11/06
2024
Wed
旧暦:10月5日 友引 癸 
政治・行政 社会・全般
2011年1月19日(水)9:00

用地補償面積確定へ/マクラム通り拡幅事業

12年度着工目指す


用地補償面積確定のための測量が行われている=18日、マクラム通り

用地補償面積確定のための測量が行われている=18日、マクラム通り

 県が道路拡幅計画を進めているマクラム通り線(県道高野西里線)は、用地補償面積を確定する分筆測量に入った。用地物件補償を4月に開始し、2012年度中の着工を目指す。総事業費は28億円を見込んでいる。


 区間は北給油所前から下里通り線までの340㍍。現況幅員9㍍を16㍍に拡幅する。

 道路幅員16㍍の内訳は車道6㍍(2車線)、停車帯が片側1・5㍍(両側計3㍍)、歩道が片側3・5㍍(同7㍍)。地権者が自主的に建物敷地を歩道の境界線から1㍍後退させるセットバック部分を含めた幅員は、18㍍となる。

 マクラム通り線は、中心市街地を下里通り線、市場通り線、中央縦線と結んで囲む環状道路と位置付けて整備する。

 拡幅は、国土交通省の地域活力基盤創造交付金で実施する。同交付金は、09年4月の道路特定財源の一般財源化に伴い、地方道路を中心に整備する補助メニューとして創設された。

 マクラム通りには、歩道がなく通行に危険をはらみ、99年1月には高齢者の死亡事故が発生した。同通りは、歩行の安全や、市街地活性化などを目的に整備する。

 県は事業の早期実現のため2003年には、マクラム通りを国道から県道に格下げ。09年12月、都市計画道路の変更が決定され、拡幅事業が実現した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月28日(月)9:00
9:00

宮古・石垣線6年半ぶり再開

ANA、初便乗客に記念品   全日本空輸(ANA)は27日、宮古-石垣路線を6年半ぶりに再開した。先島諸島における利便性の向上を図ることが目的で1日1往復。運航機材はボーイング737-800型機(定員166席)。ANA宮古支店の吉岡大支店長らが、初便…

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!