環境に優しい自転車で島１周サイクリング
　第二回ツール・ド・宮古島が六日、開幕した。初日は、百九十六人が参加して下地公園をスタート・ゴールに百㌔と六十㌔のコースでサイクリングが行われた。参加者たちは、宮古島の美しい風景を満喫しながら、環境に優しい自転車でエコアイランド宮古島を島内外にアピールした。
（６月７日掲載）　
親子で料理食育学ぶ／「家族で食事が基本」
　宮古島市食生活改善推進協議会の「おやこ食育教室」が六日、平良保健センターなどで開かれた。たくさんの親子が参加しスープカレーや水菜サラダづくりに挑戦、それぞれ食の大切さを学んだ。
（６月７日掲載）
　
下地昌明氏が再選／多良間村長選挙
　【多良間】任期満了に伴う多良間村長選挙は七日投開票され、現職の下地昌明氏＝保守系無所属＝が、前職の兼浜朝徳氏＝保守系無所属＝に六十一票差をつけ二期目の当選を果たした。
（６月８日掲載）
　　
「届いてない人は連絡を」／定額給付金で市
　宮古島市が、定額給付金の支給対象者に郵送した申請書約三百件が、あて先不明のまま送り返されていたことが八日までに分かった。移転したものの、住所変更をしなかった人がほとんどとみられ、市では「まだ申請書が届いていない人は連絡してほしい」と呼び掛けている。
（６月９日掲載）
　
「さるかの会」に会長賞／過疎地の自立促進で
　総務省と全国過疎地域自立促進連盟は八日、「ぐすくべグリーン・ツーリズムさるかの会」を全国過疎地域自立促進連盟会長賞に選定したと発表した。農家民泊で、本土の高校から来る修学旅行生たちを受け入れていることが地域の活性化に取り組む優良事例と評価された。
（６月１０日掲載）
　
平良松原で処理作業スタート／不法投棄ごみを撤去
　「環境月間」にちなみ、不法投棄ごみのパトロールと処理作業を行っている市環境保全課は九日、平良字松原で確認された大量の不法投棄ごみの撤去作業をスタートさせた。不法投棄ごみが確認された現場は、松が原ゴルフクラブ東側の市道で、朝から重機と十㌧トラック二台で道路両端に捨てられたごみを重機でかき出し、トラックに積み込んで撤去した。
（６月１０日掲載）
　
議長に西平氏を選任／副議長は豊見城氏
　【多良間】多良間村議会臨時会が十日議場で開かれ、議長の選挙を行った結果、西平幹氏が選任された。副議長は豊見城玄淳氏。議長、副議長も再任。五月十七日に村議選が行われ、七人の新議員が誕生した。
（６月１１日掲載）
　
下地氏に当選証書付与／多良間村選管
　七日施行の多良間村長選挙で二期目の当選を果たした下地昌明氏に対する当選証書付与式が十日午後、役場二階会議室で行われ、村選管の豊見城正一委員長から当選証書が付与された。
（６月１１日掲載）
　
補正予算案など上程／市議会が開会
　宮古島市議会の六月定例会は十一日開会し、下地敏彦市長が総額六億三千万円の一般会計補正予算案など計三十四件を上程した。会期は二十五日までの十五日間。一般質問は十八、十九、二十二、二十四の四日間行われる。
（６月１２日掲載）
　
伊良部大橋／プロジェクト会議
　伊良部架橋など県内離島架橋の百年耐久のための維持管理手法や新技術の確立を検証するプロジェクトの第一回連絡会議が十一日、県宮古事務所で開かれた。第一回会議では、伊良部大橋の百年耐久に向けて、コンクリートの耐久試験や工事記録の蓄積に取り組んでいることなどが報告された。
（６月１２日掲載）
　
市指定天然記念物ツヅピスキアブ／南小児童に説明
　平良字下里大原地区にある市指定天然記念物「ツヅピスキアブ（洞穴）」で試掘調査中の市教育委員会は十二日午後、南小の児童を対象にした説明会を開いた。発掘調査担当の久貝弥嗣さんが、参加した児童約五十人に、遺構や出土したイノシシの牙（犬歯）、海産の貝化石などを解説。子どもたちは古い時代に思いを馳せていた。
（６月１３日掲載）
　　
黒潮の流れや台風進路観察／衛星データ受信
　東京農業大学宮古亜熱帯農場内に衛星データ受信設備（直径二・四㍍のパラボラアンテナ）が整備され十二日から運用を開始した。これは、衛星を使い西部ベーリング海からフィリピン全域を含む南シナ海までの陸圏および水圏の環境変化を観測する態勢が確立されたもので、黒潮の流れや台風の進路、黄砂の観測がより精密に行えるもの。
（６月１３日掲載）