2020年6月のニュース一覧
2020年6月30日(火) 09:00 [政治・行政]
市税収入3億6000万円増/19年度宮古島市
徴収率97・8% 14年連続上昇
早期通知など取り組み奏功
宮古島市は29日、2019年度の市税徴収実績を発表した。調定済額61億104万円に対して、収入済額は59億6452万円で、徴収率は前年度比0・6増の97・8%だった。調定済額も増加しており、税収は前年比で約3億6000万円増えた。滞納整理の早期着手やコンビニ納付の定着、電話催告センターによる「納付忘れ・納付遅れ」の早期通知などの取り組みが実績を引き上げたとみられる。徴収率の上昇は14年連続。
2020年6月30日(火) 08:59 [産業・経済]
19年度は36万円の赤字/宮古食肉センター株主総会
豚熱発生などが要因
宮古食肉センター(小禄博信社長)の第38期定時株主総会が29日、JAおきなわ宮古地区本部で開かれ、2019年度の決算や20年度の事業計画案が承認された。営業報告によると、19年度は36万4000円の赤字だった。要因としてと畜事業は沖縄本島での豚熱(CSF)発生、牛は再肥育生産が無くなったことなどを上げた。
2020年6月30日(火) 08:58 [スポーツ]
恒例の宮古合宿始まる/スキージャンプの土屋ホーム
葛西、小林ら来月11日まで
スキージャンプW杯最多出場回数569がギネス世界記録に認定された葛西紀明選手(監督兼務)が率いる土屋ホームスキー部のメンバーが29日、恒例の宮古島合宿をスタートさせた。新型コロナウイルス感染拡大の影響でスタートが遅れ、今回は7月11日まで13日間の短期合宿となる。
2020年6月28日(日) 09:00 [産業・経済]
搭乗待合室を拡張/宮古空港ターミナル
160席増えて570席に/座席不足解消 来月供用開始
宮古空港ターミナル(下地義治社長)が昨年5月から拡張工事を進めてきた搭乗待合室(2階)の増築部分が7月下旬から供用開始を予定している。現在、急ピッチで工事を進めており、開始の際には関係者を招いたセレモニーを計画している。新型コロナウイルス感染拡大による宮古観光への影響が出る以前は、混雑時に座席数が足りないという問題があったが、増築部分が供用開始されて今後、新型コロナが終息した後には、座席不足の課題は解消される見込みとなっている。
2020年6月28日(日) 08:59 [社会・全般]
所得金額は143億9700万円
宮古島税務署管内 19年分確定申告
沖縄国税事務所はこのほど、宮古島税務署管内の「2019年分所得税等、消費税、贈与税の確定申告状況」をまとめた。所得税等の確定申告書提出人員は7592人で前年比9・3%増加。申告納税額のある人は2722人(同11・5%増)、所得金額は143億9700万円(同9・3%増)で申告納税額は12億9600万円(同6・5%増)といずれも増加した。
2020年6月28日(日) 08:58 [社会・全般]
3カ月ぶりの公演/マティダ劇場
感染防止対策を徹底
マティダ市民劇場で27日、琉球舞踊のイベントが開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、イベントが自粛されてから3カ月ぶりの公演。収容人数を半減させ、対人距離を確保するなどの感染防止対策を徹底しての再開となる。来場者にはマスクの着用や集団感染発生時の対策として連絡先の記入などを求めていく。
2020年6月27日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
臨時交付金7億7000万円/新型コロナ
想定額を大幅上回る/経済対策第2弾、7月発動
新型コロナウイルスの緊急経済対策として国が配る地方創生臨時交付金で、宮古島市に7億7000万円が配分されることが26日までに分かった。当初の想定額を約2億5000万円上回る金額だ。交付金は市が7月中にも発動する第2弾経済対策に注入。感染防止策を講じながら誘客を促進し、島内景気を刺激して経済の回復を目指す。下地敏彦市長が26日、民間団体の会合で明らかにした。
2020年6月27日(土) 08:59 [政治・行政]
補正13億円など可決し閉会/市議会 コロナ対策6億円含む
