09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
社会・全般
2011年10月19日(水)9:00

講話と運動で心身整える/高齢者リーダー研修会

音楽に合わせて体を動かす参加者=18日、市中央公民館

音楽に合わせて体を動かす参加者=18日、市中央公民館

 2011年度高齢者リーダー研修会(主催・市教育委員会、共催・市老人クラブ連合会)が18日、市中央公民館大ホールで開かれた。宮古伝承文化研究センターの佐渡山安公所長が「宮古の伝承世界~語ることが自己を豊かにする~」をテーマに講話を行ったほか、健康運動実践指導者の武藤佳代子氏が椅子に座ったままできる軽運動を紹介した。


 心と体を整え、楽しく豊かな老後の生き方を目指すとともに、地域リーダーとしての意識向上を図ることを目的に開かれる研修会で、老人クラブなど高齢者団体のリーダーや会員ら約100人が参加した。

 講話では佐渡山所長が、最近は地域の昔話を語れる人が少なくなっているほか、伝統行事や文化の継承が十分に行われていない現状に危惧を示し「精神世界を育んできた大事なものを後世に残し、引き継いでいかなければならない」と語った。

 そのほか、東平安名崎のパナリ岩礁や伊良部元島にまつわる話など宮古各地に伝わる昔話やツカサ、カンカカリャーと呼ばれる女性らが神に祈りをささげる神事の様子を撮影したビデオなどを紹介。「宮古には先祖から築いてきた貴重な文化がある。今後も残していかなければ人の心のよりどころが失われてしまうのではないかと思う」と伝統・文化継承の必要性を語った。

 武藤氏は、椅子に座ったまま体を動かす軽運動「チェアービクス」を紹介。筋や関節などを伸ばす準備運動を十分に行った後、音楽に合わせての運動に挑戦。参加者たちは武藤氏の指示に合わせ楽しそうに体を動かしていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!