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社会・全般
2011年1月1日(土)9:05

チガヤかご作り40年/伊良部

自慢の手芸品、最優秀賞に輝く/与儀キヨさん(94)


自慢のかごを前に「これからも頑張って作る」と話す与儀さん

自慢のかごを前に「これからも頑張って作る」と話す与儀さん

 チガヤを材料にした手作りかご製作で約40年のキャリアを持つ元気なおばあが話題になっている。佐良浜の与儀キヨさん(94)がその人。与儀さんは「これまでに200から300個作り、子どもや孫、ひ孫、親せきなどに贈った。みんな喜ぶから、うれしい」と笑顔で語った。


 1916(大正5)年5月5日生まれ。与儀さんは「5の数字が3つ並ぶから上等だ」と誇らしげに語る。子ども8人、孫26人、ひ孫55人。現在は親子4世代9人で暮らし、毎日がにぎやかな家族団らん。

 与儀さんは、50代の時に初めてかご作りに挑戦。以来、余暇活動の趣味として手業を磨いた。

 自慢の手芸品のかごは、これまでに宮古地区老人クラブ大会の作品審査で最優秀賞を受賞。かごの価値は一気に高まり、与儀さんの手作り作業に熱が入った。

 与儀さんは「チガヤは子どもや孫たちが刈り取りする。それからが私の仕事」と話す。

 その上で「晴れた日には、キビ畑の仕事がある。午前8すぎに家を出て、遅い時は午後4時ごろに帰宅する。それから身の回りの洗濯や部屋の掃除がある。体力がある限り、頑張る」と強調した。

子8人、孫26人、ひ孫55人


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