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社会・全般
2010年11月5日(金)23:49

「カタリ場」(行雲流水)

 沖縄大学3年生の波平雄翔君は熱っぽく語った。「去る8月14日沖縄大学で〝離島カタリ場〟の結成式を催した」「県内外の大学生・地域自治会・NPO団体関係者・行政など40名余が参加した」と


▼自己紹介によれば彼は設立代表者である。耳慣れない「カタリ場」。新企画の起業名かと思った。さにあらず「集い語り合う」ことだと言う

▼波平君は多良間村出身の宮古高校卒。「進学した20歳前後の若者が島にいないという現状。大学・中高校卒業後の将来が遠い存在であることの不安。大学進学後に体験した島外のイメージと現実の落差

▼そのはざまで自分を見失い学業も生活も乱れそうになった日々。そんな苦悩を後輩たちに経験させたくないと熱く語る波平君。今時こんなにも真摯に他をおもんぱかる若者がいたのかと目を見張った

▼完全失業率・若者無業者数・新規高校大学卒の無業者比率など、いずれも全国1位の沖縄県。だからこそと波平君は「世代の近い私たち(大学生)が直接中高生と向き合い体験に基づく生の声を伝え語り合うことで中高校生の目的探しや職業意識の向上につなげたいのです」と強調

▼「カタリ場」は一過性の企画ではない。12月は八重山で来年2月には県内外の大学生65名が来島し宮古総合実業高校で開催される。宮古島市と次郎工業は早くも移動用車両の提供を快諾した。
告示まであと5日


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