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社会・全般
2008年9月22日(月)17:33

「やすらぎ」社会復帰目指し仲間の連帯感を

地域活動支援センター NPO法人「やすらぎ」
 
城辺字西里添、通称与並岳にある「いこいの森」。高台の大自然の中で八年前、城辺町精神療養者小規模作業所として開設された施設は、地域活動支援センターとして身体に障害をもつ人たちも一緒に自立を目指そうと昨年、NPO法人「やすらぎ」(中野隆作理事長)で再スタート。現在、三つのグループに分かれ活動する。指導員、砂川清治さんと平良清栄さんのグループは精神に障害をもつ人たち二十人。
 
  
理事長の中野さんが面倒をみる身体に障害のある人たちは十六人、そのうち女性二人は西里政江さんが面倒を見る手工芸班。週四回の活動日は、利用者にとってみんなと共に過ごせる楽しい一日となっている。
 
 一九九四年、旧城辺町が「生活環境保全林整備事業」として開園した「いこいの森」公園は、広大な敷地に多目的広場、展望台、遊歩道、果樹施設などを有し、まさに住民の憩いの森となっていた。その後、二〇〇〇年にその一角で小規模作業所が開設され、利用者が社会復帰を目指し公園の管理などを行ってきた。施設から北側へ行くと、マンゴーのビニールハウス、野菜農園、それに、山羊小屋まである。
 
 マンゴーハウスには、キーツやアーウィン、アップルなど二十年木に見事な実がつく。指導員の平良さんは「施設内には四十七本の木がある。今年もさらに十本増やした」と話し、意気込みをのぞかせる。西隣の山羊小屋では、親子十八頭が生活する。農場では、ヘチマが収穫期を迎えている。
 一昨年から、近くのほ場を借りてサトウキビ栽培も始めた。現在六十㌃のほ場で、これまで植え付けたキビが生長し、来年は収穫できる見込みだ。十八日、砂川さんのグループは、今年植え付けるためのキビ苗の準備を行った。暑い中、キビガラを取り払い、三、四十㌢に切り、袋に詰めていた。十九日午前、西中の畑に全員が集合、共同作業で快い汗を流した。
 
  
三つの班で活動
 砂川・平良さんのグループは、いこいの森にある施設に午前十時に集合、周辺の清掃活動や、山羊の面倒見、農場の整備などを行う。野菜やマンゴーなどの栽培は、山羊小屋から出される堆肥で作った有機肥料を使用し、水も近くのため池を利用するなど、循環型の農業が営まれている。それぞれの作業を終え、全員で食べる昼食も楽しみの一つ。
 中野理事長のグループは、地域の公園や行楽地のトイレ清掃など。午前八時半までに、現場に集合。通所可能な利用者で自転車やバイクを使ってやってくる。キビの植え付けは利用者全員で行われるため、時間の早いみなさんが先に作業を進めている。全員での楽しみは、年に三回行われるグラウンドゴルフ。中野理事長は「お互いのコミュニケーションが大事なので、普段はそれぞれで活動していても全員での楽しみを大事にしている」と話す。
  
手工芸で社会とのつながりを
 いこいの森の前方に宮古島市城辺社会福祉センターがある。西里政江さんが指導する中座美智子さんと豊見山孝子さんは、このセンターの一室で活動する。クラフトアートで、バッグを編んだり、貝細工の飾り物をつくったり。二人は、小規模作業所のころから利用、息もぴったり。
 豊見山さんがクラフトで手紙入れを作るそばで、中座さんは、貝殻細工を楽しんでいた。二人は、今月二十七日に行われる「街のユニバーサルデザイン」(安心・島づくりプロジェクト実行委員会主催)にも作品を出展する予定で、その作品づくりに余念がなかった。


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