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社会・全般
2008年10月8日(水)17:41

「テニス」技術向上と健康維持に

全国一斉にテニスデー/宮古テニス協会
 
テニス人口の発掘拡大と技術の向上、健康維持・増強を目的に、北は北海道から南は沖縄・先島まで、各テニスコートはお祭り騒ぎとなった九月二十三日。日本テニス協会と日本プロテニス協会が、この日を「テニスの日」と定めたことから、プロや愛好者、初めてラケットを握る幼児までテニスを楽しんだ。宮古テニス協会(高田憲会長)は、この日、カママ嶺公園内市営テニスコートにおいて午前の部は、幼児・小学生対象のキッズコースと中学生コース、高校生コースに分けてクリニックが行われた。講師は、同協会の理事らがあたった。快晴の中、公園内には、ポーン、ポーンというボールの音がひびき、参加者は快い汗を流しながらテニスを楽しんでいた。
 
 
「テニスの日」とは
 テニスに感謝する日として一九九八年に制定された「テニスの日」が、秋分の日に重ねられたのは、最初、語呂合わせで、十月二十四日(テン・ニス)や、十月十日の体育の日など、さまざまな意見が出たが、国民の祝祭日で、全国の人たちが同時に楽しくプレーするために選定された。テニス競技はスポーツとして長い歴史をもち、現在、トップ団体の国際テニス連盟には、百九十六カ国・地域が加盟する国際競技。
  
 この日、開会のあいさつで高田会長は「この時間、全国で一斉にテニスを楽しんでいる。今日は初めての子どもたちもいるので、くれぐれもけがのないように」と注意した上で、「何でもそうだが、小さい時にその楽しみを覚えることが大事。そして、体をつくっていく。テニスも同じ、体で覚えていくことが向上の早道」と話した。このあと、準備体操で体をほぐし、それぞれのコースに分かれて理事らの指導を受けた。
 宮古テニス協会は、来年で結成三十年を迎える。現在会員は一般学生も含めて約七十人。役員は、三十人の理事で構成され、その中に、会長一人、副会長三人、理事長一人、副理事長二人、監事がおり、総務部(会計・書記など三人)、ジュニア育成部(三人)、競技運営部(十三人)、強化普及部(三人)という組織の中で、年間、二十近い大会行事がある。
 普段の活動は、市営コートで、毎週火・木曜日の午後七時より約二時間、初心者中心の「スコット」サークルと、中・上級者中心のTMNサークルがある。また、土・日曜日のGGクラブ、水・金曜日のナイター「サンデークラブ」など、各種コースがあり、同協会では、どのサークルも加入可能と参加を呼び掛ける。今年度後半の行事は、「ダブルステニス大会」や「シングルステニス大会」など七つの大会が控え、十一月には県民体育大会もある。
 
 テニスの日では、午前、初心者の子どもたちや一般を対象に球出しが行われ、スポンジボールをラケットで相手のコートまで打ち込む練習がなされた。理事たちは、基本的なラケットの持ち方や、ボールの打ち方などを分かりやすく指導していた。十分間でボールを落とさずに何回ラリーできるかを競う「ボレーボレー大会」も行われ、公園内は歓声とともにボールのリズミカルな音が響いていた。
 
家族で参加した前野さん
 この日、キッズコースで目立ったのは、前野光徳くん四歳。お姉さんの光咲(・みさ・)ちゃん(小学二年生)もラケットをしっかり握って指導にあたる理事の動きを観察する。この二人を心配そうに見守りながら、一般コースでもラケットを振る母親の貴子さん。「小さいとき、父親がやっているのを見て、私も習った。子どもたちにもあの楽しさを体験させたくて参加した」と楽しそうに話す。
 その様子を、父親の幸宏さんはコートの外でビデオに収める。光徳くんは「お父さんみたいになりたい」と話すが、幸宏さんは照れて、「少しかじっただけ」と話し、どうやらテニス一家のようだ。


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