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社会・全般
2008年7月6日(日)14:02

東川根自治会/来年4月から新園舎

東川根保育所、東と統合し移転へ/71年開所、691人の園児巣立つ
 東川根保育所(上地トシ子所長)は東保育所と統合され、新しい保育所として生まれ変わる。計画通りに進めば来年四月は新しい園舎でスタートする。
 市は今年度予算に、建設工事費二億三千七百万円を計上した。敷地面積千七百八十四平方㍍に約八百平方㍍の保育所が建設される計画だ。場所は、宮古病院近くのほわいとマンション北側の民有地。
 東川根保育所には、ゼロ歳から五歳までの園児五十七人(定員六十人)が入所している。統合する東保育所もほぼ同じ園児数で、新園舎は百五人程度を受け入れる予定という。
 東川根保育所は一九七一年十月に開所。これまでに六百九十一人の園児を送り出している。
 今の園舎は、引っ越しと同時に取り壊される予定という。
 
 

お年寄りを大事にする精神引き継ぐ
新会長の砂川賢司さん(52歳)/集会場建設にも意欲

 東川根自治会の第十三代会長に選任された砂川賢司さん。同自治会は、世帯数約千八百、人口約四千九百人で、宮古では大きな自治会の一つだ。それだけに、自治会長の役割は重要で、砂川さんは「先輩たちが築き上げてきた『ぬくもりのある自治会』『お年寄りを大事にする自治会』の精神を引き継ぎ、地域の絆を深めながらさまざまな活動を展開していきたい」と決意を示した。
 自治会の最大の悩みは集会場が無いことだ。総会は近くの公園で「青空集会」、敬老会はレストランを貸し切って行っている。
 防犯パトロール隊も拠点がなく、盛加越公園を集合場所にして活動しているのが現状だ。
 字有地を利用して集会場を作るにも、適した場所が無いという。
 砂川会長は「まずは地域住民から徴収した、活動会費の中から少しずつ積み立てをしている。実現に向けて、やれることから始めたい」。行政にも支援を要請していくつもりだ。
 東川根自治会は、いろいろな地域の人たちが移り住んでいるのが特徴だ。砂川会長によると宮古病院や学校が近く、公園が整備されていることから、便利で暮らしやすいことを求めて移り住む人が多い。
 「誰でも受け入れる。良い意味での合衆国だよ」と砂川会長。「大きな自治会をまとめるのは大変だが、いろいろな地域の人たちとの交流は楽しい」と話した。
 「敬老会を開催するために自治会が結成されたと聞いている。お年寄りを大事にするという精神が引き継がれており、これからもずっと続けていきたい。これは、先輩たちから引き継いだ私たちの役目」。自治会活動をさらに活発にしようという思いは強い。
 
 

情報交換の場に/会計・真壁さんの理容館
 真壁寛樹さんが宮古病院の近くに理容館をオープンさせてから、十三年になる。城辺・新城の出身だが、もうすっかり東川根自治会の住民だ。「故郷はもちろん忘れられないが、東川根に根を下ろした以上は、仕事も自治会活動も頑張らないとね」
 理容館には、毎日のように顔見知りがやってくる。客もいれば、気の合った人とのおしゃべりを楽しみに来る自治会のメンバーも。
 実は真壁さんは、今度の役員改選で会計に任命された。それだけに、自治会の行事が近づくと打ち合わせと称して地域の人たちが来るらしい。店が情報交換の場にもなっているようだ。
 自治会長の砂川賢司さんもその一人。会長と会計は両輪であることから砂川会長は「よく来ますよ。ここはクーラーも効いているし、休憩しながら打ち合わせするには適しています。もちろん、真壁さんの仕事の邪魔にならない程度ですが」 
 真壁さんは「住民から預かった大事な会費。それだけに会計は重要な役職だと思う。砂川会長の指導を仰ぎながら、収支のバランスをしっかりと管理していきたい」


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