「産業・経済」 2021年2月のニュース一覧
2021年2月25日(木) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
フードラリー 消費額3.9億円/市コロナ対策
事業効果大で継続の方向/市、新年度実施で最終調整
新型コロナウイルス感染症に係る市の経済対策で実施されてきたスタンプラリー事業「GO!5(ゴーゴー)フードラリー」が24日午後、最終6回目の抽選会を終えた。実施団体によると、スタンプ応募総数から算出する累計消費額は概算で3億9000万円と大きな事業効果が表れた。市はこれらの消費喚起実績を踏まえ、新年度も事業を継続する方向で最終調整に入った。
2021年2月21日(日) 09:00 [産業・経済]
観光消費額297億円減/11カ月連続で前年割れ
新型コロナの影響深刻/20年実績
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、宮古管内の経済損失額が拡大している。入域観光客数を基に算出した2020年の観光消費額は354億9600万円、前年実績比で297億円(45・6%)減少した。2月から11カ月連続で前年実績割れが続くなど新型コロナの影響が顕著に表れている。
2021年2月20日(土) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
「幅広い業種支援を」/ワクチン離島優先も要望
市と経済団体 コロナ対策で意見交換
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた事業者などの支援対策について市は19日、市役所で市内経済団体との意見交換会を開いた。経済団体からは飲食業関連だけでなく幅広い業種の支援を求める声が多く上がり、ワクチンの離島優先接種の要望もあった。
2021年2月18日(木) 08:58 [産業・経済]
県農水部長賞を受賞/市とうがん振興班と池間さん
表彰伝達式
第13回県園芸拠点産地優良活動表彰で市野菜産地協議会とうがん振興班(事務局・市農政課)、第10回県園芸拠点産地優良生産農家表彰でトウガン生産農家の池間一男さん(64)=城辺=がそれぞれ県農林水産部長賞に輝いた。17日に宮古農林水産振興センターで表彰伝達式が行われ、同振興班と池閒さんに賞状と副賞が贈られた。
2021年2月12日(金) 08:59 [産業・経済]
宮古地区全体34万㌧台も/20―21年産
キビ生産量 上方修正へ
宮古地区における2020―21年産サトウキビの生産見込み量が上方修正される見通しだ。当初の見込み量に最大2万㌧近い上積みが予想され、地区全体では前期と比べて7万㌧以上増産の34万㌧台に達する可能性も出てきた。農家所得の向上が期待される。
2021年2月11日(木) 09:00 [産業・経済]
ふるさと納税5億円突破/前年度をすでに上回る
返礼品充実、知名度要因/20年1~12月市への寄付
古里や応援したい自治体に寄付ができる「ふるさと納税」で、2020年度の宮古島市への寄付額が20年12月末時点で5億677万円となり、初めて5億円を突破した。この時点で前年度の全体実績を4000万円近く上回っている。返礼品の充実と差別化に加え、知名度の広がりが寄付増額の主な要因とみられる。
2021年2月10日(水) 09:00 [産業・経済]
宮古発着クルーズ中止に/他社寄港もキャンセル続々
コスタクルーズ
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、宮古島を発着する予定だったクルーズ船の中止が決まった。ヨーロッパのクルーズ会社「コスタクルーズ」が3月に計画していたが、断念。このほど宮古島市に伝えた。同社以外の2021年寄港予約もキャンセルが相次いでおり、新型コロナで冷え込んだクルーズ需要の回復は見通せない状況が続く。
2021年2月7日(日) 09:00 [産業・経済]
前年比6割減の44万人/20年入域観光客
新型コロナで状況一変/クルーズ船休止大きく影響
ホテル稼働率も低迷
2020年の宮古島市入域観光客数は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言や外国クルーズ船の入港休止が大きく影響し、前年比69万8432人(61・31%)減の44万680人となり、好調だった観光関連産業の状況が一変した。島内ホテルの稼働率も前年比15ポイント下落の34%と低迷した。今年も年明けから厳しい状況が続いており、先が見通せない。
2021年2月4日(木) 08:59 [産業・経済]
品質、高水準を維持/宮糖伊良部、多良間
操業2カ月 原料搬入順調
宮古製糖の伊良部工場と多良間製糖工場の操業が順調だ。開始から2カ月が経過しており、当初は雨の影響を受けて原料不足に悩まされたが、その後は順調な操業が続いている。品質も高水準を維持。伊良部の平均糖度は14・27度、多良間は15・36度と高い。農家所得の向上が期待される。