決/市議会3月定例会が閉会
市議会(山里雅彦議長)は23日、3月定例会の最終本会議を開き、提案されていた2020年一般会計予算案など31議案と意見書1件を可決したほか、5件の陳情については1件を採択、2件を不採択として残り2件は継続審査となった。また、前議長の佐久本洋介氏を監査委員する同意案件にも同意し、閉会した。
2020年3月20日(金) 08:59 [政治・行政]
多額の起債に苦言/クルーズ船受入施設整備
真栄城氏がただす/市議会一般質問
市が11億7000万円を起債して平良港に整備される予定のクルーズ船の旅客受け入れ施設。真栄城徳彦氏は19日に行われた市議会3月定例会の一般質問で、市が多額の起債で同施設を整備することに至った経緯について苦言を呈した。
2020年3月20日(金) 08:58 [政治・行政]
下地氏を候補者に決定/県議選宮古島市区
保守系選考委「全会一致」
市議会与党議員団(佐久本洋介会長)で構成する県議選(5月29日告示、6月7日投開票)宮古島市区選考委員会は19日の委員会で、保守系予定候補として市建設部長の下地康教氏(60)を選定した。今後、自民党県連の公認を目指す。
2020年3月20日(金) 08:55 [政治・行政]
西里通りが市道編入へ/現行幅員で無電柱化予定
県道78号線の西里通りが20年度に市道に編入されることが18日、分かった。市では移管後も道路拡幅工事などは行わず無電柱化に向けて関係機関と協議を進めていく考えだ。開会中の市議会3月定例会一般質問で濱元雅浩氏の質問に下地康教建設部長が答えた。
2020年3月19日(木) 08:59 [政治・行政]
23年度以降に供用開始/市フルーツパーク
事業費10億円見込む/市議会 濱元氏質問に副市長答弁
市が再整備を進める上野野原にあるトロピカルフルーツパークについて、市は2023年度以降の供用開始を予定している。今年度は基本設計委託業務を行っており、整備工事費なども含めて事業費は約10億円を見込んでいる。18日、開会中の市議会3月定例会一般質問で濱元雅浩氏の質問に長濱政治副市長らが答弁した。
2020年3月19日(木) 08:58 [政治・行政]
5人が候補者に名乗り/県議選宮古島市区
保守系選考委、投票で決定へ
市議会与党議員団(佐久本洋介会長)で構成する県議選宮古島市区選考委員会は18日、保守系予定候補者5人から立候補の動機や政策などを聞いた。19日にも無記名投票を行い、1人を決定する予定。立候補に意欲を示しているのは元市総務部長の安谷屋政秀氏(65)、市建設部長の下地康教氏(60)、市議の新里匠氏(42)、平良和彦氏(53)、前里光健氏(37)の5人。県議選は5月29日告示、6月7日投開票で実施される。 (全文を表示…)
2020年3月18日(水) 09:00 [政治・行政]
宮古島市 「入島料」導入を検討/市議会3月定例会
法定外目的税を断念/粟国氏の質問に市当局
市が検討を進めてきた法定外目的税の導入を事実上断念する。一方で、任意の寄付を集める「入島料」制度の導入に向けて検討を始めている。県が法定外目的税を条例化する方向で調整を進めていることから方針を転換した。17日に開かれた市議会3月定例会一般質問の中で分かった。粟国恒広氏の質問に、企画政策部の友利克部長が答えた。
2020年3月18日(水) 08:59 [政治・行政]
母牛147頭の鼻紋採取へ/宮古島市
信頼維持へ登録証と照合/種付け規定違反受け対策
優良種雄の血統として久米島から出荷された一部の子牛が別の血統だった事案で、宮古島市は17日、市役所平良庁舎に関係機関を集めて会合を開いた。協議の結果、市内で飼養されている肉用牛のうち、個体識別番号を示す耳標(両耳への装着が原則)が二つとも欠落している母牛147頭の鼻紋を採取。登録証と照合し、血統を確かめながら耳標装着の徹底を促す。今後1週間をめどに作業を行う。
2020年3月18日(水) 08:58 [政治・行政]
経済対策に170億円/新型コロナ
中小企業向け融資枠拡充
【那覇支社】県は17日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策として2020年度の一般会計補正予算案に170億円を計上すると発表した。同日に開かれた庁議で決定したもので、19年度の補正予算案の2億2800万円と併せ、開会中の県議会2月定例会に提出する。
2020年3月17日(火) 09:00 [政治・行政]
月80時間以上が9%/市教職員の時間外勤務
部活動活発な中学で高く
市議会一般質問で市教委答弁
全国的に問題となっている教職員の長時間勤務。宮古島市の教職員のうち時間外勤務が月80時間以上となっているのは全体の9%となっていることが16日、開会中の市議会3月定例会一般質問の中で示された。市教育委員会によると、その内訳は小学校9人で中学校は47人。部活動が活発な中学校でその割合が高くなっているという。砂川辰夫氏の質問に答えた。
2020年3月15日(日) 08:59 [政治・行政]
売上減企業に特別貸付/経産省
新型コロナで経済対策
経済産業省は新型コロナウイルスの感染拡大で経営的に影響を受け、資金繰りが厳しい事業者に対し、低利の運転資金の特別貸付を行っている。県内の窓口となっている沖縄総合事務局経済産業部では「当座の資金繰りに利用してほしい。支援策そのものを知らない事業者もおり、広く周知したい」と話している。
2020年3月14日(土) 08:59 [政治・行政]
大神海運、再スタート
地元企業6社が支援/生活航路安定へ資金注入
