06/14
2025
Sat
旧暦:5月19日 大安 甲 
産業・経済 社会・全般
2010年12月18日(土)9:00

前年比320円下げ/11年産キビ

交付金トン1万6000円


 農林水産省は17日、再来年収穫する2011年産サトウキビのトン当たり交付金を1万6000円に決定したと発表した。現行の1万6320より、320円下げた。廃止が懸念されていた基準糖度帯は、維持した。


 糖度帯は現行の「13・1~14・3度」から「13・2~14・5度」に引き上げた。糖度が1度上下するごとに、100円加減される。

 農水省の試算によると、基準帯中間13・8度のトン当たり農家手取り額は、砂糖の国際相場が上昇しているため、前年とほぼ同水準の2万1412円(交付金1万6000円、原料代5412円)になるという。

 07年産以降据え置かれた交付金は、今回初めて改正された。

 農水省は当初①交付金を1万5860に引き下げ②基準糖度帯を廃止し、基準糖度14・5度を新設-などの案を示していた。

 生産者側は基準糖度帯が廃止された場合は、台風の影響による低糖度の年に交付金を下げ、経営の不安定を招くと反発。

 17日の民主党農林水産部門会議で、基準糖度帯を維持することで決着した。

 交付金の財源には、輸入糖に課す調整金などが充てられている。今回、砂糖の国際相場上昇を背景に引き下げられた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!