09/21
2024
Sat
旧暦:8月18日 先勝 丁 
教育・文化 社会・全般
2011年12月9日(金)9:00

宮國君(宮総実3年)島根大に合格

国立大今年2人目


島根大学に合格した宮國君(中央)。左は下地校長、右は前里教諭=8日、宮古総合実業高校

島根大学に合格した宮國君(中央)。左は下地校長、右は前里教諭=8日、宮古総合実業高校

 宮古総合実業高校環境工学科3年の宮國裕貴君がこのほど、国立島根大学の生物資源科学部地域開発科学科に合格した。同校で8日、合格報告会で開かれ、宮國君は「大学では地下水や地下ダムについて研究したい。目標は地下水汚染問題に関わる研究者になること」と抱負を述べた。同校の国立大合格者は今年2人目。


 宮國君は環境班に所属。地下水保全活動に取り組み、第17回コカ・コーラ環境教育賞の次世代支援部門大賞などを受賞している。
 志望動機について宮國君は「3年間学んだ知識や技術を生かしたい」と語り、「先生の指導や仲間の支援、研究の基礎を作った先輩に感謝している」と述べた。

 合格の報告を受けた下地廣治校長は「本校にとって大変喜ばしいこと。大学で学業を深め、社会に貢献できる人間に成長してほしい」と期待を込めた。

 担任で環境班の顧問を務める前里和洋教諭は「環境班では湧水の採水やモニタリングを担当した。大学では多くの学友と競い合って、素晴らしい人材に育ってもらいたい」と語った。

 環境班の研究テーマは「小さな宮古島の100年後の『命の水』と『食』を守るプロジェクト」。サトウキビ収穫後の畑に日本そばを植えて、地下水汚染の原因とされる残留窒素を吸収させる研究を10年来続けている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月17日(火)9:00
9:00

泡盛の消費拡大狙う/沖縄国税事務所プロモーション

台湾富裕層対象に/鍾乳洞見学や試飲会   沖縄国税事務所は16日、大型クルーズ船の寄港に合わせた泡盛の消費拡大プロモーションを宮古島で初開催した。クルーズ船の乗客38人が酒蔵バスツアーに参加。城辺砂川の多良川を訪れて泡盛を貯蔵している鍾乳洞を見学した…

2024年9月14日(土)9:00
9:00

仙台からチャーター便

ツアー客123人来島/JTA   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する仙台-宮古チャーター便が13日、宮古空港に到着した。ツアー客ら123人が16日まで滞在し、宮古観光を満喫する。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!