経営難が続く大神海運が地元企業の支援を受け、株式会社として再スタートを切っていたことが13日、分かった。大米グループなど地元企業6社が地域貢献の一環で融資し、必要な資金を用立てた。離島住民の生活航路を地元企業が守るという先進的な取り組みは内外で注目を集めそうだ。開会中の市議会3月定例会一般質問で、長濱政治副市長が平百合香氏の質問に答える形で明らかにした。
2020年3月14日(土) 08:58 [政治・行政]
100億円超の対策費に/新型コロナ
県主催イベント再開へ
【那覇支社】玉城デニー知事は13日、県庁で定例会見を開き、新型コロナウイルス対策として2019年度の補正予算案で約2億円、20年度の補正予算案では県中小企業セーフティーネット資金による金融支援を含め、100億円を超える規模で調整していると明らかにした。玉城知事は「国と連動した緊急対策を含め、短期的な対応も重要。中長期的にも全力で取り組む」との考えを示した。
2020年3月14日(土) 08:58 [政治・行政]
建設部長に大嶺氏/市部長級人事
議会事務局 局長に友利氏昇任
市は13日、新年度部長級人事を内示した。建設部長には振興開発プロジェクト局長の大嶺弘明氏(57)を起用し、同局長には会計管理者の下地秀樹氏(57)を充てる。教育委員会教育部長には議会事務局長の上地昭人氏(58)、同局次長の友利毅彦氏(53)が昇任して同局長に就く。伊良部支所長の上地成人氏(57)は会計管理者に回る。
2020年3月13日(金) 08:58 [政治・行政]
候補者の選考委設置へ/県議選
与党市議団 棚原氏辞退受け
市議会与党議員団(佐久本洋介会長)は12日、自民党宮古支部で会合を開き、県議選(5月29日告示、6月7日投開票)宮古島市区への候補者を選定する選考委員会を立ち上げる方向でまとまった。13日にも西銘恒三郎衆院議員を交えて協議し、正式決定する。選考委のメンバーは与党市議全員と、経済界など各団体の代表らで構成する考え。佐久本会長は「何回も選考委を開くというのは時間的にも厳しい。2、3回で(候補者が)決められれば」と述べた。
2020年3月13日(金) 08:58 [政治・行政]
豚熱、県内7例目発生
うるま市 440頭を殺処分へ
【那覇支社】県は12日、うるま市の養豚場で県内7例目となる豚熱(CSF)の感染を確認したと発表した。玉城デニー知事は同日、県特定家畜伝染病防疫対策本部会議を県庁で開催し、「国や関係機関と連携して防疫措置に万全を期す」と述べたほか、「豚熱は、豚とイノシシの病気であり、人に感染することはない」と強調した。
2020年3月12日(木) 08:58 [政治・行政]
業者側が訴訟を通知/多良間村議会一般質問
製糖工場建設の費用問題
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)3月定例会の一般質問が10日、同議場で行われた。新製糖工場建設の追加費用問題について、月島機械の代理人から「事前相談や協議もないまま、追加費用を1億円で合意したいとする対応は一方的であり不誠実だ。これ以上協議しても解決する可能性はないと判断し、訴訟を提起することになる」とした文書が届いていることが明らかになった。豊見山正氏への答弁。
2020年3月11日(水) 09:00 [政治・行政]
伊良皆村長が施政方針/村議会3月定例会開会
産業振興と人材育成など柱
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)3月定例会が10日開会し、伊良皆光夫村長が2020年度の施政方針を表明した。伊良皆村長はこれまで3本の柱として取り組んできた産業振興と人材育成・子育て支援、健康増進の継続を説明し「これらすべてが人口減少対策につながる。継続して地道に実行していくことが重要だ」と強調した。
2020年3月11日(水) 08:58 [政治・行政]
棚原氏が立候補を辞退/県議選
体調不良理由に
6月7日投開票の県議会議員選挙で、自民党県連の公認を受け、宮古島市区から立候補を予定していた市議会議員の棚原芳樹氏(56)が体調不良を理由に立候補を辞退することが10日、分かった。市議会与党議員団(佐久本洋介会長)は同日、市役所平良庁舎で緊急の会合を開き、新たな候補者の人選を急ぐことを確認した。宮古島市区では、現職で保守系の座喜味一幸氏(70)が立候補の意向を固めている。半年後に行われる予定の市長選にも影響は必至だ。
2020年3月10日(火) 08:58 [政治・行政]
玉城知事が緊急対策発表/新型コロナ
「補正予算含め対応」
【那覇支社】玉城デニー知事は9日、県庁で会見を開き、新型コロナウイルスの感染防止と県経済に与える影響を抑止するため緊急対策を発表した。玉城知事は、「補正予算を含めた万全な対策を講じていく」と語った。会見には、富川盛武、謝花喜一郎両副知事も同席した。
2020年3月8日(日) 09:00 [政治・行政]
新年度予算は36億円/多良間村一般会計
前年度比9億円の増/新規に新造フェリー建造
【多良間】多良間村の2020年度一般会計当初予算案は総額で36億2700万円となり、前年度当初予算(26億4500万円)に比べ9億8200万円(37・1%)増加した。村は増加の要因として、新規事業の新造フェリー建造や堆肥センター格納庫整備、コンテナハウス(2棟)設置などを挙げている。同予算案は10日開会予定の同村議会(森山実夫議長)3月定例会に提案する。
2020年3月7日(土) 08:57 [政治・行政]
子ども食堂など緊急支援/玉城知事
弁当、食事提供に補助
【那覇支社】玉城デニー知事は6日、県庁で会見を開き、新型肺炎の感染予防などで休止措置を取っている「子どもの居場所」や「子ども食堂」に対し、弁当配達や食事提供をする場合は費用を緊急支援すると発表した。自治体や企業などで構成する「沖縄子どもの未来県民会議」の取り組みで、1カ所当たり5万円を上限に支援する。