市議会(山里雅彦議長)6月定例会は26日、最終本会議を開き、提案されていた2020年度一般会計補正予算案など17議案と意見書3件などを可決し閉会した。陳情書については2件を採択、1件を不採択、2件を継続審議とした。
2020年6月27日(土) 08:58 [産業・経済]
観光回復へ市と一体/宮古島観光協総会
新会長に下地市長選任
一般社団法人宮古島観光協会は26日午後、市内ホテルで第7回定時総会を開いた。2020年度事業計画を出席会員で共有。新型コロナウイルス対策として宮古島リカバリープロジェクト感染対策ガイドラインを活用しながら島内観光の回復を目指す。役員選任では豊見山健児会長が退任、新しい会長として下地敏彦市長が選出された。市と観光協会の一体感を強めて各種誘客事業を展開する。
2020年6月26日(金) 09:00 [教育・文化]
床をフラットに改修/けがの報告4件、実数は不明
危険性指摘に教育長表明/未来創造センター多目的ホール
市教育委員会は市未来創造センターの多目的ホールの舞台と観客席の間にあるオーケストラピットを改修し、フロアを平たんにする。30センチの段差があるオーケストラピットは開館当初から、転落などの危険性が指摘されていた。25日の市議会6月定例会一般質問で平良敏夫氏の指摘に、宮國博教育長が改修の方針を明らかにした。
2020年6月26日(金) 08:59 [産業・経済]
コロナ対策の重要性共有/19年度事業、決算を承認
宮古島商工会議所議員総会
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第91回通常議員総会が25日、市内のホテルで行われ、2019年度の事業と決算が報告され、全会一致で承認された。事業報告では4月以降、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響についての相談窓口の強化に努め、特別融資制度・持続化給付金・雇用調整助成金など多くの支援メニューへのサポート業務に全力で取り組んだことなどが示されたほか、今後の経済回復に向けてコロナ対策の重要性を参加者全員で共有した。
2020年6月26日(金) 08:58 [産業・経済]
822万円の黒字計上/池間漁協総会 3年連続の増益
池間漁業協同組合(與那嶺大組合長)の通常総会が25日、池間公民館で開かれた。正組合員らが参加し、2019年度業務報告書、貸借対照表など全7議案を承認した。当期は税引き前の822万円の黒字を計上し、累積赤字を615万円に縮小した。3年連続の増益決算となり、経営改善の好転が続いている。
2020年6月25日(木) 09:00 [教育・文化]
サバニこぎ大漁祈願/各地でハーリー
コロナで規模縮小 御願バーリーのみ
2020年6月25日(木) 08:59 [産業・経済]
コロナで漁業者に支援金/来月下旬にも給付開始
正組合員10万円、準5万円
新型コロナウイルスの影響で収入が減少した漁業者を支援する市の経済対策が動き出す。漁協の正組合員に10万円、準組合員に5万円を給付する事業で、3漁協が市から委託を受けて事務作業を担う。該当する組合員の申請を受けて給付手続きに入り、早ければ7月下旬にも給付を始められる見通しだ。関連予算案が市議会6月定例会に提出されており、可決を経て具体的な給付手続きに着手する。
2020年6月25日(木) 08:58 [社会・全般]
水難事故防止標語で佳作/狩俣中 根間、新里さんに表彰伝達
水難事故防止ポスター・標語中央審査会がこのほど行われ、狩俣中学校の根間昌真さん(3年)、新里奈々さん(2年)が標語の部の佳作に選ばれた。県内からの応募約3700点の中から上位6点に入った。同校体育館で24日、表彰伝達式が行われ、宮古島警察署の田場義浩署長が2人に表彰状を手渡した。
2020年6月24日(水) 09:00 [社会・全般]
恒久平和の実現を/不戦の誓い新たに
新型コロナで規模縮小/市戦没者追悼式・平和祈念式
沖縄戦が終結してから75年目を迎えた「慰霊の日」の23日、宮古島市全戦没者追悼式および平和祈念式(主催・市など)がJTAドーム宮古島で挙行された。新型コロナウイルス感染症の影響により、参列者を8人に限定するなど規模を縮小。過去に例のない状況の中、戦没者のみ霊を慰めて不戦の誓いを新たにした。下地敏彦市長は「平和の尊さを後世へと伝え、恒久平和の実現に積極的に取り組む」と平和メッセージを読み上げた。
