10/04
2023
Wed
旧暦:8月20日 先負 乙 
教育・文化 社会・全般
2010年10月30日(土)9:00

平良さん(砂川中2年)全国最高賞/伝統的工芸月間作文コンクール

砂川さん(城辺中2年)が3位/平安山さん(城辺中2年)も受賞し宮古勢活躍

経済産業大臣賞に選ばれた平良さん=29日、砂川中学校

経済産業大臣賞に選ばれた平良さん=29日、砂川中学校

 第27回伝統的工芸月間作文コンクールの全国賞入賞者がこのほど発表され、平良彩華さん(砂川中2年)の「未来への宝物」が、最高賞の経済産業大臣賞に輝いた。砂川佳那依さん(城辺中2年)が3位にあたる同月間推進会議議長賞に、平安山梨紗さん(同)が沖縄総合事務局長賞を受賞するなど宮古勢が活躍。3人とも宮古上布を題材に取り上げ、「未来につなぎたい」と伝統継承を訴えた。


 平良さんは「宮古上布は島の自然と作り手たちの技と思いが生み出す、この島にしかない未来への宝物」と表現。自宅で製織する母・享子さんの姿や、宮古上布の歴史と現状を細やかに描写し、伝統継承への固い意思を書きつづった。

 受賞については「実感はなかったが祖母が泣いて喜ぶなど周りの反応を見て、段々うれしくなった。宮古上布の大切さを全国に伝えたい」と語った。同作品は沖縄県知事賞も受賞している。

 3位の砂川さんは「宮古上布の原点」と題して、苧麻(ブー)績みの体験で感じたことを、みずみずしい感性で表現した。「受賞は最初、信じられなかった。今はすごくうれしい。取材したおばあちゃんに報告したい」と話した。

 平安山さんの作品名は「宮古上布の源流」。その歴史や工程などを的確にまとめ、「続いていくためには、知る機会を増やしていく必要がある」と警鐘を鳴らした。

 平良さんと砂川さんの2人は、11月3日に山口県で行われる同月間全国大会記念式典に招かれ、表彰式に参加。平良さんは受賞作文を朗読する。


受賞を喜ぶ砂川さん(右)と平安山さん=29日、城辺中学校

受賞を喜ぶ砂川さん(右)と平安山さん=29日、城辺中学校


カテゴリー一覧

観光関係

2023年9月24日(日)9:43
9:43

【宮古島スイーツ】濃厚チーズテリーヌ!イメージは宮古の海!

【宮古島スイーツ特集】 #宮古島 には #スイーツ がいっぱい!探して見つけてハッピーに♪ #宮古毎日新聞 のホームページで 宮古島内のスイーツを紹介する特集コーナー! 記者が実際に店舗を訪ね、イチオシスイーツの魅力を聞きました! 今回は宮古島市平良西里の「チ…

2023年9月21日(木)8:56
8:56

上演中にせりふ字幕表示へ/多良間八月踊り

会場に大型モニター設置   22日から3日間、多良間島で開催される国指定重要無形文化財の「八月踊り」。今年は22日と23日の上演中、大型モニターを会場に設置して演者のせりふを現代語訳してリアルタイムで表示する。 これにより組踊りのストーリーを分かりや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!