うえのドイツ文化村

１５００匹のこいのぼりが泳ぐ会場は元気な子どもたちの歓声が響いた＝１日、うえのドイツ文化村

　うえのドイツ文化村鯉のぼりフェスト２０１１（宮古島市など主催）が１日、ドイツ村で開幕した。子どもたちの健やかな成長を願い１５００匹のこいのぼりが大空に元気に泳ぐ中、ステージショーや各種アトラクションで会場はにぎわった。また、今年は東日本大震災で被災した地域を応援するメッセージ入りのこいのぼりも掲げられイベントを通して早期復興を願った。

　同フェスティバルは、８日まで行われ、３日は東日本大震災チャリティーイベント「ワイドー東北！ワイドー日本！」が行われるほか、５日はちびっこのど自慢大会、ビンゴゲーム大会などが予定されている。
　会場で元気に泳ぐこいのぼりは子どもたち手作りで、当初１２００匹の予定だったが、数が増えて１５００匹が会場に掲げられた。

　この日はステージイベントとして、ちびっこらんどや入江保育園の園児による踊りが披露され、会場を盛り上げた。
　会場では昨年に続き移動遊園地も人気を集め、バンジートランポリンやウオーターウオーカーなどで遊ぶ子どもたちの歓声が響いた。
　主催者を代表して長濱政治副市長は「みんなでこのフェスティバルを盛り上げてほしい。島の子どもたちの健やかな成長を願い期間中はいろいろなイベントを楽しんでほしい」と述べ、多くの来場を呼び掛けた。