北小新校舎が完成/太陽光発電設備など完備
北小学校(冝保定和校長)の新校舎がこのほど完成した。白を基調とした校舎が、街並みと調和している。校舎の内装は床、壁ともに板張り。落成式は月5日を予定している。
同校では15~19日をこれから取り壊される旧校舎への「ありがとうさようなら週間」と位置付けて引っ越し準備に入った。引っ越しは19~21日に行い、22日から新校舎で学ぶ。同日の朝は「新校舎よろしくお願いします集会」を開く。
校舎は鉄筋コンクリート造りで地下1階、地上3階建て。延べ床面積5081平方㍍。建築面積が2585平方㍍。総工費は、8億2000万円をかけた。
新校舎は広々としたベランダ(3カ所)や廊下、太陽光発電設備(20㌔ワット)などが特徴。廊下は幅3・7㍍、長さが110㍍もある。
部屋は普通教室室、理科室、図工室、コンピューター室、特別支援教室、資料室、図書室、保健室、生活科室などを備える。
冝保校長は「素晴らしい校舎を造っていただき、感謝している。板張りの内装は、温かみがある。児童たちも、新校舎での学校生活に期待している」と喜びを語った。
校舎の改築については、旧校舎の老朽化が激しく、危険な状況にあったため、PTAが強く要請していた。