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社会・全般
2011年3月4日(金)23:02

緑の街角賞(行雲流水)

 八戸工業大学建築工学科の故坂本磐雄教授は平成6年日本都市計画学会で「緑の街角賞」について論文を発表した。教授は琉球大学在任中都市緑化を推進している自治体183を対象にアンケートや文献での調査を実施


▼中でも当時の平良市民運動実践協議会グリーン部会が推進する「緑の街角賞」と北九州市当局が推進する「みどりの街角賞」を特定し両者の10年余の取り組みについてあらゆる角度から比較分析し考察を加えた

▼その成果を「小都市の居住地緑化事業における効果と課題」と題して発表したのである。論文によると「緑の街角賞」入賞宅の〝沿道緑化〟に果たす役割は大きくブロック塀の〝壁面緑化〟も北九州市に比べて際だっていると評価

▼確かにグリーン部会はブロック塀が与える硬質感を和らげる手段として1987年「緑の塀賞」を新設。市民はブロック塀にオオイタビやヒメイタビやアマミツタ等の蔦性植物をはわせ目にやさしい〝緑の塀〟に変えてきた

▼新築住宅の場合も塀を内側に後退させて道路との間にできた空間に花木・観葉植物・草花等を植え通行人を楽しませている

▼論文の結び「緑の街角賞は緑化表彰を通して建築デザインの重要性を認識させ建築と緑化が調和した総合的街角景観の形成にも寄与している」の評価は市民の緑化意識の向上にとってありがたい支援の文言になっている。


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