2020年6月24日(水) 08:59 [社会・全般]
「平和の誓い」守り続ける/沖縄全戦没者追悼式
戦後75年、玉城知事が平和宣言
【那覇支社】地上戦に巻き込まれた住民ら20万人余が犠牲となった悲惨な沖縄戦から75年目の「慰霊の日」となる23日、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式(主催・県、県議会)が行われた。新型コロナウイルスの影響で、式典は参列者を200人に絞るなど規模が縮小されたが、公園には花束を手に多くの県民らが訪れて戦没者の冥福を祈った。
2020年6月24日(水) 08:58 [社会・全般]
遺族らが祈り捧げる/慰霊の日
糸満市摩文仁「平和の礎」
【那覇支社】「慰霊の日」の23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園内にある「平和の礎」には、早朝から時折雨が降る中、多くの遺族や親族らが訪れ、平和への祈りをささげた。
2020年6月23日(火) 09:00 [政治・行政]
起債償還計画 大幅見直しか/クルーズ船受入施設
再開見通せず財源不透明/コロナ影響 22年度から支払い開始
市議会一般質問で真栄城氏質問
新型コロナウイルス感染拡大によるクルーズ船需要の消失で、平良港に整備されているクルーズ船受け入れ施設の起債償還計画に与える影響が懸念される。コロナの収束とクルーズ船再開の見通しが立たず、起債償還の財源となる岸壁を利用する「係船料」が当て込めないためだ。市の計画によると、元金償還は2022年度に始まり、利子を含めて年間約6170万円を17年間にわたって支払わなければならない。年間係船料1億5000万円が吹き飛べば、償還計画の大幅な見直しを迫られる。
2020年6月23日(火) 08:59 [産業・経済]
修繕費増により減益/空港ターミナル株主総会
社長に下地氏を再任
宮古空港ターミナル(下地義治社長)の定時株主総会が22日、市内ホテルで開かれた。第43期(2019年4月~20年3月)の事業報告や決算報告があり、総売上高は前期比1%増の9億5817万円、営業利益は修繕費の増加などにより同52%減の4251万円となったことが報告された。剰余金の処分や任期満了に伴う取締役選任などの議案を全会一致で承認。総会を休会して取締役会を開き、社長に下地氏、専務に川満勝也氏を再任した。
2020年6月23日(火) 08:58 [社会・全般]
正しい知識で関心持って/ハンセン病普及啓発パネル展
平良庁舎で開催セレモニー
ハンセン病に関する正しい知識の普及啓発を目的としたパネル展(主催・県宮古福祉事務所、共催・市)が22日、市役所平良庁舎1階ロビーで始まった。関係者が集い、開催セレモニーを行った。ハンセン病の特徴や歴史を資料や写真などで伝えている。会期は26日まで。
2020年6月21日(日) 09:00 [産業・経済]
観光地にぎわい/飲食店に観光客戻る
経済回復へ活動本格化/移動自粛全面解除
新型コロナウイルス感染防止策に伴う政府の移動自粛要請が全面解除されて初の週末となる20日、市内の観光地に活気が戻った。航空各社の本土路線再開などもあり、多くの観光客が宮古入りし、海水浴を楽しんだり、レンタカーでドライブをしたりして自粛疲れを癒やしている。夜には飲食店もにぎわった。「コロナとともに」-。新しい生活様式を取り入れた経済活動の実践が始まった。
2020年6月21日(日) 08:59 [教育・文化]
ごちそう供え豊作に感謝/下地洲鎌 ツヌジ御嶽「ユーダミニガイ」
市の有形民俗文化財に指定されている下地洲鎌のツヌジ御嶽で20日、ユーダミニガイ(世為願い)が執り行われた。神に仕える神女役4人が、旧年中の豊作に感謝し、向こう一年間の実り多い五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
2020年6月21日(日) 08:58 [社会・全般]
セーブ・アニマルズへ寄付/黄色いレシートキャンペーン
