健康で豊かな生活を/ちゃーがんずう応援団まつり
各種団体が取り組み紹介
「笑ってたのしく健康生活」をテーマにした健康おきなわ21イン宮古大会「ちゃーがんずう応援団まつり」(主催・宮古福祉保健所)が10日、市中央公民館で開かれた。運動や食生活、地域活動など、さまざまな分野で健康づくりの支援を行っている団体が参加。舞台発表やパネル展示、相談コーナーを通して、健康の大切さを強調するとともに生きがいに満ちた豊かな人生を提唱した。
各団体はそれぞれのブースで、タバコの害が子どもに影響を与えることを図や写真で見せたり、子どもたちの健やかな健康を守るために各種検査を実施したりしていることなどの活動状況をアピールした。
このうち、県栄養士会宮古部会(細田実会長)は、バランスの良い献立の例を写真で紹介。たんぱく質や脂質、炭水化物の栄養素がどの程度含まれているのかを分かりやすく示した。
細田会長は「宮古には肥満が原因で発症する糖尿病患者が多い。カロリーを考えながらバランスの取れた食生活が大事。自分のベスト体重から、現在どれだけ増えているかなどを説明して肥満防止に向けた適切なアドバイスをしていきたい」と話した。
舞台発表では、軽快な音楽に乗ってボールなどを使って行う健康体操「3B体操」や、朝ご飯をしっかりと食べることなどを訴える食育紙芝居が披露された。
参加した団体は▽市健康づくり推進員▽総合型ひららスポーツクラブ▽日本3B体操協会▽食生活改善推進員連絡協議会宮古支部▽県食品衛生協会宮古支部▽市母子保健推進員連絡協議会▽市(地区)婦人連合会▽県栄養士会宮古部会。