30周年記念し「先人の書」展示

きょう開幕する書道展の準備をする書心会のメンバーら＝18日、宮古島市中央公民館

　第30回全宮古書道展（主催・書心会、宮古毎日新聞社）がきょう19日に宮古島市中央公民館で開幕する。展示総数は９５５点。今年は書道展30周年を記念し、宮古島の先人の書や中国清時代の書が展示される。会期は21日までの３日間。時間は午前10時から午後６時（最終日は午後５時まで）。

　書道展は、宮古島における書友の作品発表の場を催すことで心技の向上を図り、書道教育の発展に寄与することが目的。毎年多くの書の応募がある。
　今回展示されている作品は児童・生徒（特別支援学校学級含む）の部が７７６点、高校・一般（高齢者の部含む）の部は１１０点。審査対象外となる県内外からの招待作品は15点。

　石垣交流作品は９点で書心会役員の作品は14点、特別支援学校卒業生の８点も展示する。
　30周年特別企画として宮古島の先人の書が13点展示される。中国清時代の書は滋賀県の観峰館の収蔵品から10点を展示する。
　このほかの特別企画として、20、21の両日は体験学習を実施する。うちわやエコバッグに、筆で文字や絵を描いたりできるコーナーを設置する。時間はいずれも午後２時から午後４時。