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社会・全般
2008年9月21日(日)17:11

未成年の集団飲酒が多発

 昨年総数上回る12件/死亡、逃走の際のけが人も/改善へ「地域の目」大切

未成年の集団飲酒が相次いで発生した西原地区では地域で子どもたちを守ろうと大人たちが活発な協議を行っている
未成年の集団飲酒が相次いで発生した西原地区では地域で子どもたちを守ろうと大人たちが活発な協議を行っている

 宮古島警察署によると、未成年者の集団飲酒による補導件数は九月八日現在で十二件となり、昨年一年間の十件をすでに上回っていることが分かった。未成年の集団飲酒に関しては三月に平良字西原の民家で飲酒をした高校生が無免許でヘルメットもかぶらずオートバイで事故を起こし死亡。さらに、西原の公園で集団飲酒した女子中学生が、逃走する際にがけから転落してけが負うなど、未成年の飲酒がいかに危険であるかをこの二件のケースがあらためて示している。

  

 
■宮古の未成年飲酒状況
 昨年、宮古島署管内の未成年飲酒による補導人数は百九十二人。補導総数千四十七人に対する割合は一八・三%となっている。
 県全体の補導総数に対する飲酒補導の割合が約九%。その二倍の数値となっている宮古地区は飲酒で補導される少年の数が多いだけでなく、改善に向けた取り組みが早急に必要な状況となっている。
 
■飲酒場所
 同署が飲酒した未成年を補導した場所の〇七年統計では、最も多いのが「自宅、友人、知人宅」六十六人、「路上」(飲酒後の帰宅途中など)が三十二人、公園(集会場など)三十人、「学校」二十八人などとなっている。
 〇八年八月末現在では「自宅、友人、知人宅」が二十九人、「公園」二十二人、「学校」十二人、「路上」九人。
 宮古島署によると、宮古の特徴として発覚するリスクも大きい「学校」での補導者数が多いことをあげている。
 これについて同署では「校内が飲酒の現場として利用された実態は改善されなければならない。今後、学校現場、地域社会と連携して未成年者の飲酒防止に取り組んでいきたい」と述べた。

 
■酒の入手方法
 今年の集団飲酒補導の十二件の中で、酒の入手先として最も多いのは「自宅にある酒」が七件。次いで「商店等」が四件、「自動販売機」一件となっている。
 特に「商店等」のほとんどがコンビニエンスストアとなっており、同署では「未成年に販売した店舗に対しては、厳重注意指導するとともに、未成年者飲酒禁止法違反、県青少年保護育成条例違反などの罪で検挙するなど徹底した取り締まりを実施していく」としている。
 
■改善に向けた動き
 西原地区では未成年の集団飲酒問題に地域が動き出している。同地区で今年発生した集団飲酒は、オートバイによる高校生の死亡事故、女子中学生が逃亡の際にがけから転落して入院に発展している。
 二十日に行われた「少年の健全育成と自主防犯活動を語ろう会」ではたくさんの地域住民が参加し、前泊良昌宮古島署長の講話に聞き入った。
 同会を取りまとめている子ども一一〇番の家宮古島地区会長で宮古島地区防犯協会西原地区支部長の池間誠さんは「これまでもパトロールなどを実施してきたが八月には相次いで集団飲酒が発生している状況からみても地域として反省すべき点があったと思う。地域として何ができるか何をすべきかを協議していきたい」と述べた。
 
■未成年と飲酒
 未成年飲酒の弊害は身体、精神に及ぼす影響だけでなく警察、親、学校、地域から隠れて飲酒を行いさらに、酔って正常な判断ができない中で事件事故に発展してしまうことだ。
 前泊署長は西原地区での会合で「警察の目は怖い。それに次いで地域の目も怖い。地域の安全には地域の目が大切」と呼び掛けた。
 
 宮古地区で集団飲酒の補導件数が増加している状況は、未成年が容易に酒が入手できる環境や、飲酒できる場所が容易に見つかるなどの周辺環境も影響しているかもしれない。
 こうした状況からも、未成年の飲酒防止に向けた取り組みは地域全体でこの問題を重要課題と位置づけ、子どもたちの未来のために「地域の目」を光らせ、未成年飲酒の弊害を子どもたちと一緒に考えていくことだろう。
  

 宮古島警察署によると、未成年者の集団飲酒による補導件数は九月八日現在で十二件となり、昨年一年間の十件をすでに上回っていることが分かった。 未成年の集団飲酒に関しては三月に平良字西原の民家で飲酒をした高校生が無免許でヘルメットもかぶらずオートバイで事故を起こし死亡。さらに、西原の公園で集団飲酒した女子中学生が、逃走する際にがけから転落してけが負うなど、未成年の飲酒がいかに危険であるかをこの二件のケースがあらためて示している。


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