06/19
2025
Thu
旧暦:5月23日 先負 戊 
政治・行政 社会・全般
2011年10月20日(木)9:00

浮き桟橋供用開始/大神島

乗船・下船の利便性向上


このほど供用開始した浮き桟橋=大神漁港

このほど供用開始した浮き桟橋=大神漁港

 宮古島市が大神漁港で整備を進めていた浮き桟橋が、このほど完成し供用を始めている。旅客船の利用客らは「乗船、下船の際の利便性が向上した。特に足元の安全、安心が確保された」と喜んでいる。


 浮き桟橋は、箱状の浮体を4本柱の内側の海上に浮かべ、浮体と陸岸は渡り橋で連結された係留施設。潮位の干満に合わせて上下する。

 浮体は長さ16㍍、幅6㍍、高さ2・1㍍で、耐久性の高いコンクリート製。船を係留するための係船柱や着岸時の衝撃を和らげる防舷材が設置されている。総事業費が8370万円で、国が3分の2、県・市がそれぞれ6分の1ずつ負担した。

 大神島離島振興コミュニティーセンターで9月20日、浮き桟橋完成を記念した祝賀会が開かれた。住民や市議会の下地明議長、市水産課(池原豊課長)の関係者らが集い、盛大に祝った。

 旅客船「スマヌかりゆし」(15㌧、定員33人、伊佐正船長)が大神漁港と島尻漁港間を結ぶ。伊佐船長は「船の離発着がとても便利になった。国・県・市に感謝でいっぱい」と語った。

 久貝初男自治会長は「お年寄りたちが便利になったと喜んでいるので、非常にうれしい」と話した。

 大神島は人口27人、世帯数17戸。最近は観光客らが多く訪れ、友利行雄前自治会長らが地域活性化に取り組んでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!