正しい動きでラジオ体操
普及と技術向上で講習会
ラジオ体操指導者講習会(主催・全国ラジオ体操連盟、沖縄地方ラジオ体操連盟)が11日、北小学校体育館で開かれた。全国ラジオ体操連盟の青山敏彦副理事長が講師を、元NHKテレビ体操アシスタントの小森由起子さんがアシスタントを務め、一つ一つの運動の目的や正しい体の動かし方などを指導した。
ラジオ体操の普及と技術向上などを目的に全国各地で開催されている講習会で、修了し登録するとラジオ体操指導員に認定される。今回の宮古島講習会には市民約40人が参加した。
講習では青山副理事長が、背伸びでは「かかとを床から離さないで、上に手が引っ張られるように」、腕を振って足を曲げ伸ばす運動では「ふくらはぎを動かし、腕は力を抜いて伸ばし、肩をしっかりと回して」など、一つ一つの体操で鍛えようとしている部分や正しい体の動きなどを説明。小森さんが手本を示した。
参加者たちは体の動かし方を確認したり、2人1組となって互いの動きをチェックしたりして、正しい体操を学んだ。参加した江戸欽一さん(51)は「普段している体操とは全然、違うので驚いた。形だけするのではなく、意識付けすることで筋力トレーニングになる。今回学んだことを職場などで伝えていきたい」と語った。