イオン琉球 「地域に根ざしたボランティア」
イオン琉球(佐方圭二社長)の「幸せの黄色いレシートキャンペーン」の寄付金贈呈式が20日、マックスバリュ宮古南店で行われ、「宮古島セーブ・ザ・アニマルズ」(中原絵梨奈代表)に23万1300円分のイオンギフトカードが贈呈された。
2020年6月20日(土) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
東京発便2カ月ぶり再開/コロナ・全国移動解禁
機内、空港で予防策徹底/JTA羽田からの119人歓迎
日本トランスオーシャン航空とジェットスター・ジャパンは19日、東京発の直行便をそれぞれ再開した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により約2カ月間にわたり、運休となっていた。政府は同日から都道府県をまたいでの人の移動を全国で原則解禁。宮古空港と下地島空港には観光客をはじめ、レンタカー業者やホテル関係者らの姿も見られ、活気に満ちていた。
2020年6月20日(土) 08:59 [産業・経済, 社会・全般]
成田便到着、空港にぎわう/みやこ下地島空港ターミナル
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月10日から休館となっていたみやこ下地島空港ターミナルが19日、70日ぶりに営業を再開した。この日、ジェットスター・ジャパンの成田―下地島便から同空港に降り立った観光客らは、南国の風をマスク越しに吸い込んで笑顔になり、島での楽しい時間をスタートさせた。
2020年6月20日(土) 08:58 [地域・暮らし, 教育・文化]
スツウプナカで繁栄願う/多良間
4カ所の祭場で神事/新型コロナで規模縮小
【多良間】竜宮の神へ五穀豊穣(ほうじょう)と集落の繁栄を感謝し、向こう一年間の豊作と豊漁を祈願する多良間島の伝統行事「スツウプナカ」が18日、「パイジュニ」など村内4カ所の祭場で行われた。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小し初日の暁の願い(アカツキノニガイ)のみが執り行われ、神酒を作るブシャ座のメンバーらがシュリ魚を神にささげ、豊作や繁栄を願った。
2020年6月19日(金) 09:00 [産業・経済]
経済対策ビジョン策定へ/3段階で景気を刺激 新型コロナで市
新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済の長期停滞を防ぐため、市が観光関連産業に絞った経済対策ビジョンを策定する。東京五輪が予定される来年7月までの暫定期間として、現金給付、受け入れ、自立の三つのカテゴリーに分けて支援策を打ち出し、管内の景気を刺激する。断続的な財政出動を伴う構想で、資金繰りにあえぐ事業所を下支えする施策だ。具体的な支援メニューは7月に開く市観光推進協議会でもむ。これらの構想は、18日に開かれた市議会6月定例会一般質問の中で、楚南幸哉観光商工部長が明らかにした。
2020年6月19日(金) 08:59 [地域・暮らし]
きょう70日ぶり営業再開/利用者の安全第一に
ジェットスター成田便運航/みやこ下地島空港ターミナル
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、就航路線全便が運休となったことに伴い4月10日から休館していた「みやこ下地島空港ターミナル」がきょう19日から70日ぶりに営業を再開する。営業再開初日は、ジェットスター・ジャパンの成田-下地島線が運航再開となり、久しぶりに本土からの観光客を迎え入れる同ターミナルには活気が戻りそうだ。
2020年6月19日(金) 08:58 [教育・文化]
島の大行事で魚調理/多良間 スツウプナカへ向け
【多良間】多良間島の伝統行事「スツウプナカ」が18日、「パイジュニ」など村内4カ所の祭場で行われる。このうち、北海人座は本番を前に同日は午前中から用意した神様にささげるための魚を若いススキの葉で編んだ綱をエラから口に通し数匹をひとまとめにするなどの準備をした。魚は「クバン座」に持ち込まれ調理された。