04/20
2024
Sat
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
産業・経済 社会・全般
2011年2月25日(金)9:00

勝連さんのキビ、反収20・6㌧/サトウキビ競作会

2年連続県1位に期待


収穫した審査用のサトウキビを手に笑顔の勝連さん=24日、上野新里

収穫した審査用のサトウキビを手に笑顔の勝連さん=24日、上野新里

 県糖業振興協会の2010-11年期サトウキビ優良事例調査(競作会)宮古地区全刈り作業が24日、地区代表の勝連栄一さんのほ場で行われた。収穫した結果、収量は反収ベースで20・6㌧、平均糖度は13・9度。産糖量は同協会で正確に算出されるが、2年連続宮古地区代表の県1位が期待される。


 勝連さんのサトウキビは夏植えで品種は農林21号。09年8月に植え付けたもので、堆肥とプリンスベイト剤を使用している。さらに植え付け後、高さ1㍍ほどに伸びたキビを根元から切って茎数を増やしたという。

 全刈り作業は午前9時30分ごろから行われた。県、市、JAなどの関係者が刈り取り作業を担当。キビの長さは最長で5㍍超、平均でも4㍍50㌢以上で高収量を裏付けた。

 収穫後は宮古製糖城辺工場で計測した。収量、品質ともに前期県1位だった川満長英さんのキビには及ばないものの反収20㌧は県内トップクラス。事前の予備審査では産糖量も上位に付けるなど県1位が期待される。

 勝連さんは「宮古代表に選ばれてうれしく思う。このキビは県1位を狙って植え付け時から管理してきた。1位になって皆さんの期待に応えたい」などと抱負を話した。

 勝連さんのサトウキビについて、県糖業振興協会の糸数勝美次長は「茎数も長さもあるキビで素晴らしい」と評価した。

 最終審査は来月上旬に実施、表彰式は4月21日に行われる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!