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社会・全般
2011年1月9日(日)9:00

船舶は前年比で減少/2010年海難事故

人身は前年同数の15人/宮古島海上保安署


 宮古島海上保安署(栗谷美則署長)は7日、2010年の海難事故のまとめを発表した。海難事故のうち船舶海難の発生は前年比6隻減の5隻、人身事故は前年と同数の15人だった。このうち9人が死亡または行方不明。同署は海のレジャーや仕事をするときには救命胴衣を着用するよう呼び掛けている。


 船舶海難の種類別に見ると乗り上げが4隻で前年と同数。そのほか燃料切れが1隻だった。また、船舶の用途別では遊漁船が2隻、貨物船、旅客船、漁船がそれぞれ1隻だった。海難船舶5隻のうち救助されたのが3隻で残りの2隻は自力で入港した。

 同署によると海難の原因は居眠り運航、不十分な見張り、船の位置不確認など全てが人為的なミスで発生しているという。

 人身事故15人のうち、死亡・行方不明者数は前年よりも4人増加し、9人(市内7人、県外2人)でいずれも救命胴衣は未着用だった。事故者数15人の内訳はマリンレジャー中の事故が7人と最も多く、転落や潜水漁中の病気などが6人、乗船中の人員の病気などが2人となっている。

 栗谷署長は「目の前の海の美しさに惑わされず、海は危険という認識持って、釣り人やシュノーケリングをする人たちは必ず救命胴衣を着用してほしい。ダイバーの高齢化も進み始めている。海のレジャーは体調を整えてから楽しんでほしい」と話している。


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