婦人検診の受診率３３％／市、０８年度
　二〇〇八年度婦人検診の受診率は三三％で、乳がんマンモグラフィー（乳房Ｘ線撮影）検診の受診者は前年度に比べ増加しているものの、子宮がんと乳がんエコー（超音波）検診は減少した。市健康増進課は、市町村合併後の経過措置が終了し、城辺、下地、上野で有料化されたことが減少主因と見ている。
 （５月１０日掲載）
　
県大会で個人団体戦で優勝／宮高囲碁部
　第三十三回県高文連囲碁夏季大会が九日、那覇市で開かれ、宮古高校囲碁部の真栄城佑次君（五段）が個人戦で初優勝を果たし、真栄城君と前里成人君（同）、大野雄一郎君（同）の三人が団体戦で初優勝を飾った。
（５月１２日掲載）
　
国保税率５％下げで答申へ／市運営協
　宮古島市国民健康保険運営協議会の第三回会合が十一日、市役所平良庁舎で行われ、下地敏彦市長から諮問されている国保税引き下げの条例改正案について協議し、二〇〇九年度の国保税は現行税率よりも同年度に限り五％引き下げることでまとまった。
（５月１２日掲載）
　
８氏が立候補多良間村議選／１７日投開票
【多良間】任期満了に伴う多良間村議会議員選挙は十二日告示され、八人が立候補した。七議席を巡り現職五人、元職一人、新人二人の計八人がしのぎを削る少数激戦。投開票は、十七日に行われる。同選挙は、村長選挙（六月七日投開票）の前哨戦として注目を集めている。
（５月１３日掲載）
　
南静園将来構想を策定／考える検討委
　宮古南静園の明日を考える検討委員会は十三日、同園の将来構想を策定し、同園入園者自治会の宮里光雄会長に提出した。全国十三のハンセン病療養所のうち、沖縄愛楽園に次ぎ二番目の策定。ハンセン病回復者の被害回復と終生在園保障を目指し、認知症専門医療施設など医療や福祉、人権啓発などの各分野で施設を開放、地域共生型への転換を図る。　　
（５月１４日掲載）
　
児童虐待１８件 減少も深刻化／市、０８年度
　宮古島市家庭児童相談室に相談があった二〇〇八年度の児童虐待件数は十八件で、前年度の約半数に減少しているものの、相談延べ件数は百三十七件で前年度の百四十件とほぼ同数だったことが同相談室のまとめで分かった。同一ケースでの相談回数が多く支援期間が長期化していることから、個別の深刻度が高まっている
（５月１５日掲載）
　
校内飲酒は校長裁量に／市教委が方針
　校内飲酒問題について十五日、市教育委員会の会合で協議され、昨年十二月に市内の全小中学校に下地恵吉教育長が通知した「校内においては禁酒とする」とした通知文については「お知らせであり、最終的な拘束力はない」とし、今後の校内飲酒については「学校長裁量に任せる」との方針でまとまった。
（５月１６日掲載）