04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
政治・行政 社会・全般
2010年12月23日(木)9:00

浦添看護学校廃止を可決/県議会最終本会議

賛成多数で


会期日程の全審議を終え閉会した12月定例県議会=22日、県議会本会議場

会期日程の全審議を終え閉会した12月定例県議会=22日、県議会本会議場

 【那覇支社】県議会(高嶺善伸議長)の12月定例会は22日、最終本会議を開き、県執行部提出の浦添看護学校民間移譲に伴う廃止条例案を賛成多数で可決。また、宮古島などでの「天然ガス資源緊急開発調査事業費」6億円を含む12月補正予算案153億3904万円(一般会計130億5724万円、特別会計22億8180万円)を原案通り賛成多数で可決した。


 浦添看護学校廃止条例をめぐっては、文教厚生委員会(赤嶺昇委員長)で、委員長裁決により否決されていたが、最終本会議で翁長政俊氏(自民)が修学資金の拡充などを求める要望の「緊急動議」を提出。民主党会派の新垣安弘、上里直司両氏が賛成に回ったため、賛成24人、反対23人の賛成多数となった。

 採決を前に討論が行われ、与党会派が賛成討論を行ったのに対し、社民・護憲、社大・結、共産の3党がそれぞれ、「安価な学費で就労につながる看護学校は残すべき」「所得格差が広がる中での同看護学校の存続意義は大きい」「民間移譲した場合、学費高騰になる」などの趣旨で反対討論した。

 文厚委で否決された議案は自民提出の緊急動議により本会議採決となり、民主会派2人が賛同したため結局、賛成多数で可決した。

 また、県執行部から提出のあった12月補正計153億円については共産会派が反対討論を行ったが、補正予算案は執行部原案通り賛成多数で可決した。12月定例県議会は同日、会期日程の全審議を終了し閉会した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!