宮古から12人を表彰/県民生委員児童委員大会
大会宣言を採択
【那覇支社】第27回県民生委員児童委員大会(主催・同協議会)が12日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された。「広げよう地域に根ざした思いやり」をテーマに県内各市町村で活動する民生委員児童委員の貢献をたたえ表彰式を行った。宮古島市から12人が表彰された。
同大会は3年に1度開催されるもので、表彰式のほか、記念講演会や「大会宣言」を採択した。大会宣言は①顔の見える民生委員児童委員、民児活動へ②学校と連携した児童委員活動の推進③安心・安全な地域づくりに向けた運動推進④地域社会での孤立・孤独をなくす運動推進-の4本を行動指針に据えた宣言文を採択した。
大会で宮國泰雄会長は「高齢者の所在不明や孤独死、雇用情勢悪化による生活不安の広がる中にあって、地域住民や関係機関と連携し、地域活動にまい進していく」とあいさつした。
表彰式で永年勤続表彰を受けた宮古島市の中村尚司さんは「長く務めての表彰をうれしく思う。もっと良い地域にできるようこれからも頑張りたい」と喜びと抱負を語った。
宮古島市の受賞者は次の通り。(敬称略)
▽九州社会福祉協議会連合会長表彰=東風平豊美、仲宗根啓子、金城正吉、勝連珠江、宮国貞雄
▽県民生委員児童委員大会長表彰(永年勤続)=武冨佐智子、仲村幸子、平良美智子、中村尚司、宮国三代子、福島典子、久高則子