生まり島大会まで1週間/来月5、6日開催
島外参加者の伸びに期待」
来月5、6の両日に開催される「生まり島ミャーク大会」まで29日であと1週間に迫り、実行委員会事務局の準備はラストスパートに入った。その一方で島外からの参加人数の伸び悩みが気になるところ。28日現在の申し込み人数は約200人と当初目標に掲げた2000人には遠く及ばないという。それでも事務局では「来てくれる郷友の皆さんを温かく迎え、素晴らしい思い出を残せる大会にしたい」と意気込んでいる。
大会は協賛イベントを含めると4日からスタートする。午後7時から、市中央公民館で映画スケッチオブミャークの上映がある。
本番の5日は午前11時からマティダ市民劇場でクイチャーパラダイスの公演がある。市内三つの商店街で行う大会パレードは午後2時から。午後5時からは全国の郷友と地元関係者が顔をそろえる歓迎ぷからすパーティーが開かれる。
6日は午前10時からスマフツ自慢、午後2時からクイチャーフェスティバルを開催。最後はトゥズミパーティーで締めくくる。
垣花健志事務局長は「ここまでの関係者の取り組みに感謝したい。事務局としても大変心強かった」と話した。その上で「大会への参加者が少ないのは寂しい気持ちだが、参加者数には関係なく、宮古全体の温かい心で皆さんを迎え、楽しさとうれしさを持ち帰ってもらえるようにしたい」と意欲を示した。
約40人の郷友と共に参加する関西宮古郷友会の与那覇信吉会長は「われわれ郷友会は横のつながりがないのが一つの課題。今回の大会で東京や関東、広島、九州の郷友の皆さんと会うことができるので、とても楽しみにしている。たくさんの人と和気あいあいと楽しみたい」と話した。
九州宮古郷友会の仲宗根玄忠名誉会長は「自分一人で行くことはあっても、こうやって多くの郷友と故郷の宮古島で会える機会はなかなかない。大会で全国の皆さんと語り合いたい」と当日を心待ちにしている様子で話した。