きらり15万球、クリスマス演出/ドイツ文化村
イルミネーションフェスト開幕
きょう24日はクリスマスイブ。宮古島市と博愛国際交流センターは23日、うえのドイツ文化村に設置した15万球のイルミネーションを点灯させた。色とりどりの光を放つ電球がクリスマスの雰囲気を演出し、来場者やドライバーの目を楽しませている。電球の半分は消費電力を抑えられるLEDにしてエコの島をアピールした。あす25日は正午からクリスマス関係のイベントが開催される。
クリスマスから年始に向かって季節感を盛り上げ、市民や観光客の交流促進を図ることが狙い。点灯させる時間は午後6時から午後9時30分、24日と25日は午後10時まで点灯する。31日は午後6時に点灯、1月1日午前0時30分まで。
23日の点灯でイルミネーションフェスト2010が開幕。関連するイベントとしてあす25日午後はクリスマスアトラクション、31日夜から2011年1月1日にはカウントダウンライブが行われる。
点灯式で、長濱政治副市長は「フェストの期間中はイベントが目白押し。来年に向けて楽しいことばかりを考えて過ごそう。このイルミネーションフェストをみんなから愛されるイベントにしていきたい」と述べた。
宮古島観光協会の豊見山健児会長は「数多くある宮古島のイベントの中で最後を飾るのがこのドイツ文化村イルミネーションフェストになる。存分に楽しんでほしい。市民と観光客の交流が促進されることを期待する」と来場者に呼び掛けた。
点灯式を盛り上げようと教会聖歌隊やライネスをはじめ、上野保育所、上野幼稚園、入江保育園と学童が楽しいアトラクションを披露。クリスマスらしい歌と踊りでイベントに花を添えた。
点灯は午後6時30分ごろ。長濱副市長ら関係者が点灯スイッチを押して15万球の電球に光をともした。会場は幻想的な雰囲気に包まれ、子どもたちは歓声を上げながら点灯を喜んだ。来場した親子連れはドイツ文化村を彩るイルミネーションとクリスマスの雰囲気を楽しんでいた。